テント日誌7月15日版
- 2021年 7月 18日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 飲み屋潰してコロナ蔓延させて、オリンピック開催への怒り。
- 老朽美浜原発の再稼働で事故が心配。
- 非化石電源比率口実の原発推進、非化石電源取引市場の誤魔化し。
- 品川の羽田空港新ルート反対運動。
- 緊急事態宣言下でもオリンピックを開催する菅政権糾弾。
- エネルギー基本計画で原発温存を目論む経産省・資源エネルギー庁。
- 原発問題を計算できない経産省、いい加減に原発止めろ。
- オリンピックやめろをも訴える安倍・菅政治を糾弾する会(12日夕)。
- 3.18水戸地裁判決を受けIAEA深層防護第5層問題を問う院内ヒアリング集会(13日午後、参議院)。
経産省前テントひろば1807日
女性陣の手際の良さに関心した 7月9日(金)
経産省前に到着するとレジェンド斎藤さんとイロハネットのYさんの2人が到着していた。私は用事を2つ済ませて再び正門前まで行くとセッティングがほぼ終了していて、女性陣の手際の良さに感心した。Oさんからのメールで渕上さんの本の出版記念のイベントについてイロハの人々にも声を掛けてほしいとのことだったので、少し話し合った。9月ぐらいに開こうという意向のようだが詳しくはこれから検討する。イロハの人々も協力はやぶさかではないが企画の段階からの参加については渋っていた。
座り込みを開始した頃はほとんど雨が降っていなかったのだが、時折、小雨がぱらついて傘を出したりしまったりだった。そんなにたくさん降られなかったのは良かった。
座り込みの参加者は当番のイロハネットの5人と私、斎藤さん、Hoさんの8人でスタートしたが、2時頃から人が増え始め、Eさんや横浜のOさん吉良よし子サポーターの2人の12人になった。3時になって下駄のKさんがやって来たと同時にイロハの人々はミーティングに行ったので空席の椅子が目立つようになった。
4時から文科省前の抗議行動に参加した。折角非常事態宣言が明けて、マイク使用になり本格的に再開できたのに、来週からまた、サイレントスタンディングになると言う。菅政権のコロナ対策のおそ松さがこんなところまで影響するなて腹立たしいものだ。 (S・S)
汚染水を海に流すな、オリンピックやめろ 7月9日(金)
久しぶりに登場したMiさん、私に「太ったな、私と変わらなくなった」と話し込む(ダイエットを考えなくては)。ベトナム戦争の末期に横浜港から積み出されようとした戦車の輸送を止めたたたかい、プルトニウム輸送反対行動、…と興味深い闘争歴史の話がつきない。
小雨になって17時から抗議行動。コールや歌の合間に次のアピール。
雨の中での片づけでハプニングが起こったが、無事に座込みと抗議行動を終了。 (K.M)
五輪を強行することしか頭にはないのか 7月10日(土)
久々に青空を見た。空の色を忘れていた。さすがに今日は暑い。雨のほうが良かったかな。
〇「先手先手」というけれど
何もせん・・・て。真剣白刃取りでいうと頭で受けてからおもむろに手をあわせるような。スプラッターな例えで御免なさい。
〇コロナに打ち勝つ
コロナの感染を抑えることではない。とにかく五輪を強行すること。台風直撃でも外に出ようみたいな。
〇Twitter(ツイッター)より 原のりこさんのリツィート
断言することは筋違いの暴力…すごく大事なことだと思った。この記事を多くの人に読んでもらいたいです。
「他人や世間の目でしか生きられなくなる。で、人生が狂う。その症状として痩せが起きたり、その痩せの反動で過食発作が出る。それを自分の意思でとめられないから病気なんだよ」ここに少しのヒントがあることを願う…
https://twitter.com/haranoriko0917/status/1414744882367787010
記事はこちら
https://www.wakasan-ed.com/entry/diary/210712
(O・O)
梅雨明けで暑さがやってきたのか 7月11日(日)
都心は午後から雷雨という予報が出ていたのですが、15時までは降らずに保ちました。暑くて、そしてミンミンゼミがよく響く声でミーン!ミー7ン!と鳴き始めたのが「夏だなあ!」という気分を盛り上げます。
ミャンマーの運動に連帯して三本指を上げる挨拶(リスペクトと連帯を表す合図のようなもの)は、数年前に世界的に流行った小説「ハンガーゲーム(The Hunger Games)」からきているのだそうです。たしかに、人々が圧政に抵抗して次々と三本指の合図の手を上げていくシーンは感動的です。命懸けの連帯の合図なのですから。そしてこういう小説がベストセラーになる時代そのものが、すごいことだと思います。
日曜日の写真はツイートを見て下さい。また藤原さんも別個に写真をアップしてくださると思います。よろしくお願いします。 はしゆき
ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(365日座り込み) 梅雨の合間の好天、朝から日差しが暑い。でも都心は夕方雷雨の予報らしい。写真を撮るポーズは三本指を立てて。暑い。汗がダラダラ。でもウイークデーは経産省正門前、西日がモロに当たるからもっと暑いんだよ!今アイスキャンディーの差し入れ、きゃー嬉しい! https://t.co/pW59Y39RFQ https://twitter.com/keroppu8649/status/1414090516346462210?s=20
「反貧困ネッワーク」の集会に行きたかったが 7月12日 (月)
雨雲レーダーによると午後4時ごろから雨が降るという予報なので雨対策をして経産省前へ出かけた。経産省前にはすでに高級自転車のÝさんが我々を待っていた。その後まもなく他の担当者も来たので準備は順調に進んだ。準備している間にレジェンド齋藤さんも来られた。
「反貧困ネットワーク」による院内集会が午後1時から衆議院第一議員会館前で開かれるとのメールを昨夜受け取った。座り込みと同じ時間だからいけないが、格差社会で生きづらくさせられている人々はコロナ禍で益々追い詰められて「死にたい」「死ぬ前にメール送った」などの切実な声をネットワークに送って来るのでその対応に忙殺されているとのこと。ガースーは二言目には「人々の命と健康を第一に」というが言葉だけで何もしない!若い人の自殺が増えているという報道もよく聞く。何とかしなくてはいけない。次回には参加していきたいと思います。
3時半ごろ田中さんが来られて、20ミリシーベルトという高線量の環境での生活を余儀なくされた南相馬市小高区の人々が起こした裁判の判決があり「南相馬の人が負けた」と報告された。現地を見ないで政府に忖度した判決を出して自己保身にきゅうきゅうとしている裁判所には救いがない!もっともっと声を大きくしていかなくては。(保)
Windows 10 版のメールから
原発コストの見直しに着手した(?) 7月13日(火)
出かける前に、経産省前でいつも一緒に座っているOさんから今日は行けないとの電話を受ける。今週いっぱいで梅雨も明けそうだ。12時過ぎから常連メンバーにIさんの参加を得て座り込みを開始する。
今日の新聞は経済産業省が10年後のエネルギー政策を巡って原発コストの見直しに着手したという報道。日経新聞によれば、太陽光発電の2030年時点のコストが1キロワット時あたり8円台前半~11円台後半と算定され、ようやく安全対策費を上積みした原子力の「11円台後半以上」より安くなるとの試算を示したという。しかし、そこでは「以上」と言うだけで、その上限については一言も触れられていない。彼らは「安全」をいくらに値切とうとしているのだろうか。
2011年の福島事故以来10年もの間、原発コストの見直しをしなかったのは、太陽光など自然エネルギー抑制に忙しかったのか。それとも先月、給付金詐欺で逮捕された「経産省キャリア2人組」報道の反動に過ぎないと見るのは考えすぎだろうか。この日15時から、経産省では総合資源エネルギー調査会基本政策分科会が開催され、それに対する抗議行動が行われた。
昼、経産省前で座っていると「自称若手」のRさんから、この日の午前に関西生コン労組武建一委員長が大阪地裁での求刑8年の刑事裁判判決で、懲役3年執行猶予5年となったとの連絡を受けた。明日午後4時半からは、この関西生コン労組を誹謗中傷した『週刊実話』連載記事の執筆者を名誉棄損で訴えた名誉棄損の民事裁判が東京地裁で開廷される。その前段、14時過ぎから地裁前で宣伝活動が行われる。(EO)
全商連の抗議集会もあり賑やか 7月14日 (水)
曇り空 終日雨降らず。今日はいろんなことがあった。
セッティングをしていると全国商工団体連合会の車がとまり、「13時30分から、経産省への抗議行動を行ないたい。よろしく」とのことだった。
今日は裁判が3つ。一つは福島原発事故避難者の千葉県訴訟・控訴審があって、それを傍聴する人が寄ってくれた。さらに、あらかぶさん裁判(福島原発労働者の放射能被害)、さらに関ナマの週刊実話裁判があった。それぞれに、裁判の傍聴闘争に参加する人が寄ってくれた。
この間、コロナの「緊急事態宣言」で政府・西村らは飲食店への営業自粛を強制した上で、従わない場合には酒類販売業者に酒を卸すなと言い、さらに金融機関にも圧力をかけろなどと本当にひどいことをやった。それに対する抗議が起こると撤回し、責任を西村におしつけ、菅など責任はないなどして大混乱になっている。困るのは飲食店、小売業者、酒類販売業者であり、働くものたち、お客たちなのだ。
全商連(民商)の集会は50名~60名くらいで、座り込みの場所で行なわれた。反原発のバナーはそのままにして、幟旗などはおろした。当番のIさんは酒屋さんなので、全商連新聞の記者から取材されたりして、抗議の列に入っていた。宣伝カーからは全商連会長や共産党の衆議院議員、参議院議員が今日の政府与党の政治を強く批判する演説をした。その他にも兵庫県の人とか地方から参加した自営業の人たちが商売の惨状を訴えたりした。約1時間30分くらい抗議行動をしていた。大きなボードを出し、バナーを出して賑やかに抗議していた。
主なスローガン: 経産省「官僚」の給付金詐取糾弾! 営業の自由を奪う「脅迫」反対! 「不備ループ」を解消し、審査の実態を明らかにせよ! 業者を救え、中企庁! 自粛をさせて五輪かよ!等々
この行動をTBSの「報道特集」の膳場キャスターが取材していた。マスクをしていたので、そばにいた人に「(こちらの方は)膳場さんですか」ときいたら、この声が聞こえたのか彼女の方から「どちらから来られたのですか」と聞いてきたので、「いえいえ、反原発でここで毎日座り込んでいる者で…」と言い、彼女が帰る時、テントニュースを手渡した。プロデューサーの人にもニュースを渡したら、「私はテントがあった時には取材に来ました」「こういう形で続けているんですね。頑張って下さい」と言われた。なお、膳場に話しかけられたのは端っこにいたから(笑)。
全商連が去った後は、いつも通りに座り込みの場を整えて、倉田さんが経産省の原発政策批判演説、美智子さんも一言。Maさんが「あっ、今年初めてきく蝉の声だ!」と。今日も十数人が参加。(T・I)
原発が安くないことをやっと認めた(?) 7月15日(木)
暑い!を連発しながらのセッティング。
ありったけのバナーと幟旗を取り付けほっとするとミンミンゼミの暑苦しい声が響いてきた。今年初めて聞く声に夏本番!と思う。梅雨は空けたのかな?
Yさんが丹念に修理してくれ使っていたパラソルがとうとう駄目になってしまった。
日よけ雨除けの必需品なのでYさんが急遽ホームセンターへ調達に走る。
その後腰の痛みを抱えながら斉藤さん登場。そして長老Syさんがアイスクリームの差し入れを持ってやってきた。みんなで美味しく頂き、しばしの涼を楽しんだ。
今日も通りがかりにカンパして下さった人が何人かいて、
暑いから気を付けて!と言って下さり嬉しかった。
経産省はやっと原発が安くないことを認めたようだけど、原発が安全でもクリーンでもないことを早く認めて欲しい。
1時半過ぎ吉良サポーターのお二人が座ってくれて少しにぎやかになる。
その後毎週来て下さる英語の先生も現れたのでヨーカンさんと私は帰路についた。(I.K)
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7月20日(金) 経産省前抗議行動(毎週)
(7月23日(金)はお休みです)
17時~18時経産省前 主催:テントひろば
7月19日(月)衆院第二議員会館(総がかり行動)18時30分~
7月25日(日)脱原発青空川柳句会 12時~ 選者:乱鬼龍
7月30日(金) 月例祈祷会「死者の裁き」15時
経産省前テントひろば 15時 JKS(47士)
8月3日(火)「アベ政治の継承を許さない」のポスターの日
国会正門前 13時~
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