たんぽぽ舎から TMM:No2618
- 2015年 10月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2618】
2015年10月21日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.品物(書籍ほか)をもらって下さる方を募集 その1
たんぽぽ舎、現代思想社の倉庫整理で出た書籍類
柳田 真(たんぽぽ舎・旧現代思想社代表)
★2.九電交渉を振り返り、今後の闘いに向けた行動へと繋げてゆきたい
九州電力本店との交渉経過報告冊子作成
10/21☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1645目報告☆より
★3.新聞より3つ
◆福島事故後被ばくで労災
白血病基準「年5ミリシ-ベルト」超す線量 発症元作業員、初の認定
(10月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆被ばく労災 廃炉の担い手こそ守れ
(10月21日東京新聞社説より)
◆ヨウ素剤全戸配布 進まず 東海第二原発事故備え 茨城・東海村
服用対象で誤解?説明会出席わずか
(10月19日東京新聞6面より抜粋)
★4.テント日誌10月18日(日)
経産省前テントひろば 1499日
伏され、隠されている原発情報の多い事に驚く (I・K)
━━━━━━━
※【フィルター付きベント】も【免震棟】も【コアキャッチャー】も
【十分な避難計画】も【火山対策】もない川内原発、今すぐ止めろ!
10/23(金)首相官邸前抗議-第169回
日 時:10月23日(金)18:30-20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
━━━━━━━
※10/24槌田ゼミ新シリーズ 第15回原発基本講座
当日、設立予定の「原子力民間規制委員会・東京」による
17項目の規制勧告について
日 時:10月24日(土)15時より17時
お 話:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※10/26経産省前テントひろば『控訴審判決』
10月26日(月)テント裁判判決日
13時30分テントひろば前集合 14時東京高裁前集会
15時判決(102号法廷) 15時30分 記者会見
16時報告集会 衆院第2議員会館多目的会議室
━━━━━━━
┏┓
┗■1.品物(書籍ほか)をもらって下さる方を募集 その1
| たんぽぽ舎、現代思想社の倉庫整理で出た書籍類
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎・旧現代思想社代表)
たんぽぽ舎と共同事務所・現代思想社の倉庫を20数年ぶりに片付け・整理していま
す。昔の資料、古い資料が一杯あり、苦労しています。ゴミとして捨てるには惜しいと
思う物もいくつかあり、「扱い」に苦慮しています。
捨てれば簡単ですが、もしもらって下さる方があれば、その資料も「生きて」役立ち
、幸いです。もらって下さる方を募集中です。
(現物は無料ですが、郵便送料を負担して頂けると嬉しい)
=記=
1、劣化ウラン兵器とイラクの人々の写真集:1~40番まで40点
撮影者、作者:伊藤政子、相沢恭行、森住卓の3氏
タテ:30cm ヨコ:41cmのアルミ枠のパネルに入っています。
2、同和史研究―日本と世界
編纂:大江甚三郎 発行所:同和文献保存会
A4版・856頁(平成4年初版)
3、現代労働組合辞典
発行:(株)大月書店 編者:小島健司
1974年第1刷 B5版・1044頁
4、現代日本労働組合資料集成
編:日本社会党労働局編 発行:日本社会党労働局
1979年第1刷 A4版 1676頁 定価:25000円
5、戦後労働運動私史第1巻 1945~1949年
戦前期から総評結成まで 第三書館 高島喜久雄
1991年初版 522頁 定価:5150円
6、生産性運動30年史
日本生産性本部 昭和60年発行 1473頁
☆なお、整理がつき次第、「もらって下さる方」案内 その2を、
メールマガジンでお知らせします。
┏┓
┗■2.九電交渉を振り返り、今後の闘いに向けた行動へと繋げてゆきたい
| 九州電力本店との交渉経過報告冊子作成
└──── 10/21☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1645目報告☆より
青柳行信です。10月21日。
★10.6九州電力本店との交渉経過報告★
全文内容・写真付 http://tinyurl.com/nppamkc (A4 12ページ)
私たち、「原発とめよう!九電本店前ひろば」「さよなら原発!福岡」「原発いらない
!九州実行委員会」は、九州電力原発再稼働に対し、この間一万人集会を3回、九電本
店交渉を何度も行ってきました。
しかし、九州電力は、ついに川内原発1号機のみならず2号機まで再稼働して
しまいました。
次は、玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働へ向けた準備を急いでいます。
<九州電力は社員約230名を川内原発から玄海原発にシフトしました>
(2015年10月16日朝日新聞朝刊9面)
九電交渉を振り返り、今後の闘いに向けた行動へと繋げてゆきたいと思い、報告書
を作成し、冊子に致しました。
<項目・タイトル>
[一]はじめに
[二]交渉と回答について
1.1項について…原子力規制委員会への川内原発許可の取り消しを求める
2.2項について…住民説明会を行わない問題について
3.3項について…原子炉格納容器内で水蒸気爆発は起こらないのか
4.4項について…川内1号機の試運転時の大問題
5.5項について…川内2号機の蒸気発生器の更新を行わないのか
[三]川内原発近くの方の抗議と要望、感想など
※交渉経過報告全文内容
冊子希望の方 下記へメールでご連絡を
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp (青柳迄)
住所〒 名前 冊子数
Tel: E-mail: 費用は自由カンパ
┏┓
┗■3.新聞より3つ
└────
◆福島事故後被ばくで労災
白血病基準「年5ミリシ-ベルト」超す線量
発症元作業員、初の認定
厚生労働省は20日、東京電力福島第一原発事故後の作業で被ばくした後に白血病に
なった元作業員に、労災保険を認定した。事故収束作業に伴う白血病の発症で労災が認
められたのは初めて。
厚労省によると、労災が認められたのは発症時30代後半だった男性。建設会社の社
員として2011年11月~13年12月、複数の原発で作業した。12年10月以降の1年1
カ月間は福島第一を担当。原子炉建屋に覆いを造ったり、使用済みの防護服などを焼
却する施設を建設した。
男性は13年12月に福島第一を去った後に体の不調を感じ、白血病と診断され労災申
請した。現在は通院治療している。
白血病の労災が認められるには、年5ミリシーベルト以上を被ばくし、作業開始から
発症まで1年以上あることが基準。男性の累積被ばく線量は19.8ミリシーベルトで、
福島第一での線量は大半の15.7ミリシーベルトを占めた。
福島県の富岡労働基準監督署は、厚労省の専門家による検討会の見解を聴いた上で、
福島第一での被ばくが白血病の大きな原因になった可能性があると判断した。男性には
医療費や休業補償が支払われる。(中略)
事故前に全国の原発で白血病や悪性リンパ腫などの労災を認められた作業員は13人。
福島第一の収束作業で白血病も含むがんを発症したとする申請は8件。今回の男性を除く
7件の内訳は3件が不支給、1件が取り下げ、3件が調査中。
(10月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆被ばく労災 廃炉の担い手こそ守れ
東京電力福島第一原発の事故処理で高線量の被ばくを伴う作業が続いている。被ば
くによる労災も現実となり、壁が厚い補償認定の見直しが必要だ。廃炉への道は作業員
の安全が守られてこそある。
廃炉に向けた過酷な作業が続く現場では、過密な労働環境で事故が相次いでいる。2
013年度に32件だった死亡・負傷は14年度には64件に倍増した。
各地で原発再稼働を進める政府はさらに、重大事故時に許容される作業員の緊急被ば
く限度を、現行の年100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げようとして
いる。作業員にさらなる被ばくを強要するのは命の軽視ではないか。
原発労働者の安全対策や補償は不十分だ。がんを発症しても労災認定の壁は厚い。厚
生労働省が胃、食道、結腸がんについて、事故翌年の12年に公表した労災補償の考え
方では、がん発症との関連がうかがわれるのは「被ばく線量は100ミリシーベルト以上」
「被ばくから発症までの期間は5年以上」などと高いハードルを課している。
だが、「何ミリシーベルト以下ならがんは発症しないという境界はない」と指摘する
専門家は少なくない。厳しい基準を一律に当てはめるだけでは、収束作業で増える労災
の認定が進まなくなる。厚労省によると、福島原発事故の作業での労災申請は11件。
認定例は原子炉建屋の覆い設置などに従事後、急性骨髄性白血病を発症した北九州市の
元作業員のケースのみ。
現場の安全対策を問う裁判も始まった。事故収束作業に従事し、胃などにがんを発症
した元作業員男性が9月、東電と元請け会社などに損害賠償を求める裁判を札幌地裁に
起こした。男性は「事業者が安全配慮を怠り無用な被ばくをさせた」と主張。被ばく線
量は11年7月から4カ月で56.41ミリシーベルト。線量も発症までの期間も基準に満た
ないなどとして労災を認められていないが、高線量の作業は線量計を持たずに行ったと
いう。
男性のケースのほかにも、線量計に鉛カバーをして線量を低く抑えたり、被ばく線量
をごまかして働かせている問題が発覚した。男性の裁判を通じて、作業実態が明らかに
なれば全体的な点検、見直しは不可避になる。
国や東電は、がん検診や健康管理手帳の交付について、福島原発事故後の「緊急作業」
に従事した人に限らず幅広く、離職後も含めて受けられるようにすべきだ。何10年もか
かる廃炉作業は担い手が守られなければ成り立たない。
(10月21日東京新聞社説より)
◆ヨウ素剤全戸配布 進まず 東海第二原発事故備え 茨城・東海村
服用対象で誤解?説明会出席わずか
日本原子力発電(原電)東海第二原発の事故に備え、茨城県は18日、甲状腺の内部
被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布を原発のある東海村で始めた。村内の配布対象は
16000世帯の38467人で、初日だけで2890人分を手渡した。一方で、ヨウ素剤を受け
取るために必要な説明会に出席していない村民は全世帯の3分の2以上にも上る。当
初、予定した説明会はあと1回で、県は来年も継続して開く考えだが、全世帯に配布
するまでには、まだ時間がかかりそうだ。(後略)
(10月19日東京新聞6面より抜粋)
┏┓
┗■4.テント日誌10月18日(日)
| 経産省前テントひろば 1499日
| 伏され、隠されている原発情報の多い事に驚く
└──── (I・K)
今日は昨日と違って天気もよく暖かかったので人通りも多かった。
10時過ぎテントにつくといつも寄ってくださるサイクリングの人たちが、泊まり明
けのTさんと話していた。そしてテントの写真を撮ってフェイスブックにアップしたと
タブレットで見せてくれた。時代が変わったことを痛感する。
午後には、自分も当事者になっていると言う浦安の女性が来て、冊子「アヒンサー」
・肥田舜太郎先生のCD・お菓子を差し入れてくれた。
彼女は郵便局に勤めているそうで、台湾などに送った品物が、食べ物だけでなくおも
ちゃのようなものまで返却されてくることがあると言っていた。
日本からのものはみんな汚染されていると思われているらしいとのこと、食品の輸入
禁止のことは報道されているけれど、そんな事実は初めて知って驚いた。
こんな状態なのに原発再稼働してしまったなんて信じられないとの思いは共通で彼女
とM子さん意気投合し、原発のことなど長時間話していらした。
今日は靖国神社秋の例大祭だそうで右翼の街宣車が何台かいつものように悪態をつい
て通ったが、実害はなかった。
3時過ぎ、革マル派のデモがテント前を通った。安倍政権をたおせ!9条守れ!など
など言っていることは私たちと同じなのだけれど…
あまりの厳重な警備に驚き、税金の無駄遣いではと思うけれど、彼らのために特別の
予算が組まれていると聞いて更にびっくりだ。
4時頃、人が増えたので失礼して帰路に着く。
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内でお送り下さい。件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)及
び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあります。
予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「新着記事」を
ご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「メルマガ受信希望」としてご自身のEメールアド
レスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを送ってください。
違うアドレスから「このアドレスに送って」ということは間違いの元と
なりますのでやめて下さい。登録できしだい発信致します。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。