「『経産省前テントひろば』に妨害続く、みなさまにさらなる支援を呼びかけます」など 地震と原発事故情報 その227
- 2011年 11月 10日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
3つの情報をお知らせします(11月9日)
◇ 残念ながら、玄海原発4号機が稼働したため、日本の原発・全54基の
うち、現在43基(80%)が停止、稼働しているのは11基(20%)。
今後、再稼働をみんなの活動で阻止できれば、2012年春頃には全原発
の停止が実現する。
原発なくとも電気はだいじょうぶ(天然ガス、火力、その他)。
今、運転中の11基も早く停めてほしい-地震・余震が心配。
★1.ノーモアヒバクシャ・ノーモア原発 肥田舜太郎、大石又七、梅田
隆亮、佐藤幸子、各氏の記者会見の案内
11月15日(火)15:00~16:00 東京有楽町外国人記者クラブ
★2.「経産省前テントひろば」に妨害続く、みなさまにさらなる支援を
呼びかけます - テントひろば運営委員会
★3.山谷労働者の越冬支援のお願い
★1.肥田舜太郎、大石又八、梅田隆亮、佐藤幸子、各氏の記者会見の案内
11月15日(火)15:00~16:00 東京有楽町外国人記者クラブにて
皆様
以下の記者会見、どうぞ広めてください。フリーランスの記者さんOKです。
後世に残すべき話も含め、なかなか聞けない方がたのお話を一辺に聞くことの
できる貴重な記者会見だと思います。
ぜひお越しください。
竹野内真理@沖縄
以下記者会見内容です。***************
「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見
日時 2011年11月15日火曜日15:00 – 16:00
場所 外国人記者クラブ http://www.fccj.or.jp/
スピーカー
肥田舜太郎(医師、広島被爆者)
大石又七(核実験被曝者、元第五福竜丸船員)
梅田隆亮(元原発労働者)
佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人)
竹野内真理(低線量被曝者の会共同代表)
(スピーチと質疑応答は、日本語と英語通訳付き)
要予約!
外国人記者クラブのメンバーでない方はお電話(03-3211-3161)
でご予約を11月11日(金)まで、もしくは遅くとも14日(月)の午後4時
までに入れてください。
(日本人記者、フリーランス記者も歓迎です。電話受付は日本語もOKです。)
外国人記者クラブのメンバーはホームページ上でご予約お願いいたします。
定員は100名までです。当日はフリーランスの方も名刺を持参してください。
会見内容
「ノーモアヒバクシャ・ノーモア原発」
1945年の広島と長崎に米国によって投下された原爆は、年内におよそ20万人
の死者を出し、その後も何十万人もの人々を放射能による健康障害で苦しめま
した。1954年、米国によるビキニ環礁での核実験では、有名な第五福竜丸の船
員たちを含む日本の漁民たちの上に死の灰を降らせました。また、日本では今
まで40万人もの人々が原発労働者として働き、放射能による健康障害に関す
る労災の申請が30件以上行われてきました。そして今、福島を中心とする東
日本で、さらに多くの被曝者が生まれようとしています。
今回、いくつもの市民の「ヒバクシャ」団体や個人が集結し、人類は軍事用で
あれ民事用であれ、核とは共存できないと訴えます。さらに日本政府には、汚
染地帯から人々、特に子どもたちを直ちに避難させること、また、汚染食品や
汚染ガレキ等の流通を全国に流通させないことを求めています。
※11月15日(火)18:30開場18:45開会 肥田舜太郎さん、竹野内真理さん
2人の講師で「低線量被曝の時代を生き抜く」講演会がスペースたんぽぽで
おこなわれます。参加費:1000円。先着120名まで。メール、FAXでお
申し込みをお願いします。
★2.「経産省前テントひろば」に妨害続く、みなさまにさらなる支援を呼びか
けます
経産省前テントひろばは10日間に渡る原発いらない女たちの座り込みを経
て盛り上がっています。しかし右翼団体や警察の介入も激しさを増しています。
今日9日も強い介入がありました。テントひろば運営委員会がその経緯を伝え
る声明を発表しました。
http://tentohiroba.tumblr.com/post/12555032268
その中から、支援の呼びかけを抜粋します。ぜひ、ご協力をお願いします。
1:この問題やテントの存在、意義を広く伝えて下さい。
経産省前テントひろばは福島と全国の女性の座り込みを通して多くの方が立
ち寄るようになりましたが、まだまだ広く知られているとは言えません。マス
コミや市民メディアの方に取材を求めるとともに、みなさまには口コミやイン
ターネットで継続的に周囲に伝えて頂くことをお願いします。
2:「経産省前テントひろば」の運営にご参加いただき、泊まり込みや情報発信
にご協力ください。
「テントひろば」は様々な団体、個人が集まり運営されています。特に、日々
刻々と移り変わる情勢や妨害行為へ対応するためのインターネットでの情報発
信メンバーや、テントを維持するための夜間の泊まり込みメンバーが不足して
います。テント運営会議にご参加いただき、協力をお願いします。
3:テントを活用して、盛り上げてください!
常にテントに人と注目が集まっているようにすることが、妨害や弾圧をさせ
ないためにも最も有効です。そこで私たちは「11・11-12・11再稼働反対!全
国アクション実行委員会」とともに、11月11日から12月11日までの1ヶ月
間を「再稼働反対アクション月間」と打ち出し、原発に反対してきたさまざま
な団体・個人の方々に経産省前テントとその周辺でアクションを企画すること
を呼びかけます。それらを通して絶えず経産省に圧力をかけ、人と人がつなが
る場を作り出し、より大きな運動にしていければ、妨害をはねのけ、原発は止
められます。ぜひ、ご協力をお願いします。
☆「再稼働反対アクション月間@経産省前テント」
2011年11月11日(金)~12月11日(日)
場所:「経産省前テントひろば」 http://tentohiroba.tumblr.com/
現在の決定アクション
・11月11日:18時~、たそがれの経産省キャンドル包囲「人間の鎖」アクシ
ョン
http://nonukes.jp/
・12月11日:午後、銀座→東電前→経産省本館へのデモ!(予定)
☆この1ヶ月の間に、みなさんのアクション企画を募集します。
今までのアクション例:座り込み、抗議アピール、デモ、ライブ、上映会、
学習会、展示会、カフェ、経産省への大声大会など。
決まったアクションは、「テントひろば」「人間の鎖アクション」のHPで随
時公開していきます。
☆呼びかけ:「11・11-12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会」
「経産省前テントひろば」
☆連絡先:070-6473-1947 tentohiroba@gmail.com
以上、みなさまのご参加、ご協力をお願いします。
★3.山谷労働者の越冬支援のお願い
たんぽぽ舎では毎年12月に山谷労働者の越冬支援を取り組んできました。
日比谷派遣村の閉村以降も全国の皆様の心温かまるご好意により、毎年、ダン
ボール400箱以上の物資とカンパ金を送り続けてきました。
☆山谷労働者に衣類・毛布・お米を贈ろう
野宿のいのちを助け、凍死者を防ぎます
◎働きたくとも仕事がない、身体が弱ったりしてみあう仕事が少なく、収入が
なく食事も満足に取れない山谷労働者に「炊き出し」(給食)します(お米や
お金が必要です)
◎厳冬期に着の身着のままで、路上に寝ている(簡易宿舎に泊まるお金がない)
人々に、毛布を掛け、防寒着(オーバー等)を配る-これによって凍死者を減
らせます。
今年も、金融危機・不況で冷たい風が山谷に吹いています。失職・野宿労働
者の苦労が今から予測されます。それだけ私たち市民の支援が重要になってき
ています。皆さまに支援を呼びかけます。
今年は福島原発の事故が起き、日雇い労働者にとっては雇用がなくなる12
月半ば過ぎから、原発内労働へ借り出される懸念も生じています。
現在国内の原発は54期中11基が稼動し、稼働中の原発も今後「定期検査」
を行うことになっていきます。「定検」時には少なくとも3000~4000人の作業
員が借り出され、被曝労働の危険にさらされることになります。また停止中の
原発であっても保守作業として多くの作業員が原発内での清掃作業などの(被
曝労働)を行っているのです。
原発が稼動するー私達が原発による電力の恩恵を受けるという事は、「差別と
貧困」をもたらした社会の中で、極めて厳しい労働環境の下で働かされる下請
け労働者の存在があってはじめて成り立つことなのです。
「原発いらない」という声は、社会から差別され、貧困の中、やむなく被曝
労働に従事させられる労働者との連帯、共同の闘いとしても求められています。
【皆様へのお願い】
◎スタッフとして協力していただける方、ご連絡下さい。
これまで「たんぽぽ舎」に届けられていた物資の整理を担当し努力した鈴木
さんは現在、放射能測定の作業に追われています。1日40~50箱届けられ
るダンボールの整理などの作業の手伝いをしていただけるスタッフを募集して
います。作業の内容や支援受付期日、時間などの詳細は「打ち合わせ」により
決めて行きたいと思いますが、スタッフとして協力して頂ける方は 「たんぽ
ぽ舎」にご一報願います。打ち合わせ会は近日中に行います。
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[たんぽぽ舎 編集部より]
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