たんぽぽ舎から No.2007
- 2013年 11月 2日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2007】
2013年11月1日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発再稼働反対!全国の原発現地へ応援ツアー3つ 参加者募集中!
再稼働阻止全国ネットワーク
★2.新聞・雑誌より(A)2つ
◆「原発事故の現状を知って」 山本議員 手紙で「直訴」 園遊会
政治利用当たらぬ 横田耕一九州大名誉教授(憲法学)の話
(11月1日東京新聞より抜粋)
◆原発推進派は「無責任」 小泉元首相が批判
(11月1日東京新聞より)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆次回 東電本社交渉のお知らせ
日時 11月13日(水)13時半~17時
会場 新幸橋ビル(東電新別館)2階201A会議室
★4.新聞・雑誌より(B)2つ
◆「日本で核兵器製造可能」 外交文書公開
再処理燃料で 77年、米が見解伝達 (10月30日東京新聞より抜粋)
◆反原発の市民団体、再稼働条件で要望 島根原発
(10月29日、日本海新聞より)
★5.テント日誌10月27日(日)経産省前テントひろば778日目 その1
炉心溶融―溶融燃料の存在が根本問題 (K.M)
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※11月6日(水)4団体の呼びかけで東電本店抗議行動(12月は4日(水)に開催)
ご参加下さい!
18:30より20:00 東京電力本店前(JR新橋駅から徒歩5分、地下鉄内幸町から4分)
◎よびかけ4団体
経産省前テントひろば、首都圏反原発連合、たんぽぽ舎、東電株主代表訴訟
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┗■1.原発再稼働反対!全国の原発現地へ応援ツアー3つ 参加者募集中!
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
1.12/1(日)13:00~16:00
伊方原発再稼働反対(愛媛県内)集会とデモ
会場:松山市堀之内城山公園 やすらぎ広場
出演:広瀬隆さん、山本太郎さん、三宅洋平さん他出演
※伊方原発門前で再稼働反対を叫びます(希望者)
2.12/7(土)「もんじゅ」抗議行動と交流会(夜)
「もんじゅ」の廃炉を要求 (主催:原水禁)と交流会
12/8日(日)高浜原発又は大飯原発(福井県)での現地行動
現地集会・デモ(主催:現地アクション、再稼働阻止全国ネット)
3.12/15(日)川内原発反対(鹿児島県内)
集まろう ストップ再稼働!12.15in川内
11:00~14:00 ノーニュークスライブ
14:00~15:00 集会
15:00~16:00 パレード 向田公園
応援ツアー申し込み先・主催
「再稼働阻止全国ネットワーク」
連絡先:〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
たんぽぽ舎気付 TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797
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┗■2.新聞・雑誌より(A)2つ
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◆「原発事故の現状を知って」 山本議員 手紙で「直訴」 園遊会
○ 東京・元赤坂の赤坂御苑で31日に行われた園遊会で、天皇陛下に直接、手紙を手渡した山本太郎参院議員は、同日夕に参院議員会館で記者団の取材に答えた。(中略)
山本氏によると、手紙は前日に書いたという。この日は、招待者に声をかけながら会場を回られる天皇陛下を列の中に交じって待ち、直接手渡した。(中略)
山本氏は、天皇の政治利用ではないかとの質問に「政治だとかいう問題ではなく、それ以前の問題。この国では命が切り捨てられようとしている現実があり、この先この国がどうなっていくのかということを憂いて、その気持ちがあふれた」と話した。(後略)
○ 政治利用当たらぬ 横田耕一九州大名誉教授(憲法学)の話
(前略)「天皇の政治利用」は政府などによる行為を指し、今回のケースは当たらないだろう。突然手紙を差し出すのは儀礼を欠くが、憲法上の問題はないと思う。(11月1日東京新聞より抜粋)
◆原発推進派は「無責任」 小泉元首相が批判
小泉純一郎元首相は31日、都内で講演し、原発から発生する使用済み核燃料などの最終処分場建設が進まない現状について「原発推進論者は『処分場のめどをつけるのが政治の責任だ』と言うが、日本は独裁国家ではない」と推進派を批判した。
小泉氏は、処分場建設に同意する見込みのある自治体がない以上、建設は不可能との考えを強調。原発推進派が自らの原発ゼロ発言を批判していることに「できると思う方が楽観的で無責任だ」と反論した。
さらに「後ろ向きの処分場建設に莫大な資金や労力を投入するより、地球に無限にある自然エネルギーに投入した方が建設的だ。決めるなら早い方がいい」と安倍政権に政策転換を促した。
政界復帰については「2度と国会議員に戻る気はない」と重ねて否定した。
(11月1日東京新聞より)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆次回 東電本社交渉のお知らせ
日時 11月13日(水)13時半~17時
会場 新幸橋ビル(東電新別館)2階201A会議室
http://bb-building.net/tokyo/deta/179.html
◎今回から会場が変ります。従来の東新ビルの対面になります。
22階建ての立派な高層ビル。JR新橋駅から徒歩5分、東電本社前です。
<前回参加者が80名ほどに達しました。先着順ですが、会場が限られており、キャパを超えると参加できない場合があります。万一入れない場合は、恐れ入りますが中継をご覧くださいますよう、お願いいたします。>
◎当日は、初めてなので、一階入口で「共の会」として受付をし(住所は不要、)入館証を受け取ってください。
受付は13時から14時まで東電原子力センターが行います。
遅れた方は、一般受付で、「共の会」または「原子力センター」を呼び出してください。
◎今回のテーマ(事前質問)は、汚染水問題・事故処理・除染・損害賠償等の経理・経営問題、被ばく労働管理、4号機使用済み核燃料取出し、柏崎刈羽原発の再稼働など。
◎参加費無料。どなたでも参加できます。取材も自由。
◎取材希望のメディアの方は、東電広報部と当方の両者に、事前にご連絡ください(前日まで)。
◎主催及び連絡先 東京電力と共に脱原発をめざす会
メールアドレス:ray-sea@nifty.com TEL:0557-81-7577
当日は 090-2253-7961(東井)
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┗■4.新聞・雑誌より(B)2つ
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◆「日本で核兵器製造可能」 外交文書公開
再処理燃料で 77年、米が見解伝達
1974年のインドの核実験を受け、核不拡散政策を強化したカーター米政権が77年、日本の外交当局に対し、日本が導入してきた軽水炉から出る使用済み燃料を再処理した「原子炉級プルトニウム」でも核兵器はできるとの見解を伝達していたことが30日、外交文書から分かった。
日本の原子力界は長年「原子炉級プルトニウムは爆弾にするには非常に具合が悪い」(今井隆吉・元原子力委員会参与)としてきたが、米国が早くから日本の原子力ムラの「通説」を否定していたことが判明した。米国は当時、東海再処理工場(茨城県)の稼働に反対しており、その背景を物語っている。(後略)
(10月30日東京新聞より抜粋)
◆反原発の市民団体、再稼働条件で要望 島根原発
10月28日、松江市の島根原発2号機(中国電力)の再稼働に関し、反原発市民団体が鳥取県米子、境港両市に対して、福島第1原発事故を踏まえた対策などが確立しない限り容認しないよう申し入れた。中電が原子力規制委員会に島根原発の安全審査を申請する際などに、30キロ圏の自治体の意見が反映されることも求めた。
鳥取、島根両県の市民有志でつくる「さよなら島根原発ネットワーク」や、中国5県の18団体でつくる「中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議」などが共同で要望した。
要望した再稼働の条件は、使用済み核燃料の安全な処理・福島第1原発事故の全容を解明した上での対策・事故時の安全な広域避難体制の担保など。
米子、境港両市役所を訪れた各団体のメンバーは、鳥取県と両市が事前了解権のある安全協定を結んでいないことを踏まえ、立地自治体と同等の協定を中電に求めることも要望した。
米子市の上村真澄総務部長は「市民の安心安全を第一に中電と交渉していきたい」と強調し、安全審査申請時期については「情報を得ていないが、事前に中電から説明があるという認識」と述べた。
境港市の角俊一郎防災監は「中電が安全審査を申請する場合、安全協定に基づき市に報告がある。要望の趣旨を市長に伝え、慎重に対応したい」と答えた。
(10月29日、日本海新聞より)
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┗■5.テント日誌10月27日(日)経産省前テントひろば778日目 その1
| 炉心溶融―溶融燃料の存在が根本問題
└──── (K.M)
10月27日の日曜日午後に開催された福島原発事故緊急会議主催のシンポジウム「拡大する汚染水漏れと被爆労働 再稼働なんてありえない」でピースデポの湯浅一郎さんの話が印象に残ったので簡単に要約する。
○ 港湾内魚類の高濃度汚染
港湾内魚類は本年3月15日に74万Bq/kgのアイナメを検出(食品基準の7千倍!)。原発から放射能汚染水が出続けている! この頃から「汚染水の海洋への漏えい」が政治課題に。だが発表は参議院選挙直後。
○ 政府の政策パッケージは対症療法
汚染水を「取り除く」(高濃度汚染水の除去、高濃度汚染水の浄化)、汚染源に「近づけない」(凍土壁)、汚染水を「漏らさない」(水ガラス、タンク管理)などの対策は、東電が既に計画していたパッケージで対症療法に過ぎない。
○ 根本問題をはぐらかす東電の水処理対策
地下水の流入が本質ではない。本質は、原子炉、とりわけ溶け落ちたと言われる燃料デブリの存在状態や、それに即しての冷却作業そのものが、どう行われているのかに関わること。この問題の正面からの記述はない。
○ 燃料デブリが半減期に応じて崩壊熱を出し続けている
7月10日の原子力規制委員会で更田委員が「いまだに元がわからない」と言ったのに会議ではそれ以上の議論にならずスルーした。国会事故調報告にも「溶融燃料が、現在、どこにどのような状態で存在しているのかについてはなにもわかっていない」と記述されている。
○ 放射性物質の収支を示せ
冷却用の水は滞留汚染水を使用して冷却後は再び滞留水に入る「循環冷却ライン」は閉じて循環する冷却系統ではない。重要な放射性物質の収支が示されていないので、滞留水の濃度がどのように低下していくのかわからない。問題の根源は所在が不明な溶融燃料(燃料デブリ)。
確かに、10月23日の記者会見で田中原子力規制委員長も、「溶けた燃料は、ではどうやって冷やすのだ、冷やさなくて済むレベルまで行っているかというと、必ずしもそこの評価も、これから少し詳細にやらないと分からないのですよ。どんな状態で溶けているのか、どこにどういうふうに溜まっているかも分からない」と話している。
放射能汚染水量の収支とともに、放射性物質の収支に着目し、これを追及していかなければならないことを湯浅一郎さんに教えられた。
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