金融戦国時代の終焉 歴史を研究すると、往々にして、「不思議なサイクルの存在」に突き当たることが多いのだが、具体的には、「文明法則史学の800年サイクル」であり、また、「暦の60年サイクル」などのことである。そして、現在、
本文を読む金融の執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(67)
著者: 本間宗究:本間裕アインシュタインの警告 かつて、アインシュタインは、「第三次世界大戦」に関して、次のようなコメントを述べたそうだ。具体的には、「第三次世界大戦でどのような兵器が使われるのか、私は知らない。だが、第四次世界大戦は石と棒によ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(66)
著者: 本間宗究:本間裕ECBの金融緩和 9月4日に、「ECB(欧州中央銀行)の追加金融緩和」が発表されたが、実際の内容としては、実に「空虚」なものであり、ほとんど「実質的な効果」を生み出さないものと考えている。具体的には、「政策金利を0.1%
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(65)
著者: 本間宗究政府と国民との我慢比べ 現在の日本では、「政府」と「国民」との間で、「我慢比べの相場」が起きているようだが、実際に、「政府」が行っていることは、「ゼロ金利政策」と「国債の買い支え」による「時間稼ぎ」と「問題の先送り」とも
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(64)
著者: 本間宗究日本の経常収支 8月8日に発表された「日本の上半期経常収支」については、大きな注意が必要だと考えている。つまり、マスコミでは、「原油や天然ガスの輸入増加が原因だった」と言われているのだが、内容を吟味すると、「製造業の空洞
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(63)
著者: 本間宗究アルゼンチンの債務不履行問題 今年の「7月」は「辛未(かのと み)」という暦であり、「1991年の暦」と「フラクタル(相似形)」の関係になっていた。そのために、「1991年の一年間の動きが、7月の一カ月間に、12分の1の
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(62)
著者: 本間宗究BISの警告 6月29日に行われた「BISの年次総会」の報告書を読むと、「BISの危機感」が、ひしひしと伝わってくるとともに、世界に対して、大きな「警告」を発しているようにも感じられた次第である。具体的には、「先進国の中
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(60)
著者: 本間宗究日本の衆愚政治 「兵庫県議の号泣事件」については、たいへん驚かされるとともに、「世界中に発信されたことにより、日本の恥を、世界に晒(さら)したのではないか?」とも思われるが、この点については、「いろいろな議会での野次問題
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(58)
著者: 本間宗究ECBのマイナス金利 6月5日に「ECBのマイナス金利」が発表されたが、この点には「大きな注意」が必要なようである。つまり、今回は、「民間銀行が、中央銀行に預け入れる法定準備預金」の「超過分」に対して「マイナス0.1%の
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(57)
著者: 本間宗究ドーマーの定理 最近、いろいろな経済学者から、「ドーマーの定理」について意見を聞く機会があった。つまり、「なぜ、日本の財政が破綻しないのか?」という理由として、この理論が引用されているのだが、具体的には、「プライマリーバ
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(56)
著者: 本間宗究米国の国防予算と集団的自衛権 現在、日本では、「集団的自衛権」を巡る議論が、活発に行われているが、国民の中には、「なぜ、今、この議論が必要なのか?」という疑問を抱く人も、数多く存在するようである。つまり、「東北の復興」や
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(54)
著者: 本間宗究日本の個人金融資産 現在、日本には、「約1570兆円」もの「個人金融資産」が存在すると言われている。そして、多くの人は、この資産の存在により、「日本の国力」や「財政の健全度」を強調しているようだが、「過去15年ほどの相対
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(53)
著者: 本間宗究異次元の超低金利 現在、世界の「10年国債金利」において、日本だけが、「異次元の超低金利状態」となっている。具体的には、「アメリカが2.5%台」、「ドイツが1.8%台」という状況でありながら、「日本は0.6%台」というよ
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(51)
著者: 本間宗究アメリカの債務上限問題 8月26日の「ルー財務長官による議会への書簡」を読むと、「米国の債務上限問題」は、きわめて危機的な状況に陥っているようである。具体的には、昨年末から実行されてきた「予算削減に関する非常手段」と引き
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(50)
著者: 本間宗究商品市場のデフォールト 現在、海外では、「商品市場における債務不履行(デフォールト)」が、大きな注目点になっている。具体的には、「シカゴ」や「ロンドン」などで、「現物の受け渡しができなくなる可能性」が指摘され始めているの
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(49)
著者: 本間宗究ナチスの金塊 日本では、麻生副総理の発言により「ナチス憲法」が話題になっているが、今回、驚かされたことは、「イギリス」においても「ナチスの金塊」が、大きな物議を醸しているということである。具体的には、今年の「7月1日」に
本文を読む2013.09.03 リーマンショックから5年 ―世界の銀行株はどこにいるのか―
著者: 半澤健市リーマンショツクから5年が経つ。 あの時私は大恐慌の再来だと思った。もうみんな忘れている。最近、米日刊紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』(『ニューヨーク・タイムズ』国際版、2013年8月31日~9月1日版)
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(48)
著者: 本間宗究加速する「金融のメルトダウン」 現在では、以前に言われた「金融のメルトダウン」という言葉が忘れ去られるとともに、「異次元の金融緩和」や「量的緩和の縮小」などに、人々の関心が集まっているようだ。つまり、「金融危機」の本質が
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(47)
著者: 本間宗究イタリア政府のデリバティブ 6月26日付の「英紙フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、「イタリア政府が、1990年代後半に金融機関と結んだ国債取引などのデリバティブ(金融派生商品)契約に絡み、80億ユーロ(約1兆20
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(46)
著者: 本間宗究借金まみれの経済成長 6月23日に、「BIS」という「中央銀行を統括する銀行」が衝撃的なレポートを発表したが、その題名は「先送りされた時間の有効活用」というものであり、内容としては、9ページにわたり、「2007年以降
本文を読むFRB議長発言で激しく動揺した世界の金融市場
著者: 岡田幹治月例世界経済管見 7 5月下旬に始まった世界の金融市場の動揺が、6月下旬に一段と激しくなった。米国で国債が売られて長期金利が急騰、株安・ドル高が進んで、影響が世界の市場に及び、とりわけ新興国で通貨と株価が急落した。先進
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(45)
著者: 本間宗究官軍から賊軍へ 歴史を紐解くと、「時の権力者」は、常に、「理論」や「宗教」などを利用することにより、「政治的な優位性」を保とうとする傾向があるようだ。あるいは、「権力」が発生するための必要条件としては、一般庶民が、「理論
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(44)
著者: 本間宗究弱気から強気への転換点 昨年の11月14日から、現在の強気相場が始まったのだが、過去のパターンから言えることは、「弱気が強気に転じるためには、約6か月の期間が必要だった」ということである。つまり、「下げ相場」において
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(43)
著者: 本間宗究ソドムとゴモラ 2月15日に起きた「ロシアの隕石落下事件」については、私の想定以上の意味を持っていたようだ。つまり、このことは、旧約聖書の創世記に出てくる「ソドムとゴモラ」を髣髴とさせるような出来事であり、また、「これか
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(42)
著者: 本間宗究金に対する全面攻撃 今年の2月は、「金(ゴールド)」に対する総攻撃が起きたようだが、具体的には、「マスコミ」による「ネガティブ・キャンペーン」が行われ、同時に、「大量の売り叩きが起きた」ということである。つまり、2月15
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(39)
著者: 本間宗究アメリカのプレッパーズ 最近、アメリカでは「プレッパーズ(PREPPERS)」と呼ばれる人の数が多くなっているようだが、この言葉は「将来の危機や混乱に備えようとする人々」のことを意味している。そして、彼らは、現在の「
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(35)
著者: 本間宗究2012年を振り返って 「2012年の相場」を振り返ると、結局のところは、「嵐の前の静けさ」の状況でもあったようだ。具体的には、「政治の混迷」が加速することにより、「国民の不安感」が高まったものの、まだ、「本格的な金
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(34)
著者: 本間宗究歴史のアナロジー 現在の日本は、「明治維新前夜」の状況と、よく似ているものと考えているが、歴史を尋ねると、往々にして、このような「歴史のアナロジー(類似性)」に遭遇するようだ。そして、「温故知新」という言葉のとおりに
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(33)
著者: 本間宗究野田首相の自爆テロ解散 11月16日に、野田首相が「衆議院の解散」を行ったが、このことは、「バカ正直解散」や「破れかぶれ解散」、あるいは、「自爆テロ解散」とも呼ばれているようだ。しかし、実際には、首相就任直後から危惧
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(32)
著者: 本間宗究赤字国債発行法案 最近では、「赤字国債発行法案(特例公債法案)」が、マスコミで大騒ぎの状態になっていたが、多くの国民にとっては「対岸の火事」の状態であり、内心では、「それほど大きな問題にはならない」とも考えていたよう
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