辺野古・大浦湾「ホープスポット」認定記念 セミナー&映画「ZAN〜ジュゴンが姿を見せるとき」上映会 〜安部真理子さんに認定までの経緯を聞く〜
- 2020年 2月 3日
- 催し物案内
- Nohira安部真理子沖縄県名護市辺野古・大浦湾の海
2019年10月、沖縄県名護市辺野古・大浦湾の海の素晴らしさと、それを守ろうとする人々の努力が認められ、辺野古・大浦湾一帯が日本初の「ホープスポット」(希望の海)に認定されました。
この海には天然記念物のジュゴンが棲み、絶滅危惧種のウミガメ類が産卵のために上陸します。チリビシのアオサンゴ群集、サンゴ礫が付着して成長する鍾乳洞など、貴重な自然が数多く残されています。一方で、米軍の新基地建設工事が進み、貴重な自然や生き物たちとそのすみかが脅かされています。
「ホープスポット」とは、世界的に有名な米国の海洋学者シルヴィア・アール博士が2009年に立ち上げたプロジェクトで、世界で最も重要な海域を設定して”保護の網”をかけることを実施し、現在は世界で約110カ所以上が認定されています。このセミナーでは認定までの経緯と辺野古・大浦湾の現状を、登録に中心的な役割を果たした日本自然保護協会の安部真理子さんから伺います。
当日は、安部さんも出演したドキュメンタリー映画「ZAN〜ジュゴンが姿を見せるとき」(2017年、73分
http://zanthemovie.com/ja/home-japanese-2/ )
を上映します。地域の人々の思いや活動を知ると同時に、認定の決め手の一つとなったアオサンゴや生き物たちが育む美しい海の映像をお楽しみください。
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【概要】
日時:2020年2月5日(水)18時半〜20時半 (18時15分開場)
場所:ピースポート東京センター
東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1
https://peaceboat.org/wordpress/wp-content/uploads/2015/03/access_tokyo_180613.jpg
講師 安部真理子(日本自然保護協会 自然保護部 主任)
参加費:一般1000円、学生500円(ワンドリンク付き)
共催:辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク、公益財団法人日本自然保護協 会、ジュゴン保護キャンペーンセンター
協力:ピースボート
問い合わせ先:ピースボート事務局 Tel:03-3363-7561
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安部真理子さんプロフィール
日本自然保護協会 自然保護部 主任。2010 年4 月より沖縄・奄美の問題や日本の沿岸管理の問題を担当している。1997
年に日本国内でのリーフチェック立ち上げ、コーディネーターをつとめている。
大学、大学院にて生物学と生化学を専攻。WWF ジャパンに 8
年間勤務。その間の1998年に初めて辺野古のサンゴ礁のリーフチェックをするために潜る。その後、サンゴ礁について勉強するためにオーストラリアのジェームズクック大学院修士課程に留学し、続いて琉球大学博士課程にてアザミサンゴの多様性に関する研究で博士号(理学)を取得。2010年に現職につき、同年4
月より沖縄や奄美大島の海の問題、日本の沿岸管理の問題を担当。
沖縄リーフチェック研究会会長、沖縄県サンゴ礁保全推進協議会理事、ラムサール・ネットワーク日本事務局次長。著書に『安倍政権は、どうして沖縄をいじめるのか!
~ 沖縄第三者委員会報告書を読み解く』(七ツ森書館、共著)、『翁長知事の遺志を継ぐ
辺野古に基地はつくらせない』(自治体問題研究所、一章を執筆)
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