■短信■ 映画『オッペンハイマー』で描かれたこと、描かれなかったこと 日本パグウオッシュ会議などが公開講座
- 2024年 11月 6日
- 催し物案内
- 「リベラル21」
日本パグウオッシュ会議、世界宗教者平和会議日本委員会、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)が共催で、公開講座「核時代を考える:映画『オッペンハイマー』で描かれたこと、描かれなかったこと」を開催します。
この公開講座は、日本パグウォッシュ会議が続けている公開講座「核時代における非戦 2024年度」の第2回にあたるもので、世界宗教者平和会議日本委員会、明治学院大学国際平和研究所が主催団体に加わりました。
3団体は今回の公開講座の開催趣旨を次のように述べています。
「映画『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督、2023年)の観客動員数は100万人を超えています。同映画は原爆実験について世界中の人々が考える『効果』があったといえます。しかしながら、映画ではオッペンハイマーは広島・長崎の惨状は見ていない設定になっており、原爆、そして水爆によるフォールアウトも描かれていません。もう一人の主人公ともいえるストローズ米原子力委員会委員長もオッペンハイマーを追及・追放した人物として描かれる一方で、水爆実験の責任者として被災者を軽視した人物としては描かれていません。核時代を考えるにあたって、同映画の影響力を考えると、多層的に検証する必要があるのではないでしょうか」
パネリスト:蔦谷楽(アーティスト)、金崎由美(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター長)、鈴木達治郎(長崎大学教授・パグウォッシュ会議評議員)
司会:高橋博子(奈良大学教授・日本パグウォッシュ会議運営委員・PRIME研究員)
日時:11月8日(金)10:00~12:00
場所:ZOOMウェビナーを利用したオンライン開催
申し込み:要。以下URLより申し込みください
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_f3HPYtnWTOGQ9cgNAj9iww#/registration
参加費:無料
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