テント日誌3月30日 経産省前テントひろば932日目…商業用原発停止196日─雨の中の川柳句会
- 2014年 3月 31日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
小雨の中テントへ。泊まり開けの方から昨夜のことなど引き継ぎを受けて座り込む。昨日あたりから一斉に咲いた桜も雨に濡れて哀れだ。10時半過ぎ雨が激しくなってきたのでテントに籠り、乱鬼龍さんの駄洒落を交えて東電解体や送電線分離の話に花が咲く。
日曜当番の正清さんは伊達判決の集会に行き、ピンチヒッターのYさんと交代。次第に雨風が激しくなったが、テントは無事、頑丈に出来ていることに感謝!こんな天候なので訪れる人もいなかったが、午後から「テントを守れ川柳句会」の人たちが集まる。今日のお題は「雨」と「花」川柳はまるで素人だが、参加することに意義ありで書いてみた。
今日の特選は時々参加のTさんが独占雨の部では“良民の希望はぐくむ春の雨“良民というのがチョット古い言い方かな?と言う評でしたが… 花の部では“再審を支えし姉の笑顔咲く“袴田さんのこと読んだ句です。考えさせられますね。
ちなみに乱さんのお情けで選ばれた私の秀句 “九百余風雨に耐えてテント有り“”花咲けど脱原発の道遠し“でした。
4時過ぎて雨もほとんどあがった頃毎日来てくださるSさんが座り込んでくださり、泊まり当番の方も早く来てくださったので私は失礼した。地下鉄の車内放送に寄ると強風のため電車が遅れたと言うこと。良い時間に帰れて良かったです。 (I・K)
規制委員会の審査状況から
夜、テント内に張られた狂歌が目に付いた。
8億円どんなヨシミで借りたのか
みんなの党にみんなあきれる
乱鬼龍
規制委が優先審査にした川内原発の審査が進んでいる。先週は、4回の審査会合で川内原発が審査された(一回は非公開、水曜は地震・津波)。今週も、4月2日(水)に地震・津波の審査会合が開かれる(対象原発は未定)。「再稼働ありき」の新規制基準であり、かつ田中委員長自ら「新しい規制基準、現行の規制基準に適合しているかどうかだけを判断しているのであって、絶対安全という意味で安全ということを言われるのでしたら、私どもは否定しています。」と言っているのだから、再稼働を許せるはずがない。
川内原発に関しては、地震影響評価は勿論、桜島他の火山の影響も心配だ。噴火による火山灰が川内原発に到達した証拠があり、実際に火砕流や火山灰が原発敷地に到達すると、原発を制御する人が居なくなり、たちまちメルトダウンが起こる。規制委の審査もしっかり監視する必要がある。
なお、4月3日(木)には島崎委員他が川内原発の敷地内の現地調査をする。
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/shinsa/genchi/20140403.html
「九州電力株式会社川内原子力発電所1、2号機の新規制基準適合性審査に係る現地調査の実施について:平成26年3月28日 原子力規制委員会
原子力規制委員会では、九州電力株式会社川内原子力発電所1号機及び2号機の新規制基準適合性審査の一環で、現地調査を下記のとおり実施しますのでお知らせします。
1.現地調査実施日 平成26年4月3日(木) 9:00~15:45(予定)
2.現地調査場所 九州電力株式会社川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市久見崎町字片平山1765番地3)
3.調査メンバー 島w)w)幸い審査終了時の最終点検ではないようだ。現地で大きな抗議の声が上げられるか。 (K.M)
4月2日(水)第7回東電本店合同抗議(18時30分~20時)。呼び掛け団体;経産省前テントひろば・たんぽぽ舎 賛同団体(64団体)。賛同団体募集中。(柏崎刈羽原発再稼動するな!汚染水止めろ!)
4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時)。13時東京地裁前結集を。16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他)
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