テント日誌2月28日…東京マラソンとテロ対策(?)
- 2016年 2月 29日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1632日
東京マラソンとテロ対策(?)
テントに着いたら毎週寄ってくださるサイクリングの人たちが信号待ちしている同じような格好の自転車の人と話していた。
よく見ると黄色いウエアの背中に警視庁とあり、自転車にもPoliceと書いてある。どうやら東京マラソンの警備か何かに行くらしかった。
空にはヘリコプターも飛んでいる。
テロ対策のためか日比谷公園のゴミ箱が使用禁止になっていたと言う。
幸いテントの前はコースになっていなかったので静かだった。
午前中泊まり開けの人たちが帰った後は座る人も少なく寂しかったが、午後になってM子さん・調布のSさんなどが来て下さりホッとする。
しばらくしてY子さんもやって来て高浜の老朽原発のパブコメのことなどの話でにぎわった。その後第2テントのTさんが使わないからと素敵な座布団を何枚も持って来てくれた。
テントの座布団がみんな古くなってぺちゃんこなのでありがたいプレゼントだ。3時半頃第2テントのHさん・Nさんが来たので後をお任せして私はテントを離れた。平和な一日で良かった。(I・K)
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1人でやる「戦争法の廃止を求める2000万人統一署名」集め と 「国会正門前平和通信」
日曜の昼下がり、地元の駅前ひろばで戦争法廃止の署名を集めた。1時間余りで7筆だったが、アウトレットモールと駅を行き来する人たちに、「アベ政治を許さない」ポスターを見せ、安倍政権の罪状を訴えた。
~アメリカの侵略戦争を思い出そう、ベトナム戦争・アフガン攻撃・イラク攻撃により、多くの罪なき人々が殺された。自衛隊が米軍と一緒に世界中で人殺しをすることになっていいのか。高市発言を思い出そう、安倍政権はメディアに圧力をかけている。憲法12条(自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない)にあるように、皆さんの一人一人が署名で意志表示することが大事です。~などと叫びながら。
先週テントに来たTさんも頻繁に地元の駅で署名集めし、一対一の対話を楽しんでいるそうだ。皆がやれば、多くの駅の風景が変わる。
風がまだまだ冷たい夜、テントで静かに対話した。放射能汚染水漏れも何のそのと高浜4号機を予定通りに再稼動し、より老朽化した1,2号機の20年延長を強行し、料金値下げを宣伝する電事連会長の会社。関電は絶対にあかんでー。
話し込んでいると外に数人の男性が声をかけてくる。ああ、もう22時15分だ。国会正門前で戦争法制反対を訴えてきてテントに寄ってくださった。「国会正門前平和通信」は何と第160号だ。9月19日からの万感の怒りを、国会正門前で表現し続ける方たちに脱帽。
大にぎわいのたんぽぽ舎総会から戻ったRさんが、神田香織が語る「チェルノブイリの祈り」講談会を勧める。3月29日(火)18時半~、亀戸・カメリアホール、チケット2000円。高橋哲哉氏のゲストトーク「原発と私たちの未来」もある。いつもテントを応援してくださる神田かおりさんの講談を沢山で聴きに行きたい。
月曜の朝、雨が上がったので経産省本館前でチラシまきをした。
今日は、いつものIさんと今朝松山から到着したMさんと合計3人で。
私はいつもの経産省の嘘とともに、東電の嘘(溶融が3月14日に分かっていたと今頃よくいう)、そして、経産省は甘利明と同じ汚職体質、彼らは天下り先の為に仕事をしている、電力自由化に向けて原発の電気も東電の電気も使わないようにしよう、などと訴えた。
回を重ねるに連れ受取りが良くなってきていて、手持ちの3.11案内チラシがはけてしまった。折しも、経産省「総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会第25回放射性廃棄物ワーキンググループ」を傍聴するために来た知人が経産省別館に駆けていった。
(K・M)
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鹿児島県に脱原発知事を!
鹿児島県に脱原発知事が誕生したら、と思うと胸が躍る。国が推し進める原発再稼働ラッシュに太い楔を打ち込むことが出来るからだ。だが、これは決して夢ではない。
全国の原発が止まっている中、川内原発1、2号機の再稼働をしゃにむに推し進め再稼働ラッシュの口火を切った鹿児島県知事伊藤祐一郎が、7月に行われる県知事選にまたもや4選出馬するというなんともはやの中、対抗馬として元テレ朝コメンテーター三反園訓氏が立候補を表明した。裏を探れば、県知事の椅子をめぐって、旨い汁にありつこうとする地元自民党派閥争いの代理戦争ということらしい。
なんという事だ。脱原発を掲げる立候補者はいないのか?
目されている人は居る。この間、川内原発再稼働を止めるたたかいの先頭に立った「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」事務局長の向原祥隆氏である。
前回知事選の際、候補者探しに奔走したが、辞退されるなどしてやむなく自身が立候補を決意したという義の人だ。投票日まで2か月という短期間にもかかわらず20万余票を獲得した伝説の持ち主でもある。
相手の伊藤祐一郎は39万余票であった。保守王国鹿児島のこの20万票の持つ意味は大きい。自民党派閥対決の中、十分に知事選に肉薄出来る数字である。鹿児島県民20万人の意志を無にしてはならない。
鹿児島県知事選を制することは一鹿児島県の問題にとどまらない。原発は止めるべきだと考える全国数千万の人々の願いにかかわることだ。その影響は原発再稼働の流れを変える強力な一撃となるに違いない。したがって鹿児島知事選は全国的脱原発運動としての性持っている。
しかし、向原氏は今回の県知事選への立候補をまだ決断していない。様々な理由はあろうが、自身が経営する南方新社という出版社の経営責任ということのようだ。南方新社は地方小出版社とはいえ、鹿児島から琉球諸島へ至る地域の自然、文化、歴史を紹介する400点もの優れた書籍を世に出してきた。
地域文化の担い手としての向原氏の立場を十分に理解した上で、それでも、私たちは向原祥隆氏の決断を促す以外にない。
「向原、立て!」の声を全国で起こそう。先ずは南方新社の本を買おう。
向原氏が立候補に踏み切れる環境作りを勝手連的に始めよう。
脱原発を願う全ての人々の力を結集して、鹿児島に脱原発知事を誕生させるのだ。
2016年2月 「鹿児島県に脱原発知事を!」実現する会有志
<連絡先> 稲井邦利(090-3699-3992) 今井忠博(090-1818-7911)江田忠雄(090-5339-2243)小川正治(090-3202-7897)城田純生(090-9310-1952)須藤光郎(080-4344-6312)成木秀隆(090-3439-0476)野村昌平(090-2422-6748)福田良典(090-7276-9035)渕上太郎(090-3919-0604)細井正治(080-4147-8001)山本礼治(090-6517-3341)
(裏面に南方新社の本の一部をサンプルとしてご紹介します。書籍目録、無料申込み葉書などご希望の方は上記にご連絡、または南方新社にお申し込みください。南方新社mail:info@nanpou.co
毎週金曜日は5時から経産省前抗議行動(テントひろば主催)
官邸前抗議行動6時30分からもあります
◆ひだんれん「被害者を切り捨てるな!全国集会」◆
十分に放射線量が下がりきらない地域の避難指示を解除し、それに伴い賠償を打ち切り、住宅無償支援も終了し、まるで原発事故など無かったかのように被害者を切り捨てようとする国、東京電力、福島県に対し、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)は東京日比谷野外音楽堂に集い、被害者の悲痛な叫びに耳を傾け、誠実に応えるよう訴えます。
―福島原発事故から5年―被害者を切り捨てるな!全国集会
2016年3月2日(水) 東京都 日比谷野外音楽堂
13:30 開場
14:00 開会
15:30 デモ行進開始
16:30 終了予定
*福島からバスが出ます!
■中通りコース
往路8:00福島駅西口→9:00郡山教職員組合
復路21:00郡山教職員組合→22:00福島駅西口
■浜通りコース
往路8:00南相馬原町区 高倉公会堂→9:00いわき市役所前
復路20:30いわき市役所前→21:30高倉公会堂
申し込み 締め切り2/25(木)ひだんれん事務局080-5739-7279
ひだんれんブログ http://hidanren.blogspot.jp/
3月2日(水)高浜原発再稼働やめろ!「第14回関西電力東京支社抗議行動 17時30分~18時30分 富国生命ビル前
3月3日は「アベ政治を許さない」のポスターを全国一斉に掲げる日です。13時 国会正門前でもあります。
3月5日(土)新宿デモ 福島も関東も危ない 放射能から子供を守ろう。
新宿駅東口アルタ前ひろば 13時アピール 14時デモ
★3.11経産省→東電包囲(「3・11」5周年行動)
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