日米豪共同軍事演習の罠
- 2015年 7月 13日
- 時代をみる
- 池田龍夫
日本の自衛隊が7月11日、米国と豪州が行なった大規模な合同軍事演習に初めて参加――朝日新聞11日付朝刊1面トップで特報じた記事に驚かされた。文化交流や経済交流なら歓迎すべきことだが、武器技術協力・安保法制で連携を拡大する狙いとは・・。
米豪両軍は2年に一度、両国から3万人以上が参加する合同軍事演習を実施してきたが、日本が今回初めて参加して3カ国になった。米国の意向を受けたものと見られているが、安倍晋三首相の強い意向でもあったという。
昨年4月に改定した「日米防衛委協力のための指針」でも、日本周辺という地理的制約を無くして、日米両国が第三国と連携を謳い、安倍政権はその筆頭に豪州を上げていた。
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