ウクライナでのNBC(核生物科学)戦争に反対します!
- 2022年 6月 2日
- 時代をみる
- ウクライナ加藤哲郎
◆ 変則的ですが、コロナウィルス下の蟄居生活で衰弱し、オーバーホールが必要になった健康上の理由で、しばらく本サイトの更新は不安定になります。7月18日夜に、横浜駅前神奈川県民ホールで予定されていた「戦争の加害展」の731部隊講演会は、主催者の「記憶の継承を進める神奈川の会」の皆さんの了解を得て、辞退しました。ただし、ちょうど獣医学の小河孝教授と共著で『731部隊と100部隊ーー人獣共通感染症への戦争動員』という書物を花伝社から刊行予定でしたので、7月18日の講演は、小河教授に代わって講演していただけることになりました。昨年から準備し、すでにチラシも1万枚以上撒いていたとのことですが、ご迷惑をかけた関係者の皆様に、お詫びいたします。
◆ 療養中でも、NBC戦争の危機を秘めたウクライナ戦争と、世界のコロナウィルスの広がりを追うことができるように、以下に、自分の心覚えのためのリンク集を作りました。
◆ ウクライナ戦争の意味と終結の方向性について、世界でも、日本のリベラル・左翼勢力の中でも、大きな意見の分岐が生まれています。
● 国際的には、かたやジョン・ミアシャイマー、エマニュエル・トッド、ヘンリー・キッシンジャー、ユルゲン・ハーバーマス等を含む、米国=NATO東方拡大責任論、アメリカ帝国主義主因論、ウクライナ東部・クリミアのロシアへの移譲容認の即時停戦論、
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220413-00291294
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/052400131/
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220527-OYT1T50322/
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2022/0502.html
https://www.murc.jp/chairman/column/col_220510/
● こなた、プーチンのロシアの国際法違反のウクライナ侵略を批判し、ウクライナ民衆の国民的抵抗こそ正義として国際的に支援、中立国フィンランドやスウェーデンのNATO加盟申請を含め、第二次世界大戦以来の世界史の転機に入ったとする帝国主義ロシア糾弾、プーチン打倒論。マルクス主義者を称するポール・メイソンやドイツ連立政権内の緑の党ベーアボック外相らが、その最前線に在ります。
http://chikyuza.net/archives/119527
https://www.jrcl.jp/wolrd_revolution/27086-1/
◆ 私自身はプーチンのロシアによる侵略、国際法違反を糾弾して侵略戦争を止めさせる立場ですが、当初のキエフ攻略の失敗はともかく、東部ドンパスでのロシア軍の攻勢は続き、長期戦になると考えられます。
◆ 日本では、例えば、かたやロシア批判を明確にする、
●醍醐 聰さんツイッターー
https://twitter.com/shichoshacommu2?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
●深草徹さんブログ http://tofuka01.blog.fc2.com
●高世仁さんブログ https://takase.hatenablog.jp
●「みずき」さんブログ http://mizukith.blog91.fc2.com
◆ こなた、双方の情報戦・情報操作や歴史的事情を考慮して、ロシアを追いつめないかたちでの停戦・妥協点をも探る、
●田中宇さん国際ニュース解説 https://tanakanews.com
●「アリの一言」さんブログ https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara
● 伊勢崎賢治さんツイッター https://twitter.com/isezakikenji?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
●「世に倦む日々」さん https://critic20.exblog.jp 等の主張があり、
◆ 和田春樹さんらの声明や、琉球新報社説の評価が、分岐点になっています。以下のようなさまざまな意見を、時々覗いて考えていきます。
https://www.roshiashi.com/post/和田春樹会員をはじめとする有志による声明「ウクライナ戦争を1日でも早く止めるために日本政府は何をなすべきか」
https://mainichi.jp/articles/20220515/k00/00m/030/141000c
https://digital.asahi.com/articles/ASQ5B319NQ52UPQJ001.html
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1521022.html
https://twitter.com/masataka_ishida/status/1528256200499810305
http://chikyuza.net/archives/119525
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-849696.htm
◆ なお、戦争勃発で後景に退いた新型コロナウィルスの問題については、昨年夏以来、毎月2回のペースで「パンデミックと731部隊の影」の対面講演を続けてきました。多くは下記のyou tubeに入っていますので、クリックしてご笑覧ください。ここでも、ワクチン接種への態度をめぐって、大きな意見の相違が現れていますが、この点は省略します。
●東京オリンピック・パラリンピック強行との関係、
https://www.youtube.com/watch?v=01gt8vWDJ1A&t=7s
●映画「スパイの妻」から見たパンデミック、
https://www.youtube.com/watch?v=smgAbMjmfRM
●731部隊・100部隊から「ワクチン村」へ。
https://www.youtube.com/watch?v=cJhMbXRZ7G4&t=3236s
.●「2020年永寿総合病院クラスターから見えた731部隊の影は戦時インドネシアの人体実験につながるーー倉内喜久雄の戦争責任」
.https://www.youtube.com/watch?v=z3Z25-FnLT8
.●「新・1940年体制」ともいうべき国家安全保障、治安・経済政策に従属した日本の感染対策、
https://www.youtube.com/watch?v=3aqXTdIxQmE
●NEW「生き残った感染症村、ワクチン村・優生思想ー厚生省・厚生技官・医療政治と差別の問題」二木秀雄と長友浪男を事例にして、
https://www.youtube.com/watch?v=OKzwQxbwaeY
●NEW「感染症の世界史への日本の遺産ーー京大・戸田正三と東大・安東洪次の戦後責任」
https://www.youtube.com/watch?v=-tfhAW2mi6I
◆ 『戦争と医学』誌22巻(2021年12月)に寄稿した「戦前の防疫政策・優生思想と現代」をアップしました。ゾルゲ事件関係で、『毎日新聞』2月13日学芸欄のインタビューに答えています。日独関係史がらみで、『岩手日報』2月20日の社会面トップ記事、「可児和夫探索」の調査取材に協力しました。可児和夫は、ナチス・ドイツ敗北後に日本に帰国せずベルリン近郊に留まりソ連軍に検挙された医師・ジャーナリストで、もともとナチスの作った東独のザクセンハウゼン強制収容所に、1945−50年収監されていた唯一の日本人で、片山千代のウクライナ「ホロドモール」体験に似た収容所体験記「日本人の体験した25時ーー東独のソ連収容所の地獄の記録」(『文藝春秋』1951年2月)を残した、現代史の貴重な証言者です。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye4911:220602〕
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