『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』への時代』の書評が増えました。(付書評一覧)
- 2020年 3月 8日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
拙著『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代』は、2018年12月28日に刷り上がり、2019年1月9日が発行日でした。“歌壇”でとりあげられることはあまり多くなかったのですが、『短歌往来』では、小石さんが「2018年のベスト歌集・歌書」として、糸川さんが「2019年のベスト歌集・歌書」として紹介、江田さんは同誌の「評論月評」で2回にわたり批評されました。また、斎藤史についての著書を持つ寺島さんからは、二誌において、丁寧な批評をいただきました。また、斎藤史は、父斉藤瀏と創刊した『短歌人』を離れて『原型』を創刊するのだが、その『短歌人』同人の斎藤寛さんからも書評をいただきました。『図書新聞』では、数年前に小論争らしきものをした吉川さんが書かれているのでびっくりしました。今年になって、二方の書評が発表されました。皆さんには、資料部分も多い拙著を丁寧に読んでいただき、紹介や書評をしてくださいました。あらためて深くお礼申し上げます。
・5月18日、「斎藤史」について報告することになりました。付・書評・紹介一覧〈2019年4月26日〉
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2019/04/post-d89e33.html
なお、昨年、上記の記事にも、書評リストを付記しましたが、あらためて、以下、最近のものを含め再掲します。
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・会澤清:紹介『斎藤史『朱天』』から『うたのゆくへ』の時代』 (ちきゅう座 2019年1月14日)
・紹介『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代』 (日本古書通信1075号 2019年2月)
・江田浩司:評論月評第6・7回 (『斎藤史『朱天』』から『うたのゆくへ』の時代』に触れて) (短歌往来 2019年3月・4月)
・小石雅夫:50人に聞く2018年のベスト歌集・歌書(3冊内の一冊として) (短歌往来 2019年3月)
・今井正和:歌壇時評29 (くれない 2019年2月)
・吉川宏志:書評・言葉によって自己の人生を染め替えようとする意識~なぜ歌人・斎藤史は言葉を変えたのか
(図書新聞 2019年4月6日)* 末尾に掲載の「一葉社」のホームページからもご覧になれます。
・田中綾:書棚から歌を (北海道新聞 2019年4月28日)*三浦綾子記念文学館田中綾館長特設サイト「綾歌」からもご覧になれます。 https://www.aya-kancho-hk.jp/?page_id=32
・寺島博子:書評・ゆるぎない視座 (現代短歌新聞 2019年5月5日)*
・斎藤寛:書評・「私」語りの再審(うた新聞 2019年7月10日)
・阿木津英:紹介「上半期の三冊」(3冊内の一冊として)(図書新聞 2019年7月10日)*
・寺島博子:書評・深淵に望む眼差し(歌壇 2019年8月)
・(八):新刊紹介・斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代(女性展望 2019年11-12号 701号 2019年11月)
・篠弘:「私が選んだ今年の歌集」(2019年発行歌集・歌書7冊内の一冊として)(毎日新聞 2019年12月23日)*
・糸川雅子:「2019年のベスト歌集・歌書」紹介(2冊内の一冊として)(短歌往来 2020年3月)*
・小林美恵子:書評・斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代(社会文学 51号 2020年3月)
上記、*を付したものは、出版元「一葉社」の下記のホームページでご覧になれます。
https://ichiyosha.jimdo.com/齋藤史-朱天-から-うたのゆくへ-の時代/
初出:「内野光子のブログ」2020.3.6より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2020/03/post-339ae8.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://chikyuza.net/
〔opinion9516:200308〕
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