原生林で尻を拭き、地方に放射性焼却灰を押し付ける
- 2013年 3月 9日
- 交流の広場
- 放射性焼却灰
偶然、これを聞きながら書いていますが。
NPJ 福島・沖縄の犠牲はなぜ伝えられないのか~メディアを問う~ – YouTube
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=DXC3OPcZPKE#!
私は松戸在住ですが、放射性焼却灰を秋田県小坂町などに押し付けて、迷惑をかけてきました。東電に一番の責任があるとはいえ、東電から電気供給を受けてきた関東圏の人間として、やはり自分にも責任があります。
放射性焼却灰の地方への押し付けは、一般廃棄物の地方への押し付けと重なっている問題です。
3.11前からなるべく廃棄物を発生させない生活を心がけてきました。昨年からでいえば、今にいたるまで燃えるゴミは一切出していません。生ごみ、と表現したくはありませんが、天然有機物はアパートの庭の土に還し、リサイクルできる紙はリサイクルに出して、レシートなどの感熱紙のようなリサイクルに適さない(と思われる)紙もトイレで用足しに使う、汚れた紙は土に還す、などすれば、燃やすゴミはそれほど出るものではありません。プラスチックごみだけは減らすことができていませんが。
この放射性焼却灰の押し付け問題に個人の立場であらがう方法として、従来から取り組まれているゴミ減量の徹底を、特に関東に住んでいる皆さんに呼び掛けたいと思います。
一昔前、トイレットペーパー原料に原生林が使われている、と言われていました。原生林で尻を拭くようなものです。現在でもそうなのか分かりませんが。
ともかく、私はトイレットペーパーというものを買ったことがないし、自宅でも使っていません。
製紙というのは大変に電気を消費する産業です。電気消費量を削減して脱原発に有利な状況にもっていくためにも、トイレットペーパー使用量を減らしてみてはいかがですか。
あんな柔らかいものを用足しに使うから、膨大な量を消費してしまう。買い物でもらってポケットにしまいこんでいるレシートなどをゴミ箱(家に置かない方がいい)に捨てずに、ポケットから取り出して、トイレットペーパーに重ねて使ってみてください。
紙は水で湿らせれば、用足しで使えます。
蛇足ですが、野菜を十分に摂っていると、用足し用の紙がいらないくらいです。
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