たんぽぽ舎から No.2051
- 2013年 12月 20日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2051】
2013年12月20日(金)地震と原発事故情報 -4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.12月19日学習会の報告「反原発で安倍政権を崩壊させる」
(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)
★2.【12月・1月の学習会・デモ案内】参加歓迎
★3.槌田ゼミ エントロピー入門講座 12月26日(最終回)のお知らせと、
特別企画(2作品上映会)のおしらせ
★4.新聞・雑誌から
◇首都直下地震 最悪2万3000人犠牲 M7.3想定 被害95兆円
(12月20日 茨城新聞より)
◇東海原発 原子炉解体 5年間延期(12月20日 東京新聞より)
◇原発を追い40年 まだ戦わなきゃ 樋口健二 フォトジャーナリスト
(12月15日 東京新聞より)
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※【山谷労働者支援・年末助け合い】物資の受付は24日(火)必着です。
皆様の温かなご支援をお待ちしております。(詳しくは12月12日配信の
TMM:No2044をご参照ください)
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1850
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┗■1.12月19日学習会の報告
│ 「反原発で安倍政権を崩壊させる」
│ ~安倍内閣の弱点を集中的に攻めよう~
└────(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)
「週刊金曜日」発行人である北村肇さんの学習会「反原発で安倍政権を崩壊さ
せる」が、12月19日(木)に開催されました。於・スペースたんぽぽ、参加者
約50人。北村さんは、毎日新聞社で約30年間の記者経験があり、また、労働組
合委員長として、当時の毎日新聞社長を退陣に追い込むなどの運動を主導され
ました。新聞記者として培ったジャーナリスト魂、および豊富な社会運動経験
を基に、多彩なニュース源などからの情報を総合的に分析されておられます。
学習会の主な内容は、以下の通り。
1)新聞各紙は、なぜ「小泉発言」を大きく取り上げたのか
2)「小泉発言」の裏にあるものは
3)意外にもろい安倍政権の地盤
・米国から来春には見捨てられるとのウワサ
・菅官房長官との亀裂
4)再稼働阻止のたたかいが、安倍政権へのとどめ
・反原発のうねりを過小評価
・米国も財界も「裏の読めない首相」には、あいそをつかす
・ようやく安倍政権の危険性に気づいた新聞は、再稼働反対にのっかる
学習内容は、「反原発で安倍政権を崩壊させる」を中心テーマに、安倍内閣の
「弱点はなにか、それをどう攻めるか、その際の問題点は」等を丁寧に解説さ
れました。その中で、「反原発」はヒトの健康・命に関わり、国民と新聞など
のメディアが共闘できるテーマであると力説されました。また、国政選挙につ
いて、今後3年間は無いと諦めるのではなく、違憲状態判決の出ている現国会
は無効であり、従って、「直ちに選挙せよ、解散せよ」の運動も重要であると
話されました。休憩後、約30分間、活発な質疑応答も交わされ、有意義な学習
会となりました。
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なお、12/25(水)19時から
「元首相・小泉純一郎~発言の評価と私たちの行動と」意見発表と討論会が
開催されます。奮ってご参加ください。
発表者:河合弘之弁護士、源八おじさん 他。
12月25日(水)19:00~21:30 於スペースたんぽぽ 資料代800円。
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┗■2.【12月・1月の学習会・デモ案内】参加歓迎
│ (学習会は4Fスペースたんぽぽ)
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12/22(日)再稼働反対☆国会大包囲
13:00~14:00 日比谷野音集会 15:00~15:30 国会大包囲
15:30~17:00 官邸前・国会前大抗議 主催:首都圏反原発連合
12/25(水)19:00~21:30 資料代800円
討論会 元首相・小泉純一郎~発言の評価と私たちの活動と二つのテーマで
意見発表と討論会 司会:原田裕史さん(たんぽぽ舎)
発言者:河合弘之弁護士、源八おじさん、柳田真ほか。
12/26(木)19:00開会 参加費800円(前回休講、今回が最終回です)
学習会 槌田ゼミ【エントロピー入門講座 最終回】
第9章 個人も社会も、ほどほどの幸せを目標にする 講師 槌田敦さん
12/27(金)金曜行動 18:00~20:00(※30分短縮は1月からです)
全ての原発は止まっている!首相官邸前抗議 主催:首都圏反原発連合
★12/28(土)~2014/1/7(火)
★たんぽぽ舎 冬休み(来客対応はできません)
1/8(水)18:30~20:00 汚染水止めろ!柏崎刈羽再稼働するな! 第4回
東電解体!東電本店合同抗議 場所:東京電力本店まえ
1/10(金)金曜行動 18:30~20:00(※1月から30分短縮です)
全ての原発は止まっている!首相官邸前抗議 主催:首都圏反原発連合
(※1月17日、24日、31日予定)(※1月3日はお休み)
1/15(水)経産省前テントひろば総会 18:30から 於スペースたんぽぽ
1/16(木)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 「脱原発の論理 ─ 放射能障害を越えて」
講師 加納実紀代さん(女性史研究者・著書多数)
1/18(土)、19日(日)再稼働阻止の闘い方の全国相談会
18日(土)13:00~18:00、19日(日)10:00~20:00、別途資料代。
主催:再稼働阻止全国ネットワーク 問合せ TEL 070-6650-5549
1/20(月)午前 原子力規制委員会まえ抗議行動
呼びかけ 再稼働阻止全国ネットワーク
1/20(月)18:45~21:00 参加費800円
学習会 東電解体講座・第2回 東電株主代表訴訟の活動の中で
いくつか感じたこと、今後の方向 講師 木村結さん
1/22(水)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 アンペア低減のススメ・東電と契約解除 お話 藤井智佳子さん
1/25(土)18:00開場 18:30開会 参加費800円
学習会 被ばく労働問題連続講座 福島第一原発事故現場の労働実態
お話 ごぼうさん、なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)
1/30(木)18:30開場 19:00開会 参加費800円
学習会 槌田ゼミ 徹底解析 福島原発事故 -19- 詳細後日
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┗■3.槌田ゼミ エントロピー入門講座 12月26日(最終回)のお知らせと、
│ 特別企画 2作品上映会のおしらせ
└────(槌田ゼミ講座スタッフ)
日時 12月26日(木)18時半開場 19時開会
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
講師 槌田敦さん 参加費800円 予約不要 直接会場へお越しください。
後日映像アーカイブをご覧いただけます。
槌田ゼミ vol.2 ブログに掲載予定 http://t2zemi2013.wordpress.com/
★エントロピー講座特別企画 核事故の実体を知る連続上映会 2回目
12月22日(日)13:10開場 入場料(各600円)
三軒茶屋キャロットタワー5F セミナールームB
上映1は13:30スタート、上映2は15:00スタートです。
上映1)【ハード・レイン ─パンドラの箱から降り注ぐ放射能】
上映2)【福島の悲劇 ─放射能に翻弄される人々を追った記録─】
詳細(こくちーず)http://kokucheese.com/event/index/128965/
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┗■4.新聞・雑誌から
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◆首都直下地震 最悪2万3000人犠牲 M7.3想定 被害95兆円
(12月20日 茨城新聞より)
政府の中央防災会議は19日、マグニチュード(M)7.3の首都直下地震が
起きると最悪の場合、東京、神奈川など首都圏で2万3千人が死亡し、経済被
害は国の年間予算にほぼ匹敵する95兆3000億円とする想定を公表した。都心を
囲む木造住宅密集地域の火災被害を厳しく見積もり、死者数は2005年の前回想
定(1万1千人)から倍増。交通が麻痺し救命活動が難航する恐れを指摘した。
政府は対策大綱を来年3月までに改定、防火や首都中枢機能維持の取り組みを
急ぐ。(中略)
首都圏でのM7級地震の発生確率は30年以内に70%程度とされており、首都
中枢への影響が大きい都心南部を震源とするタイプを想定の対象とした。(略)
冬の夕方に発生し風速8メートルのケースで死者数が最大となる。(略)住宅密
集地などで火災が多発、2日程度延焼するとした。避難者数は最大720万人
と試算した。
がれきの散乱などで道路は極度の交通まひが数日、JR在来線などの運行停止
は1カ月程度続く。(略)
経済被害の内訳は、建物やインフラなどの損壊47兆4千億円、経済活動へ
の影響47兆9千億円。(後略)
◆東海原発 原子炉解体 5年間延期
(12月20日 東京新聞より)
日本原子力発電は19日、1998年に運転停止し、国内の商業用原発で初の廃炉
作業が進められている東海原発(茨城県・東海村)で2014年度に着手予定だっ
た原子炉解体について、5年間延期し19年度に先送りすると発表した。
解体着手の延期は10年7月に続き二度目。廃炉全体の完了も20年度から25年
度に遅れる見込み。
原電によると、解体作業で出る金属やコンクリートの低レベル放射性廃棄物
を細断しドラム缶になどに詰めてモルタルで固める装置の設計が遅れているの
が原因。
◆原発を追い40年 まだ戦わなきゃ 樋口健二 フォトジャーナリスト
(12月15日 東京新聞より)
福島第一原発事故の何十年も前から、原発の危うさを訴え続けてきたフォト
ジャーナリスト樋口健二さん(76)。放射能汚染と隣り合わせの原発内部で働く
作業員の姿をとらえた作品群は3.11以後、国内外で高い注目を浴びた。長年、
人々が目を向けることのなかった原発労働者をテーマにしてきたのは、過酷な
労働を強いられた自身の体験を重ね合わせているからだという。
・・・東日本大震災の後、国は原発労働による被ばくで白血病などになったと
して過去に複数の作業員が労災認定されていたことを初めて明かしました。現
在は12人が労災認定されています。何十万人という原発労働者の数からいえば、
12例というのは少ない。でも、僕が原発労働者を追い続けて40年、真っ暗闇
だったトンネルで、やっと1本のろうそくに灯がともった感じ。少しずつ歴史
が変わろうとしています。(中略)
原発の安全神話がどれほどいいかげんなものだったかを人はわずかの期間は
思い知ったでしょう。しかし人は簡単に忘れるんです。
99年、茨城県東海村のJCO臨界事故で多くの作業員が被ばくし、2人が亡く
なったのに何も変わらなかったじゃないですか。(中略)
まだまだ戦わなきゃ。日本がだめなら原発を海外に売っちゃおうって。外国
に売るということは一緒に原発内部で働く作業員も増やしていくだけの話。
結局、昔も今も何も変わっていませんよ。
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