【直前再掲載】4月6日(土)「統計データで読み解くEUの政治経済的危機(青山雫)・世界資本主義フォーラムのご案内
- 2019年 4月 5日
- 催し物案内
- 世界資本主義フォーラム矢沢国光
- 主催 世界資本主義フォーラム
- 日時 2019年4月6日(土) 午後1時30分~5時 (受付開始 1時)
- 会場 本郷会館 東京都文京区2-21-7 電話 03-3817-6618
- 講師 青山 雫
- テーマ 「統計データで読み解くEUの政治経済的危機」
- 問合せ・連絡先 矢沢 yazawa@msg.biglobe.ne. jp 携帯090-6035-4686
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=10136
アクセス 地下鉄本郷三丁目から徒歩5分 (下の案内図参照)
◆東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」より徒歩5分。
*丸ノ内線「本郷3丁目」駅からの行き方:「春日通り方面」出口から出て左へ。大横町通りに出たら右折し、100メートル行くと三菱UFJ銀行のATMがあります。ここを左折すると三河稲荷神社。その隣です。
◆都営大江戸線「本郷三丁目」3番出口より徒歩6分
サブプライムローンデフォルトを発端とする世界金融恐慌はEU圏にも当然のことながら波及したが、その対応をめぐって生じた財政赤字の急増が持続不可能な構造的なものとして受け止められ、ギリシャ財政の粉飾と国債ディフォルトに直面してソブリンリスク危機の形で爆発、EU圏だけに止まらず世界金融恐慌直後の資本主義諸国に波及した。そこでは財政緊縮を通じて一層の景気下降圧力が高まった。
EU内では財政基盤が脆弱とみなされたいわゆるPIGS諸国に著しくこうした圧力が加わったが、フランス・イギリスなどの基軸国でも緊縮財政や構造改革が不可避のものとされ、そこに移民問題も深刻化することで、様々な不協和と軋轢が噴出してきている。
本報告では、まず統計データでもってその動きを追跡するとともに、EUという個々の国家の主権を存続させたままでの連邦制と統一通貨としてのユーロの制度的矛盾、そこに外接的に参加したイギリスの立ち位置などを俯瞰して、EUの政治経済的危機の全体像に迫りたい。
どなたも参加できます。資料代 500円
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2019年5月以降の世界資本主義フォーラムの予定
5月18日(土) 矢沢国光・コメント伊藤誠[戦争・国家・資本主義]
6月以降 平川均(國學院大學)[米中関係]
岩田昌征[東欧体制の崩壊・市場経済化]
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