青木茂雄の執筆一覧

学習指導要領の暴走を止めよう!(4)

著者: 青木茂雄

 高校で学習する内容は一国の基礎的素養を形作っている。今回の学習指導要領改定のねらいは、その基礎的素養を大きく改変することである。まさに文科省の官僚が言うように「本丸は高校」なのである。       高等学校新学習指導要

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「学習指導要領」の暴走を止めよう! (3) 「前文」を付された、「総則」の抜本改定は何を意味するのか? ―「中学校学習指導要領」(2017年3月告示)の批判的検討② ―

著者: 青木茂雄

2018年3月に、前年の小中学校に続いて高等学校の新学習指導要領が改定公示された。教育基本法改悪以後、2度目の学習指導要領改定で、明らかに改悪である。詳細についての批判的検討と、対応策の提起が必要であるが、まずは昨年(2

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「学習指導要領」の暴走を止めよう! (2) 「前文」を付された、「総則」の抜本改定は何を意味するのか? ―「中学校学習指導要領」(2017年3月告示)の批判的検討① ―

著者: 青木茂雄

2018年3月に、前年の小中学校に続いて高等学校の新学習指導要領が改定公示された。教育基本法改悪以後、2度目の学習指導要領改定で、或る意図に基づいた明らかな改悪である。今度の改定の特徴を一言で言い表せば、2006年の改悪

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「学習指導要領」の暴走を止めよう! (1) 新「高等学校学習指導要領」の根本的問題点

著者: 青木茂雄

2018年3月に、前年の小中学校に続いて高等学校の新学習指導要領が改定「告示」された。教育基本法改悪以後、2度目の学習指導要領改定で、大改悪である。 今度の改定の特徴を一言で言い表せば、2006年の改悪教育基本法のねらい

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《教育委員会制度》解体は何をめざすか(下)   ― 徹底批判、安倍「教育再生」と「中教審答申」―

著者: 青木茂雄

1.《教育委員会制度》解体をめざす安倍「教育再生」 2.安倍「教育再生」の中の「教育委員会制度改革」 3.中教審のスピード審議と2つの報告 4.首長権限を強化する『中教審答申』の問題点   (以上、3月号) 5.最悪の改

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《教育委員会制度》解体は何をめざすか (上)   ― 徹底批判、安倍「教育再生」と「中教審答申」―

著者: 青木茂雄

1.《教育委員会制度》解体をめざす安倍「教育再生」   2013年12月6日に、盛り上がる反対の声をよそに、強行採決により「特定秘密保護法案」を「成立」させた右翼安倍政権は、「宿願」の「靖国参拝」を果たしたのち

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ハシズムは公務員労働組合の殲滅と、日本のあらゆる労働運動潰しを狙っている  ― 大阪市の「職員の政治的行為の制限に関する条例」など三条例の驚くべき内容 ―

著者: 青木茂雄

一.すべては2011年11月27日に始まった 2011年11月27日、あの大阪のダブル選挙の日の夜、その類い稀なる扇動力( それは白を黒と信じ込ませる能力にほかならず、宗教的な扇動者か職業的な詐欺師の能 くする所である)

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ハシズム批判(2) とんでもない条例が大阪市議会で可決された

著者: 青木茂雄

 大飯原発再稼働問題で世情は揺れている。チェルノブイリ事故がソビエト政権崩壊に連なったのと同様の事態が日本でも生じるのだろうか?  原発と消費税増税で世情が揺れている間に、メディアではあまり注目されていないが、橋下市政下

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ハシズム批判(1)大阪府の3条例(教育行政基本条例・府立学校条例・職員基本条例)の危険な内容

著者: 青木茂雄

大阪府の3条例(教育行政基本条例・府立学校条例・職員基本条例)の危険な内容 1.“橋下徹”という現象 “橋下旋風”が吹き荒れている、という。どうもそうらしい。もし、近々に国政選挙があるならば“維新の会”という得体の知れな

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八重山地区教科書採択から見えてきた教科書採択制度の問題点

著者: 青木茂雄

  2011年の中学校社会科教科書採択は、つくる会系育鵬社版の歴史・公民教科書がシェアを大きく伸ばした。その間の事情については、巨大採択地区横浜市の例を中心に昨年の11月号で報告した。今回は、八重山地区の教科書採択問題を

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