3月7日(金)「手賀沼放射性廃棄物撤去訴訟」第一回公判
- 2014年 3月 5日
- 催し物案内
- OHTA Mitsumasa
ちなみに松戸在住の私は2012年から燃やすゴミを出していません(現在、燃やすゴミは「ゆうパック」の袋に一杯になったところ)。リサイクルに適さないと思われるレシートのような紙もトイレで用足しに使っています。トイレットペーパーは買ったことがない。食品残渣はアパートの敷地に。
福島原発問題は関東が福島に犠牲を押し付けているという面が強調されますが、関東の中でも犠牲的なものの押し付けがなされています。電気使用量に応じて各人が放射性廃棄物を負担するのでないかぎり、平等は実現しないでしょう。それでも「放射性廃棄物の遺産相続」という問題が残る。だからせめてゴミはなるべく減量を。
太田光征
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3.7手賀沼放射性廃棄物撤去訴訟の傍聴をお願いします。
「3.11」から3年、ホットスポットとなった千葉県北西地域では、放射能汚染対策がどの自治体にとっても大変な課題となっています。
この中で、汚染されたごみの焼却によって出される高レベルの焼却灰問題も苦しい問題です。一昨年、汚染地域の流山市、柏市、松戸市、我孫子市、印西市等が千葉県に「高レベル焼却灰の一時保管」問題を要請したことから、我孫子市・印西市境にある「手賀沼終末処理場」に一時保管施設が出来ました。2012年12月から、流山市、柏市、松戸市から搬入が始まりました。
この高レベル焼却灰搬入問題に、施設のある周辺住民は「広域近隣住民連合会」を結成し、搬入反対・監視行動を開始し、我孫子市や市議会も搬入自治体に抗議を続けてきました。住民連合会は、国にも公害調停を要請し、一時保管の危険性を訴えてきましたが、千葉県側の姿勢が変わらず、調停は不調に終わりました。その結果、住民連合会は、提訴し、裁判闘争に移行しました。
この裁判闘争が「手賀沼放射性廃棄物撤去訴訟」です。第一回目の公判が始まります。
▼日時/3月7日(金)午前10時から ▼会場/千葉地裁松戸支部101号法廷
ご多忙のことと思いますが、ホットスポット地域の共通する問題です。是非、傍聴にご参加ください。よろしくお願いします。
2014.3.5 吉野信次
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