孫崎享氏のTwitterより「福島事故情勢評価・公聴会で米軍の抑止力について正面より疑問提示・・・」
- 2011年 3月 24日
- 時代をみる
- 孫崎享福島事故情勢評価米軍の抑止力
ナベツネの意向排除
24日共同「セ・リーグ、パと同時開幕を決定 緊急理事会」。ナベツネの意向排除。いいこと。この際、読売新聞、「世の中変わってきている。ナベツネの意向に従うことが世論の大きな流れと遊離することになる」のを学んでいただけると有難い。 about 4 hours ago webから
米原子力委員会、福島事故情勢評価
原子力:米原子力委員会、福島事故11日後の情勢評価(nonkigasuki サイト紹介)。米側評価(1)基本的に安定、(2)放射線放出レベル安定(3)温度安定(4)米国本土含め米国人への被害全くなし(5)作業継続。」日本側への新たな要求なし。日本側現状維持し作業継続なら米OKか about 9 hours ago webから
ロシア情勢
リビア攻撃でプーチンはリビア攻撃を認めた安保理決議を十字軍に例えて非難。メドヴェージェフ大統領は「安保理決議間違っているとは思わない。十字軍との比較許されず」と両者対立した中 、「多国籍軍即時停戦求める 露下院声明採択」(24日朝日)。下院プーチン支持表明。メどうする about 10 hours ago webから
公聴会;24日琉球新報
24日琉球新報:孫崎元大使は、米軍普天間飛行場移設について「新たに見直すべきだ。沖縄は県内移転を認めることはない。あり得ないことを実現可能とすることこそ、長期的に日米関係を損なう。普天間問題で日米軍事協力は根本的に壊れることはない」と指摘した。尖閣諸島をめぐり孫崎氏は日中漁業協定や領土問題棚上げの約束を挙げた上で1978年の大量に押し寄せた中国漁船が中国政府の介入で引き揚げたとし「軍事的に海保や自衛隊ではなく、いかに外交で解決するかを考えるほかない」と主張した。中国情勢について孫崎氏は「中国の軍事的脅威が増えるのは事実。 中国の中にも軍事的に解決しようとする人と、緊密な関係で平和的関係で世界情勢をコントロールしようとする両派がいる。私は後者だと思う」と解説。その上で「中国の中の、世界安定と自国経済を発展させるグループと連携するのが日本の生きる道だろう」と述べた。about9 ~10 hours ago webから
責任感じたらこんな発言出ない
原子力:今回の事故の一端、原子力保安院が敷地内で処理できる事故と位置づけ初動遅れたこと。危機招いた重大な責任。24日WSJ「原子力トップ補佐、(原子力発電推進に)遅滞なしと見る」西山英彦発言「原子力なしで日本前行けず。」)彼この危機をどう捉えている?責任感じたらこんな発言出ない about 10 hours ago webから
WSJ放射線地図
WSJ放射線地図「Radiation Levels in Japan」掲載。福島を除き深刻なレベルでないであろうが原子力発電所周辺あたりでは数値出ている。関心ある人は見てください。東京近辺では横須賀、何故か多摩川下流近辺 about 11 hours ago webから
原子力:米国評価定まらず。
23日ニューヨークタイムズ紙は「プラントの新たな問題が楽観論を抑制」、他方23日ウオールストリートジャーナルは「原子力庁(ママ)冷却を早期に回復期待」 about 11 hours ago webから
公聴会:米軍の抑止力について正面より疑問提示
米軍の抑止力について正面より疑問提示。多分国会で体系的に疑問提示はほとんどなかったでしょう。実現を可能にした前田委員長、森ゆうこ筆頭理事には心より感謝。(1)2月13日琉球新報報道「鳩山前総理、普天間で証言」「抑止力は方便」。 日米関係の根幹に触れる問題。これを論ずる 抑止力とは一体何か。一つには核の抑止力、一つには日本領土の防衛、特に係争地の防衛。先ず核の抑止力キッシンジャーは著書『核兵器と外交政策』で、モーゲンソーも著書『国際政治』で核の傘に懐疑的。1986年6月25日付読売新聞報道「日欧の核の傘は幻想」「ターナー元CIA長官と会談」「我々はワシントンを破壊してまで同盟国を守る考えはない。アメリカが結んできた如何なる防衛条約も核使用に言及したものはない。日本に対しても有事の時には助けるだろうが、核兵器は使用しない。」 中国米国に大規模に核攻撃出来る時、対中「核の傘」基本的になし。 次ぎに島の防衛。昨年NHK日曜討論で普天間問題が論じた時私も参加。辺野古移転支持派「日本には領土問題がある。日本側の主張を貫くには米軍が必要だ」と発言。本当にそうか。北方領土、竹島、日本の管轄地でないので安保条約の対象外。尖閣諸島はどうか。今は安保条約の対象。しかし、「日米同盟未来のための変革と再編」の役割で、島嶼防衛は日本。 中国が攻めた場合を想定。守りきれなかったら管轄は中国。尖閣は日本の管轄地でない。安保条約の対象外。アーミテージ元国務省副長官は著書で「日本が自ら守らなければ、(日本の施政下でなくなり)我々も尖閣守れず」。 米国では参戦権は議会。米国は「尖閣諸島は係争地である。領有権問題で米国は日中いずれ側にもつかない」との立場。中立の島の防衛に米国軍が中国と戦うことを米国議会が認めることは困難。かつ、軍事的に実現出来ない。 米国紙中国の80の中・短距離弾道弾、350のクルーズ・ミサイルで在日米軍基地を破壊できる」と報道。中国は米国と対峙時、日本の米軍基地をミサイル攻撃し、滑走路や管制機能を破壊すればよい。米軍動けず。こうみると、米国の抑止力がどこまで強力かは極めて疑問。その意味で鳩山元総理が「抑止力は方便」と言ったのは概ね正しいことです。 about 13 hours ago webから
思いやり予算
米国関連だけは迅速。23日読売;25日衆院本会議で与野党賛成により可決される見通し。年度内成立の公算大。伴野外務副大臣08年反対に、「忸怩たる思い」と陳謝。思いやり予算は全世界の基地負担の半分以上、全NATOの1.6倍。何故これに疑問を持つ議員がいないのか。米国様様 about 23 hours ago webから
原子力:CIA系情報
来日中の米国原子力専門家団は「冷却作業が成功しなければ、日本側は来週、深刻な決定に直面せざるをえない」と日本側に伝えた模様。 2011年3月23日 19:20:04 webから
情報革命
公聴会:とくに連絡しなかったのだけで、在米の娘から参議院インターネット見たよと連絡。ネット社会で情報革命が起こっている。ネット活用族と非活用のグループでは認識のずれ拡大。 2011年3月23日 18:19:30 webから
非常に気になる表現
「すぐには危険でない」。住民が住んだり、水を飲んだり、食料品を取ったりは当然「すぐに危険なレベル」でない。しかし住み、食べ、飲むは継続的行動。このレベルを継続的にとると危害があるかが問題。これに対するコメントで「すぐに危険なレベル」でないの表現は不適切。 6:06 PM Mar 23rd webから
とうとう来たか!
23日マイコミジャーナル:「東京都放射性物質検出発表、23区など乳児の水道水摂取抑制を呼びかけ」、乳児飲用に関する放射性ヨウ素131の暫定指標値は1リットル当たり100ベクレル。金町浄水場210ベクレルル。水道局ブログ混みアクセス不可。未確認。従来現状安心と表示 4:47 PM Mar 23rd webから
22日AP
「米国アメリカ食品医薬品局日本の影響うけた地域からの食品輸入禁止」、記事内では対象酪農製品。海産物などは放射線チェック」現在の国際的不安であれば当然の措置だろう 4:25 PM Mar 23rd webから
東京一区選出はどうしてこう酷いのか。
与謝野氏は原子力発電の必要を危機後も説き、海江田経産相は東京電力への指導全くみえず、見えるのは消防庁への暴言。選挙民としてveto票制度ないかな。しかしどちらにveto票入れようか。迷ってしまう。 10:13 AM Mar 23rd webから
何だこれは!
23日読売: 保安院の検査官が事故発生後に約1週間、同原発を離れていたこと判明。西山審議官記者会見で、「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」。」今回保安院の責任大。事故を敷地内収拾可能と判断しそれに沿い政府行動。危機の元凶。そして職員は逃げ、何だ! 9:53 AM Mar 23rd webから
米国友人への私の連絡
1;地震が起き、発電所に被害が及んだ時に東京電力と経済産業省(原子力保安院管轄)はこの事故は敷地内で処理できるし、処理すべきであると判断した2;しかし事故発生当時から米国は深刻な事態を察知、日本政府に危機回避のための具体的支援を提言した。しかし、1の方針を持つ政府は米国の支援を不要とした。ここから本処理に対する米国政府の対日不信が始まる、3:菅総理は東工大卒でもあり、次第に事態の深刻さを認識。現在では如何に危機回避できるかにかかりきりという位に対応、4:したし東電の対応は異なる。あくまで操業の可能性を追求、したがって炉をだめにする処置には消極的。かつ危機が敷地内で処理できないことが明確になった時に、これへの対応に極めて消極的。外部から見れば逃げをはかっているとしか見えない状況、5米国この状況観察。このままでは東京をも巻き込む危機回避できないと判断。これが国際的判断に。6この時点で菅総理対策の必要性認識。しかし、敷地内での放射線量あまりに大きくここでの作業ほぼ不可能。この時点で国際的に日本には危機対応能力なしと判断。多分米軍も同様。総理自衛隊に依頼。自衛隊、人的犠牲認識しつつ任務引き受け。当面の危機回避の唯一の策である炉と使用済み保存のプールに放水。これによって西側関係者が当然起こると見た危機回避、米軍の家族避難、あるいは西側大使館の自国民への避難勧告は自衛隊出動前の情勢判断によるもの、7:現在最大の危機は一応回避。しかし炉内で何が生じているかも把握できない状況。今後も何が起きるか不明。したがって政府は新たな危機がでると一つ一つ対処する必要あり。この状況今後も長期化。しかし、当初予測された東京が住めなくなるような危機がくる状況は回避。「こちら(米国)にきてもいいよ」との提言は感謝。しかし東京まだまだ大丈夫と思っています(期待も込めて)9:04~ 9:27 AM Mar 23rd webから
あまりに不透明
在米安全保障関係者より:危機感依然高い。何時でも受け入れると連絡(You are certainly welcome to come stay with us if you would like.)、現状ではなく、将来の重大危機に対する日本側対応が国際的にはあまりに不透明。 8:05 AM Mar 23rd webから
大臣より俺が偉い
22日朝日:巨人滝鼻オーナーは22日「開幕はお上(政府)が決めることじゃない。」その通り。しかしこの発言ナベツネの、そこいらの大臣より俺が偉いという雰囲気ありありと反映。重要なのは震災後の国民の雰囲気。まだスポーツ難であればごり押しマイナス。他スポーツ配慮。ここ読まないと孤立。 10:13 PM Mar 22nd webから
(about・・・hours ago は3月24日19時現在表示のもの)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1273:110322〕
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。