『チリの闘い』 - 3夜連続でドキュメンタリー映画「チリの闘い」 -
- 2018年 12月 8日
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3夜連続でドキュメンタリー映画「チリの闘い」
東京外国語大学の TUFS Cinema で
『チリの闘い』はパトリシオ・グスマン監督による三部構成のドキュメンタリー映画です。東西冷戦下の1970年、チリで選挙によって成立した世界初の社会主義政権が誕生し、サルバドール・アジェンデが大統領に就任しました。「反帝国主義」「平和革命」を掲げた政権は世界的な注目を集めましたが、その政策は国内の保守層、多国籍企業、そして米国政府との間に激しい軋轢を生み、チリの社会・経済は混乱に陥ります。1973年9月11日、陸軍のピノチェト将軍ら軍部が米国CIAの支援を受けて軍事クーターを起こします。アジェンダは自殺(諸説あり)。以後、チリは軍事独裁政権の下に置かれます。『チリの闘い』はこのチリにおける政治的緊張と社会主義政権の終焉を撮影したドキュメンタリーです。
映画が上映される TUFS Cinema は東京外国語大学が不定期に開催する世界諸地域の映画上映会のことです。
上映される映画の題名と日時は次の通りですが、会場はいずれも東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール(東京都府中市朝日町3-11-1 西武多摩川線「多磨駅」から徒歩5分)です。
◆第1部「ブルジョアジーの叛乱」
12月12日(水)18:30~
上映後、映画評論家・遠山純生氏の講演
◆第2部」クーデター」
12月13日(木)18:30~
上映後、立教大学教員・飯島みどり氏の講演
◆第3部「民衆の力」
12月14日(金)18:30~
上映後、ジャーナリスト・伊高浩昭氏の講演
いずれも入場無料。先着順。申し込み不要(定員501名)
問い合わせは東京外国語大学総務企画課広報係(042-330-5150)へ
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