原子力資料情報室がUstreamとTwitterで随時情報を発信中/第一原発はどうなる?退避は?放射線情報は?
- 2011年 3月 17日
- 時代をみる
(19時51分)
標題のとおり、原子力資料情報室がUstream とTwitterで随時情報を発信しています。
Ustream中継画面はhttp://www.ustream.tv/channel/cnic-news
CNIC公式Twitterは、http://twitter.com/cnicjapan
ぜひご覧ください。
(11時49分)
福島第一原発では命がけの作業が続いているようです。
これからどうなるかについては、専門家の間でも、比較的楽観的なものから極めて悲観的なものまで幅がひろく、素人にはどれが本当かわかりません。
昨夜理系のドクターに伺ったのですが、「事態を評価できるのは一部のスペシャリスト」とのこと。というわけで「ちきゅう座」編集部も昨夜は沈黙。もちろん楽観的な話が本当になれば、よいのですが。
「スペシャリスト」といえば、後藤政志(柴田宏行)(東芝・元原子炉格納容器設計者)氏がTV出演との情報が。12:00からテレビ朝日の番組、だそうです。
ところで、米軍は80キロ圏内立ち入り禁止としたとのこと。
「米軍も80キロ圏内立ち入り禁止=日本の要請あれば適用外も」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000034-jij-int
同じ基準を適用するなら、周辺からの退避を拡大したほうがよいのではないでしょうか?
今日(17日)、の原発周辺の風は西ないし西北西のようです。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/7/3620/7545/9791301.html
放射能の状況は、(以下はこれまでのものですが)
文部科学省 都道府県別環境放射能水準調査結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm
ミラーサイト http://eq.yahoo.co.jp/ http://eq.sakura.ne.jp/ http://eq.wide.ad.jp/
文部科学省のモニタリングカーを用いた福島第1発電所及び第2発電所周辺の空間線量率の測定結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303726.htm
もちろん原発由来の放射性物質をレントゲン撮影と比べて安心、というわけにはいきません。
放射性物質の付着(吸引)は危険です。(レントゲン撮影ではそういう心配はありません。)
服装・対処(除染)には注意して、退避とその支援を行う必要がありますね。
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