われらの狂気を生き延びる道を教えよ(1)大きなSOSと小さなSOS資本主義と言う現代病理論(2)安保法制=軍需産業化と資本主義の終焉(3)何故、マルクスと資本主義論にこだわり続けるのか
- 2015年 7月 19日
- 交流の広場
- 武田明
(4)時事史観(観たもの、聴いたもの、考えたもの)
人間喜劇と資本主義の終焉 前口上
具体的に何をやらなくてはならないのか?
それを、いつも語りたいと考えている。
インターネットの使用の仕方。そして、すれ違う対話にならない対話、それを埋めていく事、安倍晋三の詭弁、自己弁護、三文役者たるピエロに振り回される日本と言うのもそろそろみな、限界を感じ始めているのだろうと怒りと失望、人間不信国家としての破壊行為にうんざりしているが、巨大資本とアメリカに阻まれ、立ち行かない安保法制デモ広報について再び、閉塞状況に追い込まれてしまっている苦悩が、この小さな日本列島に一明の光さえ、奪い去る『複合不況』としての問題意識、福島原発事故から懲りない再稼働問題、そして、沖縄辺野古基地問題、更に、政党政治の崩壊と戦前へと誘う、資本主義行き詰まりの最終段階としての軍需産業拡大と官僚統制国家への国民の見殺し戦争法案としての多重苦三重苦「生き地獄」としての派遣労働者法制などなど山本太郎氏がやむにやまれぬデモによって訴えているが、今日本は、国民の奴隷労働化、奨学金による負債支配としての資本による民主主義の破壊、憲法の破壊、立憲主義の破壊へと駒を進めてきているわけで、苦しい戦いが、続いているのも確かであるのだろう。
ここにある問題点をゆっくりとひも解いていかねばならない。
まずは、多分知っている人も多いと思うけれども、《資本主義と原発導入シナリオと読売新聞社の原初的関係史》の動画資料が既にある。
原発導入のシナリオ
https://www.youtube.com/watch?v=7uID7bNCUTQ
https://www.youtube.com/watch?v=X600p4IMd5Q
https://www.youtube.com/watch?v=bSgwU9Myt5c
マスコミ不信は、どの段階まで、問われるべきであるのか?
そこを、明確にもしたい。
昨日の「報道特集」そして、今日、日曜日これからの「サンデーモーニング」は、その中でも限界内はあったとしてもまだまだ、「人間の良心」を期待する事が出来る「報道ステーション」「ニュース23」と並び、《報道哲学》《真性ジャーナリズムの精神》《知的良心》を感じられるものもあるのだから決して、国民は、絶望や自殺もしてはいられない。
資本主義へのぎりぎりの抵抗としての具体的な指針を僕も語りだしたい共同性として問うのだが、実は、第四権力と呼ばれているジャーナリズムさえ、巨大資本の敵ではなく、ひ弱な位置づけにある事は、自民党独占資本の下僕へと自ら貶めてまで生き残りたいとする安倍晋三服従者たちの言葉から出た本音があり、「スポンサーになるな」更に、「良心的なスポンサーにさえ圧力をかけて行け」と言う論理があり、その独占資本の論理は、今に始まった事ではなく、資本主義史観原初からあるものであり、「絶対王朝」から学んできたものであり、ローマ帝国とアメリカ帝国が、類似として比較されて来た歴史の中にも既に、周知されて来たものであり、ここで、滑稽であるものは、まさに、まともな、資本主義史観を理解していない!《真性ジャーナリズム》教養を持つ者にとっては、まさに、今更、気が付いて、得意げに下品な言動によって自らの足をすくわれただけでしかない。
その独占資本の卑劣と戦っているのだが、身も蓋もない愚かな言動によって、直接化する幼稚さにこそ国民の大多数は、怒っているのであり、知性も文化も破壊しつくす無知の支配としての破壊、その戦争と暴力の奨励、エゴイズム丸出しの在り方に、愛想が尽きたと言う図式でしかない。
絶望は、独占資本の陰に隠れるスネ夫的安倍晋三は、「国民を舐めきっている」と言う事であり、政党政治が、崩壊しているファシズム法制の終末期的状況に対して、如何に、《知性》《良心》《ソクラテス的無知の知》としての人間解放を呼びかけていけるかと言う事である。
金曜日「ニュース23」のゲストは、姜尚中氏であったのだが、60日ルールによる、参議院の無力化、国民を小馬鹿にし続ける安倍晋三政権に対しての抵抗を呼びかけてもいたが、この長期戦に対して、それぞれ、中小企業もサラリーマンも独占資本から独立しているわけでもなく、淡い期待となっている後ずさりを余儀なくされているのは、安保闘争の歴史として、省察される関係史観が既にあるからだ。
反安保法制デモの波紋
http://revolutio.exblog.jp/21958726/
(1)大きなSOSと小さなSOS資本主義と言う現代の病理論
http://revolutio.exblog.jp/21958723/
あしたのマルクス(13日月曜日夕方からですもう、きょうのマルクスかな?)《付録:時事史観、問題山積。要塞化する軍拡日本殺人的精神矯正教育の恐怖と怒り、12日集会報告含む》
http://chikyuza.net/archives/54673
本来、上記「あしたのマルクス」としてのライブ報告をしたかったのですが、時事史観たる問題が、山積していて、辿り着けませんでした。後半として、次回としますね。
(2)軍需産業と資本主義の終焉
ここにおいて、『資本主義の終焉と歴史の危機』批判としてあった、まだまだ、市場は拡大する。爆買いする中国人もいるが、洗濯機もない中国人もいるからだ。の論があった事の土木既得権権益たる新国立競技場問題とアメリカ帝国主義軍需産業論としての資本主義の側面、更に、金融カジノ資本主義と株支配と実体経済、TPP戦略、グローバリズム問題を語りたいのでした。
(3)何故、マルクスと資本主義病理論にこだわり続けるのか
これは、僕としては、自明の問題意識であるのですが、教育と文化と哲学が、破壊されている故に、安保法制問題にも憲法問題にも歴史学批判にもたどり着けないヘイト状況に対して、わかり易い、資本主義とマルクス学とは何かを展開するライブ的意図があります。
8月25日(火)午後1時30分~文京区男女平等センター B研修室 資料代・500円
資本主義の現在と明日の経済像
水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』、トマ・ピケティ『21世紀の資本』を読む
伊藤誠×金子勝×大西広
これは、面白そうです。
『季論21』
9月過ぎに東京へ戻れたらと考えていたので行けなくて残念なのですが、『季論21』に文字起こしが掲載されるのに期待したいですね。
続く。
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