たんぽぽ舎から No.2027
- 2013年 11月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2027】
2013年11月22日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.第32回たんぽぽ舎「年末助け合い運動」にご協力願います
山谷労働者に温かな支援物資を届けよう!
支援物資・カンパの受付期間は12月9日(月)~24日(火)(必着)
たんぽぽ舎からのお願い
★2.昨今の日本の市民運動・社会運動について,ちいとばかり思ったこと
ずいぶんとMLが寂しくなり,内容が乏しくなりました
熱しやすく冷めやすい,日本の市民運動・社会運動の限界を示しているのかも
金曜日の官邸前・経産省前抗議行動くらい,みんなで一緒にやって
田中一郎(北区在住)
★3.新聞・雑誌より2つ
◆原発賠償 時効10年に 与党 延長法案を今国会提出
(11月16日茨城新聞より抜粋)
◆日本代表団 「原発NO」発信 「安全に管理」は思い上がり
世界宗教者会議で声明発表へ (11月17日東京新聞より抜粋)
★4.たんぽぽ舎の近況-2つ
◇闘病中の職場の先輩が官邸前抗議行動に参加していた
小山芳樹(たんぽぽ舎)
◇原発情報も隠す秘密保護法反対デモに参加-全体で1万人
柳田 真(たんぽぽ舎)
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※11/23(土)討論会にご参加を!
第17回槌田ゼミ 徹底解析福島原発事故
「これでも科学技術と言えるか 欠陥原子炉」
日 時:11月23日(土)18時開会
お 話:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.第32回たんぽぽ舎「年末助け合い運動」にご協力願います。
| 山谷労働者に温かな支援物資を届けよう!
| 支援物資・カンパの受付期間は12月9日(月)~24日(火)(必着)
└──── (たんぽぽ舎からのお願い)
たんぽぽ舎では、毎年、日雇い労働者が職を失う年末年始の時期、「いのちを繋ぐ助け合い運動」として、全国の皆様に支援物資の送付を呼びかけてきました。
現代思想社(たんぽぽ舎と兄弟関係の共同事務所)として長期にわたり支援してきた仲間たちの心意気をたんぽぽ舎が引き継ぎ、今年で32回目になります。
国会では「秘密保護法」の制定を強行しようとする安倍政権の策動が風雲急を告げていますが、11月13日には「生活保護法」の改悪案が参議院で可決されました。憲法25条で保障された生存権が剥奪され、路上に投げ出される困窮者の続出が危惧されています。
「山谷労働者福祉会館」の仲間たちは、毎年、「年末始緊急支援」として路上生活者のための「共同炊事」や河川敷などでのパトロールを行い、越冬支援活動として、衣類や毛布,お米、テレカなどの配布活動を実施しています。
厳冬期に着の身着のままで路上に寝ている人々に毛布をかけ、防寒着を渡す。一枚の毛布で一人のいのちが守られます。
日雇い労働者や野宿者が厳しい局面に追い込まれる年末時期、皆様方の支援カンパをお待ちしております。
昨年の実績は支援物資236箱、現金カンパ70万円強でした。
【送ってほしいもの】
毛布 防寒着 作業着 下着 ズボン 靴下 タオル 洗剤 石鹸 歯ブラシ
寝袋 テント バック リュック 靴 軍手 お米 調味料 お茶 お米券
インスタントコーヒー 粉末ミルク 野菜(要事前連絡)
テレホンカード(日雇い契約の電話交渉時に必要) 現金
【以下のものは需要がないので送って頂かないようお願い致します】
《背広、ワイシャツ、子供用・女性用衣類、どてら、かいまき、食器類》
支援物資・カンパの受付期間は12月9日(月)~24日(火)(必着で)
1.物資の送付先:〒101‐0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
「たんぽぽ舎」支援物資担当宛 (TEL 03-3238-9035)
2.現金カンパは郵便振込でお願い致します。
口座番号:00180-1-403856 加入者名:たんぽぽ舎
通信欄に[山谷支援カンパ]と明記して下さい。
住所、氏名、電話番号も忘れずに記入をお願いします。
【たんぽぽ舎から支援スタッフ募集のお願い】
12月9日(月)から24日(火)まで、期間中たんぽぽ舎に送られてくる支援物資の
整理をお手伝いして下さるボランティアスタッフ(期間中、月曜日から土曜日の
13時30分頃から2時間程度)を募集しています。
下記までご連絡下さい。
連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03‐3238‐9035(13時~20時)
FAX 03‐3238‐0797 メール nonukes@tanpoposya.net
◎スタッフ打ち合わせにご参加下さい。
12月3日(火)17時~18時50分 たんぽぽ舎にて
スタッフ配置の日別調整と山谷労働福祉会館スタッフからの
現状説明のレクチャーを予定しています。
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┗■2.昨今の日本の市民運動・社会運動について,ちいとばかり思ったこと
| ずいぶんとMLが寂しくなり,内容が乏しくなりました
| 熱しやすく冷めやすい,日本の市民運動・社会運動の限界を示しているのかも
| 金曜日の官邸前・経産省前抗議行動くらい,みんなで一緒にやって
└──── 田中一郎(北区在住)
前略,田中一郎です。
○昨今の日本の市民運動・社会運動について,ちいとばかり思ったことを申し述べます。(下記は,あるMLに投稿したものを一部修正しています)
まず,私があちこちに参加しているMLのことですが,最近は,3.11直後に比べて,ずいぶんとMLが寂しくなり,内容が乏しくなりました。
しかし,3.11後2年8カ月を経た今まさに「ゴジラの逆襲」ならぬ「原子力ムラの逆襲」が露骨になってきているのですから,本来であれば,MLは,もっと活発に,もっと様々な課題が,もっと多くの人々によって論じられ,検討され,切磋琢磨されるべきです。
100%完全にとまでは言えませんがML上での議論の活発さはその団体の取組への熱意,関心の高さ,考え方や政策・処方箋思考の多様さ,などと比例しています。
私は複数のMLに参加しておりますが昨今は,いずこのMLも,3.11直後の「活力」を喪失し,貧弱な,数の少ない,言い換えれば,つまらないML状態に転落しています。
○熱しやすく冷めやすい,日本の市民運動・社会運動の限界を示しているのかもしれません。
ちょっと傲慢かもしれませんが,少し前には市民運動に参加をし街頭の抗議行動にも出てきていたみなさまにはそんな「冷めやすい」ようなことで,あの超巨大な原子力ムラ・国際原子力マフィア連合体を解体できるとでも思っているのですか?
あなたがやらなくて,一体誰がやってくれるというのですか?
と申し上げたいと思っております。
金曜日の官邸前・経済産業省前の抗議行動くらい,みんなで一緒にやって(イベントをぶつけずに)重要な用事のない方は,是非,出てきてください,とお願いしたいです。
最近,ちーとばかりさみしいのんです。オマワリの数ばかりが目立ってきています。
○私はあちこちにおじゃま虫をしておりますが,市民運動の一部のリーダーの方々には,もう少し成長をしていただかないといけないと思うようになりました。 簡単に言えば,もっと方向の同じ人たちと協力をしてくださいということです。
大きなイベントの日には,自分達のイベントをぶつけない。
できるだけ,多くの団体が協力して企画をする。
企画しなくても,好ましいイベントには積極的にジョインする。
参加してくる一般市民の言論・表現活動や署名活用などの妨害をしない。
日和見主義的な,妙な妥協を克服する等々です。
前途多難ですが,頑張ってまいりたいと思います。
みなさん,元気出してちょーだいませ。 早々
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┗■3.新聞・雑誌より2つ
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◆原発賠償 時効10年に 与党 延長法案を今国会提出
自民、公明両党は15日、東京電力福島第一原発事故で生じた損害賠償請求権の時効について、民法上の3年から10年に延長する特例法案を今国会に提出する方針を決めた。来年3月で事故発生から3年目を迎えるため、多くの被災者が賠償請求する前に時効が成立しかねないと判断。議員立法として12月6日までの会期内に成立を目指す。(中略)
額賀氏は記者団に「賠償問題が全て完了するまで、東電が主体的に責任を持って対応すべきだ」と強調した。
被災者救済につながる一方、東電の賠償額が大幅に膨らむ可能性がある。
(11月16日茨城新聞より抜粋)
◆日本代表団 「原発NO」発信 「安全に管理」は思い上がり
世界宗教者会議で声明発表へ
福島原発事故の世界への影響を憂い、原発の存在を「あらゆるいのちを脅かす課題」と受け止めねばならないー。世界の宗教者たちが対話する「世界宗教者平和会議」(WCRP)世界大会が19日からウィーンで開かれるが、その場で日本の代表団がこうしたメッセージを発表するという。原発問題について、宗派や教団の壁を超えた日本の宗教界の考えが、国際舞台で披露されることは初めてだ。
○WCRP日本委員会が発信する英文メッセージの抄訳
◇福島第一原発事故が世界に大きな影響を及ぼしていることを深く受け止め、憂慮する
◇「原発は安全に管理できる」との思い上がりを反省し、安心して暮らせるよう宗教者として取り組まなければならない
◇核廃棄物の処理方法は依然不明瞭。原発に頼り続けることは将来世代に私たちの生活の後始末を負わせることになる
◇日本は唯一の被爆国で、原発事故の放射能汚染も深刻な問題を提起している。核兵器と原子力エネルギーは、「あらゆるいのちを脅かす大きな課題」と深く受け止めなければならない
(11月17日東京新聞より抜粋)
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┗■4.たんぽぽ舎の近況-2つ
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◇闘病中の職場の先輩が官邸前抗議行動に参加していた
小山芳樹(たんぽぽ舎)
先日、10数年ぶりに職場の先輩数人と旧交を温めた。驚いたのはそのうちの1人Aさんは、大病して今も投薬を継続、闘病中だが、昨年から今年にかけて2回、毎週金曜日の官邸前抗議行動に出かけてきたとのこと。身体の調子の良い時を選んだとは言っていたが、なかなかできることではないと感じた。官邸前行動では、たんぽぽ舎の黄色ののぼり旗も見ていたと言う。
今の反原発運動、原発をめぐる情勢は、闘病中のAさんが「原発を止めるために官邸前に行こう」という気持ちになるくらい、3・11東電福島第一原発事故以前とは格段に違った状況(反原発運動の「すそ野」の拡がり)になっていると実感させられた。
◇原発情報も隠す秘密保護法反対デモに参加-全体で1万人
柳田 真(たんぽぽ舎)
11月21日(木)夕方、東京日比谷で開かれた秘密保護法反対集会に参加。1万人で日比谷野外音楽堂に入りきれず。
たんぽぽ舎は、2000枚弱のビラを配り、横断幕と2本のノボリ旗を立て、他のグループと共に250人ほどの隊列で行進。解散地で簡単な総括集会も。
たんぽぽ舎ボランティアなどの参加者は30名強でした。
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