明治大学国際労働研究所 講演会のお知らせ 2021年2月のミャンマー国軍によるクーデターから1年が経った。この民主政権破壊に対して非暴力不服従抵抗運動を展開している市民に対して国軍は残虐な弾圧と情報管理を行っている。労働
本文を読む石井知章の執筆一覧
中国における「普遍的価値」と近代――M.ウェーバーと丸山真男を媒介にして
著者: 石井知章はじめに 中国の「市民社会」論とは、現存する「社会主義」の問題を考えるうえでの「理念型」(M・ウェーバー)的指標となっており、グローバルな視野での「市民社会の復権」として提起されている。いいかえれば、現代中国の「市民社
本文を読む子安宣邦『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社、2012年)をいかに評価すべきか ――竹内好と吉本隆明の言説の間で
著者: 石井知章1. なぜ本書が日本ではなく、中国で評価されるのか 子安宣邦『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社、2012年)が中国語に翻訳され、『近代日本の中国観』(生活・読書・新知三聯書店、2020年)として出版されたという
本文を読む10月5日現代史研究会(「廣松渉没後25年」記念研究会):「〈近代の超克〉新論」
著者: 研究会事務局日時:10月5日(土)1:00~5:00 場所:明治大学駿河台校舎・研究棟第9会議室 テーマ:「〈近代の超克〉新論」 講師:小林敏明(ライプチッヒ大学名誉教授) 司会:石井知章(明治大学教授) 参考文献:廣松渉著『「近代
本文を読む講演会:「1920年代の猪俣津南雄――日本資本主義論争批判序説」(龍井葉二)
著者: 石井知章講演会開催のお知らせです。 明治大学現代中国研究所では、龍井葉二氏(元連合総研・副所長)をお招きし、「1920年代の猪俣津南雄――日本資本主義論争批判序説」と題し講演会を開催します。 龍井氏の講演に続き、福本勝清氏(明治
本文を読む国際シンポジウム開催のお知らせです:六四・天安門事件を考える「民主化はなぜ挫折したのか」
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所では、六四・天安門事件から30周年を迎える本年6月1日、明治大学において下記の国際学術シンポジウムを開催いたします。ご関心をお持ちの皆様、どうぞご参加ください。 《六四30周年シンポジウム開催概要》
本文を読む講演会:「中国社会に拡がりつつある労働問題――広東省の労働政策とその意味について」
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所では韓国聖公会大学人文学部中国学科教授の張暎碩氏をお招きし、「中国社会に拡がりつつある労働問題――広東省の労働政策とその意味について」と題する講演会を開催致します。 場所:明治大学駿河
本文を読む出版記念講演会 『ストする中国 非正規労働者の闘いと証言』
著者: 石井知章出版記念講演会 『ストする中国 非正規労働者の闘いと証言』 95年労働法施行、2000 年WTO加盟、2008 年労働契約法施行などが進められ、ついには「世界の工場」からアメリカに次ぐ大国に成長した中国。この「世界の工場
本文を読むなぜ文化大革命は過ぎ去らないのか――日本の「進歩的」中国研究者の「結果責任」を問う(その2 )
著者: 石井知章7.文化大革命における知識人と「ゴロツキ」の役割 こうした中国の知識人に対する数々の政治的迫害・抑圧について研究してきた斐毅然(元浙江財経大学教授)は、中国が克服すべき「社会的基礎」として、ソ連で行われたスターリンの大粛
本文を読むなぜ文化大革命は過ぎ去らないのか――日本の「進歩的」中国研究者の「結果責任」を問う(その1)
著者: 石井知章*長文ですので、著者のご了解のもと、二回に分載いたします。註は、次回に一括して掲載いたします。(編集部) はじめに 1966年5月から1976年10月まで続いた「文化大革命」について徐友漁は、「理想的な社会の実現というス
本文を読む三十周年プレ・シンポジウム「六四・天安門事件を考える」
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所では、来年6月、米国コロンビア大学の著名な六四・天安門事件研究者であるアンドリュー・ネイサン(Andrew Nathan)教授、張博樹客員教授の両氏をお招きし、「六四・天安門事件三十周年記念シンポジ
本文を読む9.18(火)講演会「変革:労働組合の改革と労働運動~深圳市総工会の社会的対話プログラムをベースに~」
著者: 石井知章講師:劉剣氏(Liu Jian) Social Accountability International (SAI) 中国代表 司会:石井知章(明治大学商学部 教授) 【開催日時・会場】 2018年9月18
本文を読む講演会:『香港雨傘運動と「一国二制度」の将来』
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所は来る6月24日(日)、雨傘運動のリーダーの1人である香港中文大学の周保松副教授をお招きし、講演会「香港雨傘運動と<一国二制度>の将来」を開催致します。ご興味のある方はぜひご来場ください。入場無料/
本文を読む中国革命宣伝画展のお知らせです:<主催>明治大学現代中国研究所(白水社後援)
著者: 石井知章中国革命宣伝画展のお知らせです。 明治大学現代中国研究所は昨年8月に刊行した石井知章・鈴木賢 編著『文化大革命――〈造反有理〉の現代的地平』(白水社、2017年)の連動企画として、以下の要領で中国革命宣伝画展を開催致しま
本文を読む国際学術シンポジウム ————現代中国のリベラリズム再考————
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所主催 日時:7月30日(日)午前9時半から(事前予約不要、入場無料) 会場:明治大学駿河台校舎グローバルフロント1階グローバルホール 司会:鈴木賢(明治大学法学部教授) 通訳:及川淳子(桜美林大学グ
本文を読む第3回日中雇用・労使関係シンポジウム――非正規時代の労働問題――(第三届劳动关系与劳工问题日中学术研讨会――非正规雇佣时代的课题)
著者: 石井知章明治大学現代中国研究所主催、明治大学労働教育メディア研究センター後援 会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1012教室(5月20日) 明治大学グローバルフロント・グローバルホール(5月21日) (1日目と2日目の会場が
本文を読む明治大学現代中国研究所主催・勉誠出版後援
著者: 石井知章石井知章・緒形康・鈴木賢編著 『現代中国と市民社会――普遍的《近代》の可能性』(勉誠出版) 出版記念シンポジウム https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/04/9a094
本文を読む文革とは何だったのか――文化大革命50周年シンポジウム
著者: 石井知章文革がいったいなんだったのかを問うということは、けっして過去のことがらではない。たとえば、数年前の重慶事件での薄熙来の政治手法とは、明らかに文革のそれを真似たものであったし、その政治勢力が排除されたように見え、新たに成立
本文を読む柄谷行人と「帝国」論の隘路 ――ウィットフォーゲルとマルクスの間で(下)
著者: 石井知章8.中国革命と「アジア的復古」 旧帝国で起こった二〇世紀の代表的革命が中国の革命であるが、柄谷にとって「高次の回復」の意味で重要なのは、「近代的」国民国家を目指した孫文の「辛亥革命」ではなく、ここでもまた、それとはまった
本文を読む柄谷行人と「帝国」論の隘路 ――ウィットフォーゲルとマルクスの間で(中)
著者: 石井知章4.交換様式と世界システムの隘路 そもそも柄谷によれば、社会構成体が複数の「交換様式」によって形成されているということは、あくまでもそれが一つの社会構成体であり、かつ現実には単独で存在するのではなく、他の社会構成体との関
本文を読む柄谷行人と「帝国」論の隘路 ――ウィットフォーゲルとマルクスの間で(上)
著者: 石井知章「わがヨーロッパの反動派が、すぐ目の前に迫っているアジアヘの逃亡のさい、ついに万里の長城にたどりつき極反動と極保守主義の堡に通じる門前にたったとき、門の上に次の文字をみないと誰が知ろう――中華共和国・自由、平等、友愛」(
本文を読む6・23:中国リベラリズムの論客 栄剣氏 学術講演会
著者: 石井知章(入場無料、事前登録不要) タイトル : 過去30年における中国知識人の思想状況 日 時 : 2016年6月23日(木)、午後6時半~8時半(開場:午後6時) 場 所 : 明治大学駿河台校舎リバティータワー8階 1084
本文を読む9・8明治大学現代中国研究所第2回公開セミナー 「現代中国社会はどこへ向かうのか?」
著者: 石井知章日 時 : 2015年9月8日(火) : (18:00開場) 18:30 ~ 20:30 場 所 : 明治大学(千代田区神田駿河台)、リバティタワー11階(1116号教室) http://www.meiji.ac.jp/
本文を読む重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(下)
著者: 石井知章https://chikyuza.net/archives/23836より続く。 4、鄧小平と趙紫陽の政治改革の今日的な意味 今回の重慶事件が示すように、仮に部分的にであったとしても、毛沢東主義という名の中国の「伝統」
本文を読む重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(上)
著者: 石井知章はじめに 最近、日本では報道される機会がめっきり減ったものの、今回の薄熙来の解任でいわゆる重慶事件の真相のすべてが明らかになったわけでなければ、中国のトップリーダーたちの間で繰り広げられてきた権力闘争に、最終的な幕が下
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