アジア記者クラブ3月定例会
- 2015年 3月 9日
- 催し物案内
- 森広泰平
沖縄戦から70年 県民の犠牲は無駄だったのか
辺野古への新基地建設と安倍政権の暴走
2015年3月17日(火)18時45分~21時
専修大学神田キャンパス5号館(551教室)
先着50名
ゲスト 糸数慶子さん(沖縄選挙区・参議院議員)
物事にはやっていいことと悪いことがある。いま沖縄県名護市辺野古で米軍新基地建
設のために政府が強硬している海上作業を念頭に置いた言葉だ。もちろん後者の意味で
ある。
昨年、名護市長選、沖縄県知事選、衆院選を通して3度、普天間基地の撤去、辺野古
への新基地建設反対の民意が保革の垣根を超えたオール沖縄という形で示されたことは
記憶に新しい。それにもかかわらず、選挙などなかったように工事が続いている。度重
なる名護市長、県知事の中止要請や法手続きなど歯牙にもかけていない。サンゴの破壊
、海上工事に体を張って反対する住民への海上保安庁と県警の暴力は目に余る。米軍に
よる山城博治・沖縄平和運動センター事務局長のでっち上げ逮捕事件まで発生した。
法治国家のルールに基づくのならば、政府がすべきことは新基地建設断念と、平和と
静かな社会を求める沖縄県民の声に真摯に耳を傾けることではないのか。沖縄県紙と本
土メディアの分断を謀ろうとする政府による世論工作も卑劣である。
3月定例会は、こうした緊迫した事態が続く沖縄から参院議員で沖縄社会大衆党委員
長の糸数慶子さんをゲストにお招きします。3月は、70年前の26日に慶良間諸島に
米軍が上陸し、鉄の暴風雨と形容される沖縄戦の口火が切られた月でもあります。沖縄
戦の今日的な意味も問い返しながら、辺野古、高江の現状報告について糸数慶子さんに
お願いしました。県紙の報道も踏まえながら政治情勢の論点を明確にした議論をしたい
と考えています。メディア関係者だけでなく、ヤマトからも幅広い参加を呼びかけます
。
■会 場 専修大学神田キャンパス5号館551教室(東京都千代田区神田神保町3-8)
■交 通 JR・「水道橋」西口/地下鉄「九段下」・都営線「神保町」下車
■資料代 1500円(会員・1000円)、専修大生無料(予約不要・先着順)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■協 力 人文ジャーナリズム学科山田研究室
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
Tel&Fax:03-6423-2452
■問い合わせ ⇒ E-mail:apc@cup.com
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