カジノ賭博場は地域活性の手段たりうるか ギャンブル依存症者の増大と地域産業の破壊(8月29日)
- 2014年 8月 3日
- 催し物案内
- 森広泰平
明治大学軍縮平和研究所・アジア記者クラブ共催
カジノ賭博場は地域活性の手段たりうるか
ギャンブル依存症者の増大と地域産業の破壊
2014年8月29日(金)18時45分~21時
明治大学リバティータワー9階(1095教室)
ゲスト 鳥畑与一さん(静岡大学教授)
吉田哲也さん(弁護士)
カジノの経済効果がまことしやかにメディアでも語られる機会が増えてきた。安倍首
相は今年5月、「カジノを含む統合型のリゾート施設(IR)は外国人観光客を呼び込
み、成長戦略の目玉になる」とシンガポールのカジノを視察してぶち上げた。その根拠
は、米投資銀行による「日本のカジノにおける経済効果を4兆円になるとの試算」とい
う数字だ。東京オリンピック開催に合わせて2倍になると見込んでいる日本を訪れる外
国人観光客が得意先になるのだという。日本ゲーミング学会は、海外投資が盛んになる
ことで、高齢者のタンス預金が出回れば景気を刺激するとまで述べている。皮算用が“
成長戦略”として一人歩きしている状況だ。
8月定例会は、そもそも実態経済とはかけ離れた賭博による経済成長がありうるのか
という大前提に疑問を投げかけ、「IR」や「統合型リゾート」などの聞こえの良い言
葉で実態を隠すカジノを「不幸をまき散らすビジネス」だと批判する静岡大学の鳥畑与
一さんと、すでに日本は競馬や競輪、競艇、パチンコなどに代表されるギャンブル大国
であり、“賭けごと依存症”による多重債務問題などの社会問題を引き起こしている元
凶だとカジノを批判する弁護士の吉田哲也さんのお二人をゲストにお迎えします。当日
は、ショックドクトリンに等しいカジノの経済効果について、社会面と法律の両面から
切り込みます。
■会 場 明治大学リバティタワー9階1095教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方
1000円
■主 催 明治大学軍縮平和研究所
アジア記者クラブ(APC)
■後 援 全国カジノ賭博場設置反対協議会
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
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