2020年2月1日 大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 87号 学長 倉光弘己
- 2020年 2月 3日
- 催し物案内
- 大阪自由大学池田知隆
- 「連続講座「新・大阪学事始」を開講中です。
- 井上章一講演会「『大阪的』ってな~に!?」
- 2月〈なにわ古代史3〉―「継体天皇の時代~今城塚古墳(高槻)から探る~」
- 特別講座 「なにわ歳時記~三月節供と雛祭り~」
- 3月講座 「モダン大阪の面影」
- スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る(その3)―」
- 「道浦母都子の短歌塾」
- 読書カフェ(案内人、三室勇さん)
- 連続講座「東アジアを考える」
- NEW!!「伝わる文章教室~体験と想いを言葉に~」第6期
これからの大阪をどのように考え、つくりあげていけばいいのでしょうか。大阪の
歴史、文化をみつめながら、大阪のビジョンを描いていきたいと思っています。
☆2020年の「新・大阪学事始」
大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか? 芸人顔負けのおばちゃん、アンチ巨人
の熱狂的阪神ファン、ドケチでがめつい商売人……。これらは東京のメディアが誇張
し、大阪側も話を盛ってひろがった、作り物の大阪的イメージだ。『京都ぎらい』の
著者が、紋切型の大阪像をくつがえす。(著書『大阪的』(幻冬舎新書)の紹介文か
ら)
3月24日(火)18:30~20:00
講師 井上章一さん(国際日本文化研究センター教授)
会場:上田安子服飾専門学校本館ホール
(大阪市北区芝田2-5-8、JR大阪駅、阪急梅田駅から徒歩4分)
定員:60人。参加費は各1000円
*参加希望者が定員を超えたため受け付けを終了しています。
巨大古墳の終幕とともに6世紀初め突如として登場した継体天皇。樟葉宮(枚方)
での即位後、25年のうち20年を淀川・木津川沿いに宮を構えた。その陵墓を宮内庁は
太田茶臼山古墳(茨木市)とするが、古文書や発掘調査から研究者の多くは今城塚古
墳を真の継体陵と考える。今城塚から見えてきた継体時代とは。長年、今城塚古墳の
発掘調査にかかわってきた森田・特別館長に語っていただきます。
講師:今城塚古代歴史館特別館長・森田克行さん
(1)2月4日=異色の出自と即位―なぜ今城塚が真の継体陵か
(2)2月18日=日本の兵馬俑―出土した埴輪群の解読
(3)2月25日=磐井の乱と朝鮮派兵―船絵が語る水運事情
(いずれも火曜日、午後2時~3時半)
会場は淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋橋
駅13番出口から南へすぐ)
定員各35人、参加費各1000円(資料代など)
年中行事として、深く根を下ろしている三月の節供。私たちは、雛人形を飾り、桃
の花や白酒・ひし餅を供えます。このような雛祭りは、いつ始まったのでしょうか、
大阪ではどのような雛祭りが行われているのでしょうか。三月節供の風習や関連する
行事などを紹介いただきます。
また、この時期には、芝川ビルなどを会場に「船場のおひなさま展」(2月27日~
3月 3日、観覧無料、船場博覧会実行委員会主催)が開催されます。あわせて、お
楽しみください。
講師 澤井 浩一 さん(大阪歴史博物館 学芸員)
開催日時 2月27日 木曜日(火曜日ではありません。ご注意ください。)
14:00~15:30
会場 淀屋橋マスターズ情報館
参加費 1,000円(定員30人)
大正後期から昭和初期にかけて、大阪は東京を凌ぐ東洋一の商工都市として「大大
阪」と呼ばれました。そして、その豊かな経済力によってモダンで活力ある文化が開
花し、建築や橋梁などの建造物には、新しい構造や華やかなデザインが採り入れられ
ました。その多くが造られた中之島、北浜、船場一帯の、往時の面影を残す建築を通
して、近代大阪の歴史を辿ります。
講 師 船越 幹央 さん(地方独立行政法人大阪市博物館機構 学芸員)
開催日時
第1回:3月 3日(火)「中之島の建築を巡る」
第2回:3月10日(火)「船場の建築を巡る」
第3回:3月24日(火)「東横堀の橋を巡る」
いずれも 14:00~15:30
会場 淀屋橋マスターズ情報館
参加費 1000円(定員30人)
スポーツは、時代相を色濃く反映して普及しました。それぞれ流れの中で、スポー
ツはどのように生きながらえたのか。今年も引き続いて時代と共に歩んできたスポー
ツの秘史に焦点を当てて行きます。
講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)
・2月13日甲子園球場の文化性
・3月12日中等学校野球の先鞭をつけた関西学生大会
・4月9日好球生の正体―野球渡来秘史
・5月14日大阪でも行なわれた東京五輪
・6月11日閉会式を変えた東京五輪
・7月9日元大学生も出場した前甲子園秘史
・9月10日戦後復興とマラソン
・10月8日戦後初試合の探求
・11月12日大相撲、昭和20年の本場所
・12月10日ラグビー校のエリス神話
開催時間は18:30~20:00
会場はおおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、セントピア御堂筋本
町(旧カネセビル)2階 地下鉄本町駅3番出口より徒歩1分)。定員40人、参加
費 各回1000円
隔月土曜日開催。次回は4月11日(土)14:00~16:00
上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)
(大阪市北区中津1-7-21。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より徒歩す
ぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。
参加される方は、次回は題詠「式」と自由詠1首の計2首を事前に提出してくださ
い。次回に取り上げる歌人は「永田和宏」です。
原則 偶数月の第2土曜日に開催しています。
2020年2月22日(土)17:00~18:30 北浜教室
次回の読書カフェは、多湖 淳『戦争とは何か 国際政治学の挑戦』(中公新書
2020年1月刊、800円+税)をとりあげます。
科学としての戦争と平和、科学としての国際政治学を紹介する本と聞き、耳を疑っ
たが、興味もわいた。戦争と平和について、理論とデータを用いて科学的な分析を行
うもので、欧米における国際政治学では主流派のアプローチだという。戦争の発生リ
スクをデータ解析によって予測する研究なども紹介されている。
(出版社の紹介文)
「戦争の原因には何があるのか」「国際介入の効果とは」「民主主義と平和は関係が
あるのか」「戦争を予測することは可能か」……。本書は、国際政治学の最前線の成
果を生かして科学的に国家間戦争や内戦を論じ、多くの疑問に答える。そして緊張を
増す東アジアの現状を踏まえ、日本の安全保障などの展望も示す。歴史やイデオロ
ギーから一定の距離を置き、データ分析から実証的に国際情勢と戦争の本質に迫る試
み。
ただいま企画中です。
自分の中で眠っていた想いや出来事を言葉で表すことで、新たな自分に出会ってい
く。そんな文章づくりに新聞記者OBたちと取り組んでみませんか。
①毎回、講師陣が課題を提示。800字前後にまとめて次回までに提出。
②講師陣が全ての作品を添削。教室で受講者による合評と講師による講評。
③講座終了後、各自の作品集「マイ冊子」を編集、製作(希望者、実費)
講師
元朝日新聞社会部記者 安村俊文
元毎日新聞論説委員 池田知隆
元毎日新聞編集委員 玉置道夫
開催日は3月7日~7月18日までの第1・3土曜日14:00~16:00
会場は「おおさかシニアネット」(大阪市中央区本町3-5-5、セントピア御堂筋本町
(旧カネセビル)2階=地下鉄御堂筋線本町駅3番出口を出て本町交差点を東へす
ぐ)
定員8人(先着。申し込みの際、年齢を明記)。
参加費は5カ月計10回分(通期)2万円
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大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、い
まの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、
ご提案をお寄せください。
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大阪市中央区平野町2-2-9 ビルサライ701号(〒541-0046)
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