「経産省前テントひろばのハンストに初めて参加して」など-地震と原発事故情報
- 2013年 5月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1841】
2013年5月22日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.経産省前テントひろばのハンストに初めて参加して
ハンスト参加者の話は、すべて貴重な体験談
皆が集える場、みんなで考えることのできる場、それが経産省前テント
『「明け渡し請求訴訟」に抗議するハンスト』に参加してきました
永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.5月柏崎刈羽原発の再稼働NO集会での発言
東海村からのお願い-東海村村長村上達也さんへ激れい文を
脱原発とうかい塾代表 東海村議会議員 相沢一正
★3.メールマガジン読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆神奈川・東電デモ実行委員会より、5/24デモのお知らせ
19:00 桜木町駅前広場スタート
★4.新聞・雑誌より
◆動かぬ原発の維持費 電気料金に 消費者負担 長引く恐れ
敦賀や東海第二 抵抗続ける原電 (5月21日東京新聞より抜粋)
◆M8超、30年内60~80% 南海トラフ3領域まとめて予測
(5月20日朝日新聞より抜粋)
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※5/23(木)上映会にご参加を!
ワンコイン上映会「いのち~from FUKUSHIMA to our future~」上映
日 時:5月23日(木)19:00開会 林勝彦監督のトークあり
会 場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F) お楽しみ上映あり
参加費:500円
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┗■1.経産省前テントひろばのハンストに初めて参加して
| ハンスト参加者の話は、すべて貴重な体験談
| 皆が集える場、みんなで考えることのできる場、それが経産省前テント
| 『「明け渡し請求訴訟」に抗議するハンスト』に参加してきました
└──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
5/16~5/22まで、経産省前テントで始まりました『「明け渡し請求訴訟」に抗
議する連続共同ハンスト』に参加してきました。
(詳細http://tentohiroba.tumblr.com/post/50642163281/5-16-614-5-16-22)
今回のハンストは「できる人ができる場所でできる範囲で参加」という趣旨な
ので、私は5/16から5/17まで2日間参加してきました。
5月16日朝10時にテントに集合し、諸々説明を受け、ハッピとハチマキ、プラ
カードを下げ準備はOK。ハンスト開会式では幾つかメディア関係の記者が取材
に来ており、皆で順に発言し開始です。
参加された方は女性も男性も大先輩の方ばかり。皆さん本当によくしてくださ
り、大変恐縮しました。日中は和やかなというより初夏の様相。水と塩は支給さ
れるので困ることはありません。
読書しつつ過ごそうと思っていましたがところがどっこい、皆さんから色々な
お話を聞かせていただく幸運に恵まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。
今回、寝袋持参、泊まり込みの意気込みでしたが、女性は防犯上一旦帰宅との
事なので、私は夜から透析をしに行きましたが、ハンストは継続。翌日も朝から
座り込みを再開し、皆さんや沖縄からきたジャーナリストの方と基地から原発ま
で様々に話し込んでいました。
皆さんの話はすべて貴重な体験談。自分では経験できない皆さんの実体験を聞
くことがある意味私の体験となり、身の回りにある不条理は経験したことがない
人にとっては、違う世界のワイドショーのような出来事でしかないのだとも感じ
ます。
霞が関界隈の昼時はランチへ向かう官庁街の人でごった返しますが、それを眺
めていると、現在起きている様々な事とこの目の前の光景があまりにも相反しと
ても不思議な感覚になりました。
そんなことをあらためて感じさせてもらえる場、皆が集える場、みんなで考え
ることのできる場、それが経産省前テントなのではないでしょうか。貴重なハン
ストの2日間でした。
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┗■2.5月柏崎刈羽原発の再稼働NO集会での発言
| 東海村からのお願い-東海村村長村上達也さんへ激れい文を
└──── 脱原発とうかい塾代表 東海村議会議員 相沢一正
柏崎刈羽を始め、原発立地地域や首都圏ほか全国で原発再稼働阻止・廃炉を求
めて闘っている皆さん、ご苦労様です。連帯の挨拶をしつつ東海村からのお願い
を申しあげます。
この9月初めに、東海村の村長選挙が行われます。現職の村上達也氏は、全国
の原発立地自治体の首長としてはただ一人、脱原発を主張しております。そして
昨年までの民主党政権下の政府に対して、地元の東海第二原発の再稼働中止・廃
炉を強く要求して来ました。その主張を今もって維持しております。
村上村長は1999年のJCO臨界事故の際には東海村の村長として、国も県
も何らの決定も出来ないでいた時に、近隣住民の避難を独自に決定して実行した
人です。それ以来、この国は原子力を扱う資格があるのかと疑問を呈してきまし
た。原発は本質的なところは原爆と変わらないと考え、原子力の研究開発に手を
染めてしまったことを嘆く科学者に共感する立場に立っていましたが、福島原発
事故を踏まえて、村民の命と安全を守らなければならない首長として、原発の存
在を許すわけにはいかないと強い確信を持つにいたったようです。東海第二原発
から30km圏内にはおよそ100万人、この人たちの避難はできるのか、東海
村民3万8千人をどこへ避難させるか、その生活は、と考えてぞっとした、と語
っております。
このような原発に対する考えを持つ村長を、今こそ東海村は必要としています。
村上達也氏でなければ、この現状を乗り切ることはできません。そして東海村の
住民としては些か僭越なのですが、全国の脱原発運動、原発再稼働中止・廃炉の
運動にとっても、脱原発の旗手として一種のカリスマ性すら備えるにいたった村
上達也氏が東海村の村長として断固として存在していることは、大きな励みにな
ることと思います。
ところで、その村上村長に対して、「原子力ムラ」は、なかんずく日本原電・
日本原子力機構や原子炉メーカーの日立製作所、原発推進の自民党勢力は陰に陽
に攻撃を仕掛け、村長追い落としを、総力を挙げて図っています。この状況下で
私達は村上達也氏に村長選出馬の表明を明確にするよう求め、そのうえで選挙態
勢の隊伍を組みたいと考えています。そこで、全国の、志を同じくする皆さんに
以下の事をお願いする次第です。
村上達也村長に、村長選出馬をはやく表明するようにとのお願いをお手紙して
ください
住所 319-1192茨城県東海村東海3丁目7番1号 東海村役場内
宛名 村上達也 様 (TEL 029-282-1711代表)
(東海村長選挙を全国が注視していること、その中で、村上達也氏が断固として
村長選挙に臨むことは、全国の脱原発運動、立地自治体の原発再稼働阻止の運動
を奮い立たせること、そして当選することでさらに大きな励みになることを伝え
てください)
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┗■3.メールマガジン読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆神奈川・東電デモ実行委員会より、5/24デモのお知らせ
5月24日(金)神奈川・東電デモ第20弾を行います。
このデモも20回を数えるようになりました。私たちは、全ての原発が廃炉になる
迄、横浜で声を挙げ続けます。
コースは前回と同じ、 桜木町駅前広場⇒市庁舎前⇒東電神奈川支店⇒桜木町
駅前広場 の約1時間のコースです。
5月24日(金) 19:00桜木町駅前広場スタート、
デモ出発前の 18:00~19:00 は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレート
ーク、フクシマへの思い、東電への怒りの声など、思いっきり話して下さい。
それぞれが自由なスタイルでアピールしてます。
横浜で一緒に声を上げましょう! デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ 金子 09065403771 まで
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┗■4.新聞・雑誌より
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◆動かぬ原発の維持費 電気料金に 消費者負担 長引く恐れ
敦賀や東海第二 抵抗続ける原電
関西、中部、北陸三電力から電気を買っている消費者が、活断層の存在を認定
された日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の維持費を支払わ
され続けるおそれがある。三電力は同原発の電力を買い入れる長期契約を原電と
結び、家庭などの電気料金に維持費を含めている。原電は断層を認めず再稼働を
主張しているため、維持費を取りやめる動きは見られない。
敦賀や東海第二 抵抗続ける原電
敦賀2号機直下の活断層は、原子力規制委員会の専門家チームが十五日に存在
を認定した。だが、存在を受け入れると再稼働ができなくなるため原電は認めず、
抗議文を送るなど圧力をかけている。(中略)
ただ、実際に負担するのは消費者になる。家庭などの電気料金の原価には、原
電を含め、契約している他社の原発の維持費があらかじめ算入されている。関電
の場合は年間四百四十億円、東電は九百六十五億円だ。
原電の抵抗が続く限り消費者は動くあてのない原発の維持費を負担し続けるこ
とになる。(後略) (5月21日東京新聞より抜粋)
◆M8超、30年内60~80% 南海トラフ3領域まとめて予測
政府の地震調査委員会は、駿河湾から九州沖に延びる南海トラフで将来起きる
巨大地震の発生確率について、東海、東南海、南海の3領域に分けて計算してき
た方法を見直し、全域で統一して予測する方針を決めた。過去の地震の規模や連
動する組み合わせが多様なことを考慮した。
新しい手法で計算したところ、マグニチュード(M)9級も含めたM8級以上の
巨大地震が南海トラフ沿いで起きる確率は今後30年以内で60~80%となる見込み。
(中略)
調査委はこれまでの予測を毎年算定し直し、今年1月時点で、M8程度の東海
地震が88%(参考値)、M8.1前後の東南海地震が70~80%、M8.4前後の南
海地震が60%程度の確率で30年以内に起こると予測していた。
(5月20日朝日新聞より抜粋)
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