テント日誌8月21日…今日午前3時40分過ぎにテント強制撤去
- 2016年 8月 22日
- 交流の広場
- (経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日
テントは今日午前3時40分過ぎに強制撤去された
明け前テントからの連絡で飛び起きた。
強制撤去が来たというのでびっくり!
あちこち連絡を入れて夜明けを待ってテントに向かう。
早朝なので電車の本数も少なくいらいらした。
千代田線で霞が関に着くといつも使っているエレベーターが封鎖され経産省への 出口も通れない。
仕方なく空いている会談を登ったら財務省前に出た。
もうテントの仲間がたくさん集まっていた。
テントはほとんど撤去されていて荷物も運びだされたらしい。
大勢の警備員や警察に封鎖されてテントの周りには近づけない。
弁護士が来てくれたがどうしようもなかったようです。
撤去は日の出から日の入りに行われるという風説は間違っていたらしい。
裁判所から日曜日の3時半に執行できるお墨付きをもらってきたと言う。
私たちは為すすべもなく財務省前で「撤去すべきは原発!川内止めろ!再稼働反 対!」などなどのシュプレヒコールを上げたのみ。
マスコミも襲来と同時にやって来たらしい。
多分知っていたものと思われる。
知人からNHKの朝のニュースで知ったとメールが来た。
7時半近くから人が集まり、急遽9時から記者会見をすることに決まった。
9時少し前には後片付けもすっかり終わったらしく警備員が引き上げて行ったの でテントのあった場所の前で記者会見を行った。
撤去に来た時の様子の説明から始まって、渕上さん・正清さん・福島に行ってい
たが急遽帰ってきたKさん・双葉町の亀屋さんなどが次々に思いのたけを話した。いつもテントを支援して下さる長野の人の顔を見てびっくり!そして感謝です。
1時からそして夕方5時からも抗議行動をやるということでしたが私は寝不足だったので帰宅の途に着いた。
脱原発運動はこれからと思いながら(I・K)
記者会見の様子や抗議行動の様子ツイキャスで見られます。
朝の様子。
http://twitcasting.tv/showering00/movie/299024145
<http://twitcasting.tv/showering00/movie/299024145>
http://twitcasting.tv/tentcam/movie/299017557
<http://twitcasting.tv/tentcam/movie/299017557>
記者会見など
http://twitcasting.tv/tentcam/show/
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まったくひどい不当逮捕だ
昼過ぎには、丸の内警察署がやたらに高圧的に我々の妨害をし、
オブジェの分捕りあいが起こり、それを撮影していたカメラマンが大勢の警備警察に囲まれて交叉点の反対側に連れて行かれ、
更に警察の車で丸ノ内署に拉致されてしまった。
まったくひどい不当逮捕だ。
テントから沢山の人が丸の内署にかけつけ、抗議の声をあげた。
4階で面会していた、カメラマンと弁護士さんには、抗議の声が力強く聴こえたそうだ。
22日も18時から丸の内署に抗議する。
不当なテント撤去にも不当な弾圧にも私たちは負けない。
(K.M)
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テントは形をかえて存続する、それは脱原発―再稼働反対の意志だから。
最高裁の決定をかざして経産省-國側は本日の午前3時40分過ぎに経産省前のテントは強制撤去をされた。裁判官や警察官など100余名を引き連れての撤去作業に対して僕らの側は泊り込みの5人で対応をするしかなかった。人目のつかない日曜日の朝がという警戒をしていたが、まだ暗い午前3時40分とは驚きだった。この種の強制執行はまだ暗闇の時間の執行は禁じられていると伝えられていたからだ。わざわざ、特別許可を取っての執行だったとのことだ。
経産省は僕らがテントを通して脱源発や再稼働反対を訴えたことに対して何らの回答もよこさなかった。これは裁判の場面においても同じだった。例え、直接のかいとうでなくてもよかったのであるが、その見解の公表をしなかった。彼らは密室で再稼働―原発保持のシナリオを描き、僕らに対する対応を無視してことを進めてきたのだ。国策的な、従って公共の政策として原発再稼働や―保持があるのならこの態度は疑問視されて当然だ。官僚や政府が国民の委託された存在であり、国民の意志を実現するべき存在ならのおさらのことだ。
5年間近くに渡って僕らは、僕らに顔をすら向けず、裏では原発再稼働や保持を進めてきた官僚や政府になるほどこれが日本の政治権力でし、その所業であることを見て来た。世界に名高い日本の官僚がこれかと。彼らのテント撤去のやりかたも予測できた。けれどもそうですか、と構えるわけにはいかなかった。何故なら、もしも、再稼働した原発が事故を起こせば、あるいは休止中の原発が震災に見舞われたら大変な事態になるからだ。
テントは撤去させた。それはものとしてのテントであり、精神としての、僕らの主張としてのテントは撤去されてはいない。だから経産省前では形を変えたテントが出現し、存続するだろう。僕らの知恵と工夫の見せ所かもしれないが。それに応えるつもりだ。(三上治)
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★緊急の行動のお知らせ
明日、明後日は、10時から18時、経産省前抗議、座り込み、スタンディングしますので、台風襲来の予報もありますが、雨具など用意の上、宜しくお願い致します。
8/26(金)抗議行動 経産省抗議行動 17:00より18:00
場所:経済産業省前 主催:「経産省前テントひろば」
8/26(金)抗議行動 再稼働反対!首相官邸前抗議 18:30より20:00主催:首都圏反原発連合
★脱原発9・11怒りのフェスティバル 主催:経産省前テントひろば
【案内】脱原発9.11怒りのフェスティバル~設立5周年~
9月11日(日)15時~19時過ぎ、経産省前テントひろば
脱原発!再稼働反対を掲げた経産省前テントは設立から1790日を超えた。しかし、今だ10万人の人々が避難生活を余儀なくされ、小児甲状腺がんは170人を超えた。汚染水はダダ漏れ、フクイチ事故の原因究明もされていない。
被害はかくも深甚深刻多数にも関わらず、司法は東電経営陣を始めとする加害者の特定と責任追及をしようとしない。政府は自らの責任をほおかぶりし、被害(避難)者の住宅補助打ち切り、帰還強要で事故を無きものとし、原発の輸出と再稼働を強行している。
7月28日最高裁小法廷は、上告に対する棄却決定を行ったが、私たちは、いささかもたじろがず、粛々とテントを守り、脱原発の旗を高く掲げて闘い続けることを既に表明している。
大義は我々にある。脱原発の国内外世論に支えられた我々は圧倒的な多数派だ。
そこで私たちは、テント設立5周年の9月11日、経産省を包囲する、脱原発怒りのフェスティバル行うことにした。場所は経産省を包囲する一帯だ。
歌あり、踊りあり、演奏あり、スピーチありの楽しいお祭りです。経産省包囲ヒューマンチェーンも行う。是非お集まりください。
脱原発9.11怒りのフェスティバル~設立5周年~
2016年9月11日(日)
主催:経産省前テントひろば
会場:経済産業省周囲一帯
経産省本館正門前周辺
経産省別館資源エネルギー庁前周辺
15:00 歌・音楽演奏
17:00 かんしょ踊り
17:30 スピーチ(各界より)
経産省周囲一帯
18:45 経産省包囲ヒューマンェーン・1回目
18:55 経産省包囲ヒューマンェーン・2回目
19:00 主催者あいさつ(経産省前テントひろば)
14時から川柳句会もあります。
〈交通アクセス〉
東京メトロ 丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ケ関」駅
A12、A11a(エレベーターあり)出口
銀座線「虎ノ門」駅7番出口
都営三田線「内幸町」駅日比谷寄りA7出口
(カンパ宛先)
口座名義: 「経産省前テントひろば」
郵便振替 振替口座:00160-3-267170
郵便局備え付けの用紙を利用する場合は、通信欄に「闘争強化資金カンパ」とご記入下さい。
銀行振込 ゆうちょ銀行 店名:00八 普通預金口座:5289163
(経産省前テントひろば 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1 電話:070-6473-1947 )
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