ドイツZDF「広島・長崎原爆70周年記念報道」で安倍首相の政策を厳しく批判 :アベ放送NHKとの落差が顕著
- 2015年 8月 25日
- 評論・紹介・意見
- 梶村太一郎
少し時間が経ちましたが、ドイツの公共第2テレビZDFが8月6日の夜のニュースで、ヒロシマの記念式典のから報道して、この場では珍しい式典での安倍首相へのプラカードを挙げての抗議の様子も交え、「日本は単に残酷な行為とそれが招いた結果を呼び起こす義務があるだけでなく、そこからさらに筋の通った結論を導き、責任を取る必要があります」と指摘、そこから原発政策と平和政策を厳しく批判しました。
この短い報道でもアベ内閣放送に堕落し、明日25日にはまたしても→包囲デモに見舞われる、同じ公共放送のNHKとの姿勢の落差が顕著に見られます。
その部分の日本語字幕が出ましたのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?t=10&v=QPRxkhsdTWw
NHK包囲デモの要求はこのように全くアタリマエのことです。
いわゆる民主主義国家の公共放送がこのようなデモに遭うこと自体が、とってもみっともないスキャンダルです。もうすぐこれも世界中に報道されても不思議ではないでしょう。
せめて日本の民放がこのデモの様子を伝えることを期待します。
初出:梶村太一郎さんの「明日うらしま」2015.8.24から許可を得て転載
http://tkajimura.blogspot.jp/2015/08/zdf70.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5608:150825〕
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