12月6日(土)の政治集会に参加を!僕らに問われている政治的決意の確認を
- 2014年 11月 27日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
2014年11月26日 連帯・共同ニュース第339号
12月6日(土)の政治集会に参加を!僕らに問われている政治的決意の確認を
■ いつの間にか忘年会の季節と思っていたら「党利党略」の選挙が現れました。なんかこれは腑に落ちないと思っていることでしよう。小沢一郎に言わせると今度の選挙は「党利党略」というのではなく、「個利個略」の選挙だと言っています。安倍首相の個人的な政治延命のための選挙だと言うわけです。言い得て妙であると思ったのですが、そういえば自民党の中でも恒例の万歳をしなかった議員が少なからずいたらしいですね。小泉進次郎はその一人だったようです。いずれにしても政権側の利害を露呈させた選挙です。僕らはこれを安倍政治に審判を下すものとしてやるしかないのですが、これも含めて政治決意というか、政治的意志確認のための政治集会を12月6日(午後六時・文京市民センター)で行います。是非、参加をしてください。
■ 「9条改憲阻止の会」は第一次安倍内閣の時に「改憲阻止」を掲げて結集し、国会前座り込り込み行動などを展開してきました。『3・11』以降は脱原発運動、とりわけ経産省前テントの方に全力を注いできました。中心メンバーはこの運動に関与し、それぞれの役割を果たしてきたと思います。秘密保護法制定や集団的自衛権行使容認の閣議決定などには会としての取り組みはもどかしかった面はあります。これは沖縄の辺野古の闘いや選挙についてもいえることです。僕らはまだ当面は経産省前テントや川内原発テントを中心にして闘い軸を置いて行くしかしかありません。ただ、安倍政権の強権的政治を強める動向に対しても闘いをやって行こうという動きも出てきています。僕らの反省も含めて来年は安倍政治との政治的闘いを強めようと思っています。12月6日(土)の政治集会はこうした趣旨のもとで行われます。
■ この間に閣議決定した集団的自衛権行使容認は安保法制の整備などとして来年に引き続きくことでもありますが、中東の情勢《イスラム国動向等》次第では一気に現実の問題としてやってくることも考えられます。そこで半田滋(東京新聞)をゲストに招いて講演をしていただきます。何故、安倍は集団的自衛権行使容認の閣議決定を急いだか、その背後にあるもの等を含めてその確認をしたいと考えています。これは、僕らにとってあらためてのことではなく、今日、明日のために必要なことです。集会のメインはこの講演ですが、緊迫度を加える経産省前テントからの報告や、また、川内原発再稼動阻止の現地で川内テントを張り頑張っているメンバーからの発言を予定しています。安倍はいよいよ原発再稼動に動き出しますが、その突破口としての川内原発再稼動は年明けにより具体化してきます。正念場と言う言葉はあまり好きではないのですが確実にやってきます。政治的意志確認を強め来年に備えましよう。
■ 政治集会 主催:9条改憲阻止の会 12月6日(土)18時、文京区民センターです。
(地下鉄後楽園駅、春日駅下車)。久しぶりの政治集会です。是非参加を。 (三上治)
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