たんぽぽ舎から:No2161
- 2014年 5月 4日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
2014年5月3日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.連載:再稼働は日本を滅ぼす・第16回
原発ゼロめざして金曜行動に100回参加
『週刊金曜ビラ』も101回発行-2000枚配布
川内原発再稼働阻止! 再稼働推進の規制委糾弾!
柳田 真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.欧州でも「官邸前行動」 再稼働反対の声、ベルリンに響く
再稼働を許さないとの声は日本以外にもあるんだということを明らかにしました
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.ふくしま集団疎開裁判の数寄屋橋交差点での街宣にご参加ください。
-子どもたちを直ちに避難させよ-
栄木忠良 (ふくしま集団疎開裁判の会)
★4.鹿児島県川内から(「川内の家」ニュース5号)
テント日誌5月1日(木)経産省前テントひろば964日目
商業用原発停止228日 (I・K)
★5.<新刊書のお知らせ>
拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が6月末に刊行
元原発技術者・小倉志郎より
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※5/7第8回東電本店合同抗議にご参加を!
東電解体! 汚染水止めろ! 柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日 時:5月7日(水)18:30から20:00まで
場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約79団体(5/3現在)
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※5/7学習会にご参加を!
『いま、改めて日本国憲法を見つめ直す=原発・人権・9条』
お 話:吉原泰助さん(元福島大学学長)
日 時:5月7日(水)19:00から21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.連載:再稼働は日本を滅ぼす・第16回
| 原発ゼロめざして金曜行動に100回参加
| 『週刊金曜ビラ』も101回発行-2000枚配布
| 川内原発再稼働阻止! 再稼働推進の規制委糾弾!
└──── 柳田 真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
1.原発ゼロをめざして金曜ごとに永田町の首相官邸前で行われている原発廃止行動が5月2日で、100回目を迎えた。当日は、たんぽぽ舎もボランティアの皆さんと共に30人強で参加、『週刊金曜ビラ』も延べ101回発行-配布(平均2,000枚)してきた。今日のビラは、九州電力川内原発の再稼働やめよ-再稼働推進の規制委に抗議する(5月14日行動)、東電本店合同抗議(5月7日水曜18:30-20:00)などの4点セット。今日はいつもより人手も多く、ビラも1-5班に分かれて順調に配布できた。受け取りも良かった。
2.5月3日の朝日新聞には、たんぽぽ舎会員の横関彩子さん-子ども3人と参加した高校教諭と紹介され-や、再稼働阻止ネットの仲間である川内原発の再稼働反対を訴え、鹿児島市で毎週金曜に講義を続ける「かごしま反原連有志」代表の岩井哲さん(67)が紹介され、「東京で頑張っているのが、我々の心の支えになっている」と語る。
3.今後の焦点(重点)は、再稼働推進機関としての本質を露わにしてきた原子力規制委員会への抗議と、第1号といわれる九州電力川内(せんだい)原発の再稼働阻止が大事だ。5月一杯を川内原発再稼働を許さないの声を全国各地で響き渡らせよう。
4.長さ(1-100回)と広がり(北海道から九州まで)で歴史的行動
金曜行動は、組織の支援なしで、100回も続いた。2012年の3月29日の第1回目(300人)から、2014年の100回目、5月2日(3000人)までの歴史の長さと、北海道から九州まで、全国数十カ所で自発的に行われている、という2つのイミで、歴史的行動だ。参加し、盛り上げ、持続させよう。
たんぽぽ舎も1-100回すべてに参加してきた。一日も早く、原発のない社会にしよう。
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┗■2.欧州でも「官邸前行動」
| 再稼働反対の声、ベルリンに響く
| 再稼働を許さないとの声は日本以外にもあるんだということを明らかにしました
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
ドイツなどヨーロッパに行っている安倍首相に原発再稼動反対の抗議行動、別名欧州版官邸前行動(私が勝手に言っているだけですが)が行われました。
報道は時事通信のもの短いながら丁寧に取材。記者の真面目さが伝わります。
50人とはいえ、この50人はとっても大きい50人だと思います。福島第一原発震災を忘れていない、再稼働を許さないとの声は日本以外にもあるんだということを明らかにしました。
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安倍首相に脱原発訴え=首脳会談場前でデモ-ベルリン
【ベルリン時事】2014/04/30
安倍晋三首相とドイツのメルケル首相の首脳会談が行われたベルリンの首相府前で30日、会談時間に合わせ、市民や在留邦人ら約50人が安倍首相に脱原発を訴えるデモを行った。
デモ隊は「安倍首相に抗議します」との横断幕を掲げ、「再稼働反対」「さよなら原発」とシュプレヒコールを上げた。
参加した主婦ヘートウィヒ・ツォーベルさん(63)は「東京電力福島第1原発の事故が起きた日本で原発が再稼働されたら最悪」。タクシー運転手ベルント・フリーベーゼさん(54)は「安倍首相に国民と子供を守れと言いたい」と話した。
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┗■3.ふくしま集団疎開裁判の数寄屋橋交差点での街宣にご参加ください
| -子どもたちを直ちに避難させよ-
└──── 栄木忠良 (ふくしま集団疎開裁判の会)
小児甲状腺がんの子どもが74人に増加しました。今も放射線管理区域に該当する高線量の中でたくさんの子供たちが生活しています。昨年、仙台高裁は郡山の状況について「このまま放置すれば子供たちの健康について、ゆゆしき事態になることが懸念される」という事実認定をしました。
国や福島県の「安全キャンペーン」とは正反対のこの事実認定は裁判所の最終判断です。放射能汚染による健康被害は甲状腺がんだけでなく循環器系統をはじめいろんな病気を引き起こし、地域も福島だけではなく、関東にも広がっています。取り返しのつかない悲劇が起ころうとしています。
ふくしま集団疎開裁判のボランティアは一年前から数寄屋橋交差点で子どもたちの避難をマイクで訴え、リーフレットやチラシを配布しています。
毎回500枚前後配布していますので、1万5千人以上の歩行者が受け取っています。
5月の行動は下記の通りです。ぜひご参加ください。雨天の場合は中止です。
・10日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・17日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・24日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
・31日(土)15:00~16:30数寄屋橋交差点
お問い合わせ先:ふくしま集団疎開裁判の会 (090-5501-1292 栄木)
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┗■4.鹿児島県川内から(「川内の家」ニュース5号)
| テント日誌5月1日(木)
| 経産省前テントひろば964日目 商業用原発停止228日
└──── (I・K)
朝方まで降り続いた雨が上がって緑がいちだんと輝いて気持のよい朝
11時頃から第85回日比谷メーデーのデモ隊がテント前を通った
○ Kさん、Sさんが6月8日のチラシを懸命に配る。通り過ぎるデモ隊の中には「原発再稼働反対!」のシュプレヒコールをあげて下さったりして、テントがんばれ!の声もあって励まされた。
デモの隊列から抜けてテントにカンパしてくださる人も居て感激!私たちも負けずにデモ隊に手を振って応援した。
デモの通る合間に「制服向上委員会」のメンバーが寄ってくださり、男性スタッフは興奮気味、握手してもらったりして大喜びだった。メンバーも少し入れ替わってより若くなったようですね。またテント前で歌ってくれる日を楽しみにしています。
デモが通り過ぎた後、サラリーマンらしき人が名も告げずにカンパしてくださったりして、今日は嬉しいことの連続でした。
○再稼働が画策される川内原発現地での行動を伝えるビラから
14-5/2「川内の家」ニュース5号 連絡先:090-4759-2927岩下
せんだい原発,再稼働反対! 原発事故時、避難路は車のすれ違い不可能
川内市は住民の安全を守る気があるのか
川内原発が事故を起こした時、ちゃんと避難できるかどうかは、住民の「命」の問題です。ところが川内市長は「原発再稼働に同意するつもり」と言う一方、まともな避難計画も立てていません。それどころか、実際に避難は困難という事例がたくさんあります。
○県道は大渋滞、山越え避難も無理
地域で「川内の家ニュース」を配布中、城地区の女性が「何とかして欲しい」と訴えました。「川内川沿いの県道3号線は、事故時、大渋滞で逃げ切れない。山越えの市道を使うしかないが、道が崩れて車がすれ違いできない。市になんど言っても直してくれない」―と言うのです。実際に市道を走ってみると、アスファルト舗装は山側からの流水でえぐられ、反対側は崖です。軽自動車どうしでもすれ違い不能、避難が無理であることが判りました。川内市の住民を守る「本気度」が疑われても仕方がありません。
○渋滞中、車の中でも放射能は防げない
それでは県道を避難する人はどうでしょうか?高江地区のインターから橋を通って車で北に逃げることになりますが、大渋滞は必至です。そのとき車の「放射線防護係数」はゼロとされています(アメリカ環境保護庁の「指針」)。
つまり何時間もの渋滞中、100%の放射能を浴び続けるということです。
しかも住民全体が車を持っている、運転できる、とは限りません。高江地区の男性は、「徒歩で避難することになるが、高速道路だから橋には歩道がない」―と話していました。
○「ぶじ避難可能か」、と市長に問い合わせを
車でも徒歩でも、避難は「放射能地獄」に変わりありません。避難後、何年にもわたる「避難生活」の大変さ―生活苦や一家離散などは、福島の例を見れば判ります。しかし安全に避難できるかどうかも疑わしい。市長に「再稼働して本当に安全か」、と質問しましょう。
○5月7日(水)第8回東電本店合同抗議行動 18時30分から東電本店前
呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛
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┗■5.<新刊書のお知らせ>
| 拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が6月末に刊行
└──── 元原発技術者・小倉志郎より
拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が、来る6月末に、彩流社から刊行される運びとなりました。
詳細は彩流社のHP
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1980-4.html をご覧ください。
(以下新刊書の「はじめに」より引用)
この本は「遺言」のつもりで書いた。「原子力ムラ」の利権にたかる輩や、原発を推進する権力側にとっては、都合の悪いことも書き連ねた。
読者のみなさんの中には「原発をつくった人間が今さら善人ぶりやがって!」と思われる方もいるだろう。原発をエネルギー資源の少ない日本にとってまるで「救世主」であるかのような夢を見て疑わなかった私自身、痛切に責任を感じている。いや、感じるだけでなく、責任の一端を担っていることは確かである。
しかし、長年、原発の建設や保守・点検に携わった人間だからこそわかることを書き留めることで、「贖罪」の思いもこめた。
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