朝日赤報隊のwam「爆破予告」と日本社会 - 歴史認識の否定が深めるアジアでの孤立 -
- 2017年 1月 7日
- 催し物案内
- リベラル21
■日 時 : 2017年1月26日(木)18時30分~20時50分
■受付時間 : 18時15分~
■会 場 : 明治大学研究棟・第1会議室/★要予約(定員50名)
(東京都千代田区神田駿河台1-1/JR「御茶ノ水」西口下車/地下鉄千代田線「新
御茶ノ水」/都営三田線・半蔵門線「神保町」下車)
■主 催 : アジア記者クラブ(APC)
■資料代 : 1500円/明治大学生・教職員無料(要予約)
■ゲスト : 池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム
「女たちの戦争と平和資料館(wam)館長・元NHKディレクター)
「女たちの戦争と平和資料館」(略称wam)に「朝日赤報隊」を名乗る者から戦争展
示物の撤去を要求する「爆破予告」葉書が届いてから3カ月が経過しようとしています
。1987年に赤報隊を名乗る何者かによって、朝日新聞阪神支局で小尻知博記者が殺害さ
れてから30年になります。wamへの嫌がらせや中傷は2005年の開館時から続いています
が、今回は、ユネスコの世界記憶遺産に「日本軍『慰安婦』の声」を被害国とともにwa
mが日本の支援団体をとりまとめて登録申請して以降、wamへの産経新聞やネット上での
誹謗中傷キャンペーンが波状的に続く中で起こった事件でした。
1月定例会は、wam館長の池田恵理子さんをゲストにお招きします。
今回の事件でも既存メディアの動きが鈍いのは事実。「慰安婦」「南京大虐殺」「天皇
の戦争責任」を取り上げると、会社や自宅に押し寄せる右翼の抗議行動やヘイトスピー
チは間違いなくメディアを委縮させています。そしてこの20年間、「普通に戦争ができ
る国に」「憲法改正の実現」を目論んできた政治家たちのメディア操作や圧力がその背
景にある、と言っても過言ではありません。社会がwamを孤立させるのではなく、こう
した暴力にどのように抗するのか、この事件を取り巻く社会状況を点検したいと考えて
います。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、配布資料の準備
の関係上、必ず2日前までにEメール(apc@cup.com 宛)でお申込み下さい。返信メー
ルでの承認がなければ参加できませんので注意願います。
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