たんぽぽ舎から TMM:No2646
- 2015年 11月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2646】
2015年11月25日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.高浜原発を本気で止めるには! 12月5日(土)
伊方原発をどうやって止めるか! 2016年1月30日(土)-31日(日)
全国の力を高浜へ・伊方へ-2つの相談会で討論
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.柄谷行人さんのお話を聞いて-要旨紹介-
憲法第一条(天皇制存続)と九条(戦争放棄)の関係について-不可分離だ
内海洋子(「スペースたんぽぽ」講座ボランティア)
★3.脱原発情報マガジン『NO NUKES voice』Vol.6が完成 11月25日発売
特集「脱原発と反戦・反安保~世代を超えて」 鹿砦社
たんぽぽ舎でも扱います
★4.新聞・雑誌より3つ
◆『八幡浜の住民投票 実施署名7000筆超』
(11月25日愛媛新聞より)
◆高浜3号機再稼働越年 関電きょうにも工程表
(11月25日毎日新聞より抜粋)
◆「伊方原発を動かすな」・「事故5年目を迎える福島」の特集
雑誌「DAYS JAPAN」12月号の紹介
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※11/28槌田ゼミ新シリーズ 第16回原発基本講座
「加圧水型原発で想定される事故」
加圧水型原発は欠陥原発であって、美浜2号機事故(1991年)以来、
増設されない理由のひとつと思われます。
?な東芝はWH社を買収して、あえいでいます。 槌田 敦
お 話:槌田 敦さん
日 時:11月28日(土)15時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
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※11/27-28-29戦争法の廃止を求め侵略と植民地支配の歴史を直視し
アジアに平和をつくる集い
11月27日(金)15時より19時 衆議院第一議員会館
高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)、韓国からの発言3人
11月28日(土)18時より20時50分 渋谷区本町区民会館
田中 宏(一橋大学名誉教授)、中国からの発言3人
11月29日(日)13時より17時 「スペースたんぽぽ」
藤田高景(村山首相談話を継承し発展させる会)
-討論と発言:今後の課題
主催:アジアと日本の連帯実行委員会 TEL 090-3163-3449
代表呼びかけ人:鎌田慧(ルポライター)、鎌倉孝夫(埼玉大名誉教授)ほか
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┗■1.高浜原発を本気で止めるには! 12月5日(土)
| 伊方原発をどうやって止めるか! 2016年1月30日(土)-31日(日)
| 全国の力を高浜へ・伊方へ-2つの相談会で討論
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◯原発再稼働が川内原発に続いて、焦点になってきています。
今は、高浜原発(関西電力)と伊方原発(四国電力)の再稼働が焦点です(九州電力玄海
原発も危ない)。
◯全国の反原発のエネルギーを、パワーを、関西電力高浜原発へ、四国電力伊方原発へ
集中しよう。
川内原発再稼働反対で高まったエネルギーと世論をひきついで、高浜原発再稼働反
対運動と伊方原発再稼働反対運動にプラスしよう。高浜原発の関西では、福井からの
リレー行動が成功し、のべ900名の行進参加者と、1000名での大阪関西電力本社包囲
行動が成功しました。
伊方原発では、伊方町でのハガキアンケートの盛り上がり(52%の反対)と八幡浜市で
の住民投票条例の署名が盛り上がっています(11月24日7100筆の署名)。
再稼働に反対する国民の不安とエネルギーが高まってきています。
◯「もんじゅ」廃止集会が、12月5日(土)正午から14時まで開かれ、つづいて、高浜
原発を本気で止める集会が14時から16時30分開かれる。(どちらも福井市内で)
そのあと、「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局が、北陸・関西の仲間と相談会をも
ち、高浜原発を本気で止めるための知恵を出し合います。
来年の1月30日(土)14時より31日(日)12時まで、愛媛県松山市内で「伊方原発をど
うやって止めるか」の全国相談会を開きます。
◯全国のパワーを、エネルギーを高浜へ、伊方へ集中して、原発再稼働を阻止しよう。
2つの相談会-12月5日(土)福井市と1月30日(土)松山市へ参加しよう。
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┗■2.柄谷行人さんのお話を聞いて-要旨紹介-
| 憲法第一条(天皇制存続)と九条(戦争放棄)の関係について-不可分離だ
└──── 内海洋子(「スペースたんぽぽ」講座ボランティア)
11月16日、「スペースたんぽぽ」で柄谷行人さんの講義がおこなわれました。
私流の要旨メモを紹介します。
1.占領軍司令官マッカーサーは、戦後、占領統治及び反共産主義のため、天皇制を存
続させようとした。憲法第一条こそが重要であり、九条はそのための材料でしかなかっ
た。その後、朝鮮戦争が勃発したとき、彼は考えを変えて再軍備をはかったが、できな
かった。 吉田首相が拒んだからだ。吉田首相は将来いつでも九条を変えられると思っ
ていた。
2.しかし、以後、保守派は60年かけても、九条を変えることができなかった。にもか
かわらず、なぜそうなのか、その理由を考えようともしなかった。その点では、護憲派
も同じだ。護憲勢力は憲法を守ったつもりでいるが、憲法に守られた勢力である。
3.憲法九条はたんに、占領軍マッカーサーの押しつけによるのではない。また、左翼に
よって支持されたからではない。旧左翼も新左翼も「人民軍」を肯定するものだから。
また、九条は、日本人の意識的な反省によってできたものでもない。それは「無意識
」に属する。ゆえに論理的な説得によってできたものでもない。
柄谷行人さんの話はつづく、九条の問題は、フロイトの精神分析を参照(フロイト著作
集5・人文書院『戦争と死に関する時評』、『戦争はなぜに』フロイト全集20・岩波書店、
欲望の断念、倫理性→「マゾヒズムの経済問題」フロイト全集18・岩波書店)に。
4.九条を支えてきた「無意識」はただたんに第二次大戦によって生じたのではない。
それを考えるには、戦前、あるいはそれ以前の(明治以前も視野にいれて)「先行形態」
を見なければならない。(江戸時代、あるいはもっともっとさかのぼる)
憲法第一条と九条は不可分離である。
◎柄谷行人さんは言う。
平和憲法の「無意識」に対して「意識」のちゃちな理屈は通用しない。
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┗■3.脱原発情報マガジン『NO NUKES voice』Vol.6が完成 11月25日発売
| 特集「脱原発と反戦・反安保~世代を超えて」
└──── 鹿砦社
◇たんぽぽ舎でも扱います。1冊680円プラス送料100円
郵便振込で先払いの上、メールで、たんぽぽ舎あてに
振込日時、発送先住所、ご氏名、電話番号をお知らせください。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
原発いらない!全国から最前線の声を集めた
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《特集》脱原発と反戦・反安保-世代を超えて
菅直人さん(元内閣総理大臣)「いまこそ、私の話を聞いてほしい
なぜ、あの時、情報が正しく伝わらなかったのか?」
上野千鶴子さん(社会学者)「知っていたのに 何もしなかった私も共犯者だった」
鎌仲ひとみさん(映像作家)「映画と一緒に旅しながら民主主義のエクササイズ続ける」
Misao Redwolfさん(首都圏反原発連合)「再び脱原発のコールの爆発を!
-今後の超党派市民運動の行方」
奥田愛基さん(SEALDs)「デモするたびにパクられてたら俺、国会行ってないすよ」
学生ハンスト実行委員会「私たちは直接行動で状況を切り開こうとした」
《各地の原発再稼働阻止活動情報》
川内、伊方の各原発をめぐる再稼働阻止運動レポート、
福島からの避難生活者の声を届けます
《全国からのレポート》
本間龍さん(作家) 原発プロパガンダとは何か?
第四回 福島民報・福島民友(三)
淵上太郎さん(経産省前テントひろば)
経産省前テント裁判控訴審 東京高裁不当判決に抗議する!
中村通孝さん/松浦寛さん(FB憲法九条の会)
原発をゼロにしてから死ぬのが、大人の責任だと思う
首都圏反原発連合 MCAN activity now! 首都圏反原発連合中央放送誌面版
再稼働阻止全国ネットワーク…and more!
『NO NUKES voice』 vol.6 11月25日発売 発行:鹿砦社
A5判/168頁(巻頭カラー8頁+本文160頁)定価:680円(本体630円+税)
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┗■4.新聞・雑誌より3つ
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◆『八幡浜の住民投票 実施署名7000筆超』
四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働の是非を問う住民投票の実施を求めて
署名活動を行っている「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は24日、活動開始から
3週間となる23日時点で署名数が7000筆を超えたと公表した。
署名活動は、住民投票の実施を定める条例制定を大城一郎市長に直接請求するため、
3日から市民を対象に実施している。市民の会共同代表の石崎久次市議は「ミカンの
収穫で八幡浜が一年で一番忙しい時期の活動になったが、趣旨を伝えることができた
人にはほとんど署名してもらっている」と状況を説明。活動期限の12月2日まで戸別
訪問などに力を入れ、支持を拡大する考えを強調した。
(加藤太啓) (11月25日愛媛新聞より)
◆高浜3号機再稼働越年 関電きょうにも工程表
関西電力は原発再稼働に向けた工程を見直し、12月下旬に予定していた高浜原発
3号機(福井県)の再稼働を1カ月程度遅らせる方針を固めた。原子力規制委員会の
使用前検査が予定通り進んでいないためで、25日にも新しい工程表を規制委に提出す
る。来年1月下旬に予定していた4号機の再稼働も遅らせる方針だ。 (後略)
(11月25日毎日新聞より抜粋)
◆「伊方原発を動かすな」・「事故5年目を迎える福島」の特集
雑誌「DAYS JAPAN」12月号の紹介
1.逃げられないのになぜ再稼働なのか?-伊方原発
信じられない思いだ。10月26日、愛媛県の中村時広知事が伊方原発3号機の再稼
働に同意した。伊方原発は、愛媛県の西部から突き出た佐田岬半島の付け根にありこの
日本一細長い半島には約1万人が暮らす。もしも原発で事故が起きれば、原発より西に
住む人びとは原発の前を通って逃げるか、船で逃げるしかない。しかも、道の本数も少
ない中、津波が襲えば海路は断たれる。それでも県は「複合災害時に想定される孤立集
落はゼロ」だという。住民は「逃げられるわけがない」と話した。
話/阿部悦子、草薙順一 写真/広河隆一、まとめ/丸井春(DAYS JAPAN)
◎地滑り危険箇所・急傾斜地崩壊危険箇所・土石流危険渓流
愛媛県指定の災害危険箇所418 佐田岬半島危険地図
◎「事故が起きた後だけが大変なのではなくて、原発を再稼働させるということは、
人びとを不安の奴隷にするということですよ」
(草薙順一・伊方原発をとめる会事務局長)
2.事故5年目を迎える福島-原発事故が奪った村
福島に入る-人が住めなくなったまち
ここに紹介する写真は、ことし9月に撮影された福島の帰還困難区域の姿だ。
忘れてはいけない、私たちは「安全だ」「安心だ」と言われていた
原発の事故によって、多くの町を失い、人びとの営みを奪われた。そして政府は、あ
たかもこれらの事故被害などなかったように帰還を進め、再稼働に躍起になっているこ
とを。写真・文/アロカディウス ポドニエンスキー
「DAYS JAPAN」Vol.12 No.12 2015 DEC12
☆伊方8頁プラス福島4頁計12頁の小特集です。(843円)
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