6・23:中国リベラリズムの論客 栄剣氏 学術講演会
- 2016年 6月 21日
- 催し物案内
- 中国石井知章
(入場無料、事前登録不要)
タイトル : 過去30年における中国知識人の思想状況
日 時 : 2016年6月23日(木)、午後6時半~8時半(開場:午後6時)
場 所 : 明治大学駿河台校舎リバティータワー8階 1084教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
司 会 : 鈴木賢氏(明治大学法学部教授)
通 訳 : 三田剛史氏(明治大学商学部専任講師)
栄 剣氏プロフィール:
1957年中国浙江省生。人民解放軍部隊を経て1978年に山東省曲阜師範大学中国文学科に入学。83年、中国人民大学マルクス・レーニン主義発展史研究所修士課程に入学、マルクス主義哲学史を研究する。86年、博士課程に進学するが、89年に天安門事件により研究を断念。90年に民間に転じ、評論・著作の傍ら99年からビジネスに従事する。著作に「中国リベラリズムの『第三の波』」(『現代中国のリベラリズム思潮』藤原書店、2015年所収)、『民主論』、『馬克思晩年的創造性探索』、『社会批判的理論與方法——馬克思若干重要理論研究』等。
講演要旨 :
現代中国におけるリベラリズムの台頭は、もはや単なる思想現象ではない。より重要なのは、それが意味するのが新たな制度的転換の始まりであるということだ。もし、マルクス主義がかつて高度に専制的な「スターリンモデル」による革命を意味していたとすれば、リベラリズムとは現代中国でいったい何を意味するのだろうか。社会主義市場経済体制下における、過去30年の中国知識人の思想状況を振り返る。
主 催 : 明治大学現代中国研究所
問い合わせ : 電話:03-3296-2982
Email: china@meiji.ac.jp
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