教育破壊人格破壊《安倍内閣帝国主義とファシズムの現状について》
- 2014年 12月 9日
- 交流の広場
- 武田明
「自民300議席」予測の衝撃 野党連携の効果見えず
http://www.asahi.com/articles/ASGD45CHVGD4UTFK003.html
中国よりも怖い日本帝国主義の現状について。
敵は、自国にあり。
支配階級の破壊し続けているものは、教育であり、人格である事に気が付かなくてはならない。
大学は、何ら機能していない。メディアは、CMリズムに席巻されており、些末な情報を垂れながしているだけ。
政治も経済も教育基盤と同様に独占され続けられており、国民は、常に切り捨てられてきている。
アメリカのマイノリティ、黒人たちと同じく声をあげなくてはならない。
沖縄の様に、全土にて声を上げていかねばならない時なのだ。
しかし、日本の破壊された教育の中では、反乱の為の知性も知識基盤も破壊されていて民主主義が成立していない。
真の意味での選択肢が帝国支配にそぎ落とされている。
ヒットラーもナチス党もファシズムの台頭を待望する大衆ナショナリズムの投票行動によって、似非民主主義の中で地盤を確保していったのは、麻生太郎氏の言う通り。
麻生太郎「ナチス発言」の本当の危うさとは?
http://webronza.asahi.com/politics/themes/2913080900005.html
今回の仕組まれた解散劇もまさに、国民に民主主義的選択肢は用意されてはいない。
残されている選択肢は、教育破壊人格破壊のまま置き去りにされた国民のナショナリズム的多数派、ヘイトスピーチ的多数派の投票か沈黙かその選択肢だけの選挙、まさに、似非民主主義として仕組まれたものでしかないのだ。
少数派の良心は孤児として常に置き去りにされる帝国主義的親和力似非民主主義。
本来の真の意味での民主主義勢力は、真の国民教育、政治、法学、経済学的な学習基盤を国家から独立して設置していかねばならない。
それには、最初は、お金は、いらないはずだ。
貨幣以前の先験的直観=真実、ソクラテス的誠実、無知の知、友愛から開始していく事が出来るはずだからだ。
さよなら安倍政権自民党議員100人落選キャンペーン
消極的安倍政権ファシズムに抵抗する最低の選択肢は、この程度しかないのだ。
これで、民主主義と言えるのだろうか?
狂気とファシズムが支配する国。それが、現代の日本である。
国民には、良心の自由も許されてはいない。
富裕層以外は、家畜と言うのがこの政策であると言わねばならない。
これだけの侮蔑的状況、そして、富裕層、カジノ金融資本主義的搾取だけを拡大する社会にあって沈黙し続けるこの国の国民に、世界は絶望し始めているのではないだろうか?
日本の教育水準が高いとするならそれはこの世界を推して知るべしと言う事なのだろうか?
偽装民主主義、偽装解散、ナチス党麻生安倍内閣の経済支配、教育破壊。
日本帝国主義は、まさに、大日本帝国の復活として、財閥貴族の復活を目的としていると言わねばならない。
「ちきゅう座」的良心と知性の協働と抵抗に期待するしかない。
高倉健氏、そして、平和運動に積極的であった菅原文太氏が相次いで亡くなった。80歳代。
世代を越えて、真実の声、知性を、良心を伝えて来られず、無念の死の様にも感じられる。
金の支配、国民を家畜の様に扱う政治家、企業家。
貧困とは、エンゲル係数の事ではない。
高額なる教育格差の事であり、似非学校教育の中で、帝国の中に組み込まれていき、知性を剥奪されていく過程こそが問われなくてはならない。
奴隷として生きる生涯。
まさに、日本は、収容所と言わねばならない状況である。
沖縄に学び、そして、「ちきゅう座」を中継基地として、真の知性と良心の協働を広げていこう。
真の民主主義と投票行動はそれからしか始まらないだろう。
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