脱原発福島ネットワークから報告会「最新報告 福島第一原発1号機原子炉建屋4階 現場調査」の御案内です。
- 2015年 5月 8日
- 催し物案内
- 佐藤和良
みなさま、佐藤和良です。
脱原発福島ネットワークから報告会「最新報告 福島第一原発1号機原子炉建屋4階 現場調査」の御案内です。
●日時 5月22日(金)午後6時30分から
●場所 いわき市文化センター 大講義室
福島県いわき市平堂根町1-4
地図 http://www.city.iwaki.fukushima.jp/map/1315/002551.html
●講師 田中三彦さん
1968年東京工業大学工学部卒業。バブコック日立入社、福島第一原子力
発電所4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わる。サイエンスライター、
翻訳・科学評論を執筆。元東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員
(国会事故調)、新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会委員。
●内容
・福島原発事故の現状評価
・福島第一原発1号機原子炉建屋4階の現場調査の検証結果
・今後の課題
●資料代 500円
●主催 脱原発福島ネットワーク
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2011年12月、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員(国会事故調)が発足。東電福島原発爆発事故の調査に着手した。
調査過程の作業員ヒヤリングで「地震直後F1-14階で水の噴出の事実」を把握。
津波に襲われる前に水の噴出があったのか。地震動により何処かが損傷、破損した可能性を意味している。事故原因は津波だけだったのか。津波対策だけでよいのか。津波以前に設備、機器、配管が損傷、破損していれば、設備、機器、配管等の耐震性の問題になる。全原発の耐震性が、耐震計算方法から耐震設計、耐震施工法まで見直さなければならなくなる。
田中三彦さんら国会事故調査委員会は、1号機の現場検証を求めたが、東電の虚偽説明により、現場検証を断念した。しかし、今年2月田中三彦さんは、とうとう新潟県の調査委員会として、1号機の現場検証を実施した。田中さんが現場で何を見、何を感じたか。田中三彦さんの報告会を行います。皆様の参加をお待ちしております。
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