メール通信「昔あったづもな」第72号 天皇が退位されることになり、新しい元号が話題になっているが、ぼくはこの際、元号はやめて、西暦に切り替えたほうがいいと思う。元号で時代を考えるために、われわれの時代感覚は短い時間に限
本文を読む小澤俊夫の執筆一覧
戦争中の庶民のしたたかな姿
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第71号 安倍首相による締め付けがきつくなりつつある。だが、われわれ庶民はそう簡単に負けはしない。あの過酷な戦争中にも、したたかなおじさんやおばさんがいたのだ。そのリアルな姿の一端を、昔ばな
本文を読む安倍首相を退陣に追い込もう、日本の未来のために
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第69号 森友疑惑、加計疑惑の審議では、関係者に「記憶にございません」と答弁させた安倍首相一派。国民のほとんどが「裏があったに違いない」と思っているのに、これで隠しおおせたと思っている安倍首
本文を読む政局は揺れても、護憲の候補者・政党を守ろう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな通信」第68号 小池知事は打倒安倍政権かと見せて、実は自分たちが有力な補完勢力になりたいだけだったことがばれてしまった。哀れなのは民進党。前原を代表にしてしまったから、前原に党を消滅させる道を
本文を読む平和国家として生きるために克服すべきことがある
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第66号 前号で書いたように、日本が平和国家として生きる道を野党が具体的に提示しない限り、選挙での勝利はほとんど望めないと思う。平和国家として生き抜くためには、諸外国と平和的な強い結びつきを
本文を読む意味づけが変わった知覧特攻平和会館
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」62号 昔ばなし大学の「昔ばなしの言葉シンポジウム」第3回を鹿児島県国分で開いた後、約20年ぶり知覧特攻平和会館を訪問した。噂には聞いていたのだが、この平和会館の意味づけがすっかり変わってい
本文を読むメール通信「昔あったづもな」 第61号 ー 講演会「子どもたちに幸せな未来を」 -
著者: 小澤俊夫昨年国会で強行採決された「安保関連法」は、ついに施行されました。現在と将来の若者を戦争に駆り立てる準備が整えられつつあります。7月に予定されている参議院選挙では、自民・公明党に絶対に勝たせてはなりません。そのためには野
本文を読む開き直って「一億総活躍担当大臣」とは!
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第54号 彦根、相模、横浜そして田沢湖と昔話の研究会をしてきた。田沢湖では山は紅葉が始まっており、空は澄み渡り、湖水は真っ青ですばらしかった。だが安倍首相は内閣改造にあたり、「一億総活躍プラ
本文を読む戦争法案に賛成した議員を落とそうと呼び掛けよう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第53号 昔ばなし大学再話研究会で那覇に来ている。今、ホテルで参議院本会議を見ている。戦争法案は可決された。だが戦いはこれからなのだ。これまでの議論で、政治権力というものが如何に傲慢で、一方的
本文を読む拡散自由、拡げてください!
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第52号 安倍首相は「戦争法案」を強行採決しようとしている。絶対に許せない。一方で、安倍首相は教育支配を進めている。キリスト教教育のはずの同志社の中学で、育鵬社の教科書を採択し、それに抗議する
本文を読む世界遺産を蹴って町の生活を守ったドレスデン
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第51号 昔ばなし大学の「グリム童話研修旅行」のあと「東ドイツ文化の旅」に行ってきた。旅の最後はドレスデンだった。町の中央に壮麗なロココ様式の聖母教会が立っているのだが、この教会、実は先の大戦
本文を読む参議院で廃案に追い込もう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第50号 安倍首相は、議席数だけを頼りに強行採決をした。彼は、国会での審議が進むごとに支持が落ちてきていることに不安を感じたのであろう。新国立競技場の建設計画を修正することを、採決当日に間に
本文を読む若い女性が頑張り始めた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第49号 去る7月15日の夜、大阪の梅田で行われた緊急街宣アピールでの、寺田ともかさん(21)のスピーチです。友人が送ってくれました。素晴らしいので、通信第49号として皆さんに送ります。納得で
本文を読む言論弾圧と言論目つぶし ―週刊誌に注目
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづも」第46号 政権党である自民党は、選挙前にマスコミに対して公正な報道をするよう要請したかと思うと、安倍首相に媚びる若手議員やシンパが、沖縄の新聞はつぶせとか、マスコミを締め付けるにはスポンサーに
本文を読む戦争法案を通してはならない
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第45号 安倍首相は、国民の6割以上が“まだわからない“と言っているのに、強行突破をしようとしている。明白な憲法違反を違反でないと言い張り、具体的な戦場の場面はまともに説明できない。兵站基地
本文を読む安倍首相の幼稚な答弁と議論
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第44号 現在国会に提出されている「安保法制」諸案について、衆議院特別委員会と党首討論で、安倍首相は岡田氏や志位氏に、べらべらとしゃべりまくっている。だが質問に対して何ひとつ明確に答えない。
本文を読む政府の「戦争法案」は完全に憲法違反である
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第43号 衆議院の憲法審査会で、各党から推薦を受けた憲法学者たち三人が意見を述べたが、三人とも、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案は「違憲である」と批判した。しかも
本文を読むわれわれの魂を揺り動かす沖縄県民大会決議文
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第42号 去る五月十七日、那覇市で辺野古新基地反対の県民大会が開かれ、35000人の大集会になったとのことである。もともと自民党系だった翁長知事が先頭にたっての新基地反対運動なので、今や沖縄
本文を読む平和法案という名の戦争法案をつくる安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第41号 五月二十七日、うちにいられたので、衆議院特別委員会のテレビ中継の一部を見た。いくつかの野党の代表が安保法案への疑問を突き付けるなか、共産党の志位委員長の質問が最も鋭く、問題の本質をつ
本文を読むマスコミ支配に乗り出した安倍首相と自民党
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第40号 自民党が、4月にテレビ朝日とNHKの幹部を呼んで異例の事情聴取をした。NHKについては「クローズアップ現代」でやらせがあったという問題だが、自民党の真の標的はテレビ朝日であろう。
本文を読むアメリカとドイツとイギリスのジャーナリストからの安倍首相批判
著者: 小澤俊夫メール通信 「昔あったづもな」 第39号 日本のマスメディアは、安倍首相と現在の政府・自民党が外国からどう評価されているかについて、ほとんど報道していない。しかし実は、安倍首相たちが過去の歴史を無視し、自分に都合のいい
本文を読む教科書を支配しようとする安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」 第37号 教科書の検定作業において「尖閣諸島」や「従軍慰安婦」について、「政府見解」を取り入れた記述にするよう、文科省が各教科書会社に求めたとのことである。日本は、昭和の初めころから無謀な
本文を読む天皇・皇后ご夫妻の精いっぱいの意思表示
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第36号 天皇・皇后ご夫妻がパラオ群島に慰霊の旅をなされた。あの大戦中に少年時代を過ごされた天皇陛下が長年にわたって実行してこられた、慰霊の旅の一環である。 新聞報道によれば、天皇陛下は出
本文を読む「八紘一宇」という戦争中のスローガンが国会に現れた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第35号 自民党の三原という女性議員が国会で「八紘一宇」の精神が大事だと述べたと報じられた。ぼくは唖然としてしまった。「八紘一宇」とは、太平洋戦争中に、日本帝国主義者たちが、アジアへの侵略を
本文を読む自衛隊の文民統制を外すことの危険性
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第34号 安倍内閣は防衛省の組織を改編し、「運用企画局」を廃止して、「統合幕僚監部」が自衛隊の部隊運用を一元的に進める案を国会に提出している。部隊の運用は現在、文官である運用企画局長―同じく
本文を読む首相と閣僚の横暴な発言を許してはならない
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第33号 先日、予算委員会の審議をテレビで見ていたら、大臣の政治献金について野党委員が追及しているときに、安倍首相自身が「日教組、日教組」とヤジを入れていた。ぼくはあきれてしまった。一国の総理
本文を読む過去に目を閉ざす者は現在にも目を閉ざすことになる
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第32号 ヴァイツゼッカー元ドイツ大統領は、戦後四十年の節目に当たる一九八五年五月八日、当時の西ドイツ連邦議会で演説しました。その時、ぼくは大変感銘を受けて読んだ思い出があるのですが、「東京
本文を読む日本を「イスラム国」に敵として差し出した安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第31号 湯川遥菜さんと後藤健二さんが「イスラム国」によって殺害されました。 ぼくはこの「昔あったづもな通信」の第30号でも、小澤昔ばなし研究所発行の季刊誌「子どもと昔話」62号でも、集団
本文を読む『忘却に抵抗するドイツ―歴史教育から「記憶の文化」へ』(岡裕人著、2012年、大月書店)
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第29号 都合の悪い過去を消しさろうとあがく日本と、強制収容所などを保存し、公開しているドイツとの違いは、ぼくにとって大きな問題なのだが、この本は、ずばりその問題を在独20年の日本人歴史学者
本文を読むナチスが政権を掌握していったプロセスと似てきた
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第28号 総選挙の結果、共産党が8議席から21議席に飛躍したことは注目に値する。反原発、集団的自衛権の発動反対、特定秘密保護法の廃案、憲法改悪反対を明確に主張する政党が、小政党とはいえ、これだ
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