宇宙に拡がる南西諸島の軍備強化~大軍拡と基地強化にNO!アクション2019発足集会へ
- 2019年 6月 23日
- 催し物案内
- 杉原浩司武器取引反対ネットワーク/NAJAT
東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]
7月6日に京都から前田佐和子さんをお呼びして「大軍拡と基地強化にNO! アクション2019」の発足集会を行います。加速する南西諸島の軍事化を止 めるために、参加者の皆さんも交えて議論できればと思います。当日は石 垣島、奄美大島の方からの発言も予定しています。ぜひご参加ください!
関連して、もう明日になりますが、東村山で以下の企画もあります。お近 くの方はご参加ください。
私たちの<戦争>を知るために Part17
【上映会&講演】
宮古島からのSOS
6月23日(日)13時30分~16時
東村山ふるさと歴史館 視聴覚室
(西武線東村山駅西口徒歩8分、TEL 042-396-3800) https://www.jalan.net/kankou/spt_13213cc3290032815/
映画『宮古島からのSOS』(森の映画社)上映
お話 杉原浩司(NAJAT代表)
資料代 300円
主催 みんなの憲法委員会
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★宇宙に拡がる南西諸島の軍備強化 ~大軍拡と基地強化にNO!アクション2019発足集会
石垣島での工事強行。
奄美大島と宮古島での新たな駐屯地の開設。
いま、南西諸島での自衛隊の大増強が進められています。
一方、石垣島、宮古島、久米島、沖縄恩納村、種子島には、すでに日本版 GPSと言われる「みちびき」=準天頂衛星システムの地上施設があります。
システムが完成すれば、ミサイルの誘導精度が向上すると言われています。
新「防衛大綱」では、宇宙領域も含む「多次元統合防衛力」なる戦略が打 ち出されました。宇宙にまで拡がる自衛隊の強化に南西諸島がどう利用さ れるのか、前田佐和子さんにお話を伺います。
南西諸島の軍事要塞化、宇宙を含む自衛隊の大軍拡に、ともに反対の声を あげていきましょう!
日時:7月6日(土)
13時30分~16時40分(13時15分開場)
会場:スペースたんぽぽ
ダイナミックビル4F(JR水道橋から徒歩5分)
地図→ http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html
講演:前田佐和子さん(元京都女子大学教授、専門:宇宙科学)
※石垣島、奄美大島からの発言も予定
資料代:700円
主催:大軍拡と基地強化にNO!アクション2019
[連絡先] ・有事立法・治安弾圧を許すな!
北部集会実行委員会 北部労働者法律センター気付
TEL・FAX 03-3961-0212
・立川自衛隊監視テント村
TEL・FAX 042-525-9036
・パトリオットミサイルはいらない!
習志野基地行動実行委員会
TEL 090-3509-8732 FAX:047-456-5780
・武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
メール anti.arms.export@gmail.com
TEL 090-6185-4407(杉原)
ツイッター https://twitter.com/AntjArmsNAJAT/
Facebookページ https://www.facebook.com/AntiArmsNAJAT/
【前田佐和子さんプロフィール】
専門は宇宙科学(理学博士)。オーロラに伴って起こる上層大気の擾乱を テーマに、京都大学、米宇宙環境研究所での計算機実験、北欧の大型レー ダーを使った観測研究を行ってきた。日本の宇宙開発が、急速に軍事利用 へ重心を移している。7機の体制となる準天頂衛星システムは、南西諸島 に地上管制局を持ち、島々に配備されるミサイルや無人偵察機などの誘導 を行う。島嶼戦争は、宇宙戦争の先駆けである。八重山や宮古の島々、今 年は奄美大島も訪れ、基地建設で変貌する島の状況を見続けてきた。軍事 要塞と化す南西諸島を宇宙軍拡の視点から検証する。
◆自衛隊で日本版GPS活用の方針 米衛星攻撃に備え(1月16日、共同通信)
防衛省が、日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う準天頂衛星 「みちびき」を、自衛隊の運用に本格的に活用する方針を固めたことが16 日、同省への取材で分かった。
通常利用している米国のGPSが他国の攻撃を受けて使えなくなった場合 などに備える。 防衛省によると、既に海上自衛隊の敷設艦と潜水艦救難艦の2隻へみち びきの受信機を先行配備し、運用している。
政府関係者によると、2021年度には、いずもなどヘリコプター搭載型護 衛艦4隻にも受信機を配備し、運用を本格化させる。陸上自衛隊や航空自 衛隊の装備への活用も検討する。
◆新「防衛大綱」(2018年12月18日 閣議決定)
「ア 宇宙領域における能力 情報収集、通信、測位等のための人工衛星の活用は領域横断作戦の実現 に不可欠である一方、宇宙空間の安定的利用に対する脅威は増大している。
このため、宇宙領域を活用した情報収集、通信、測位等の各種能力を一 層向上させるとともに、宇宙空間の状況を地上及び宇宙空間から常時継続 的に監視する体制を構築する。
また、機能保証のための能力や相手方の指揮統制・情報通信を妨げる能 力を含め、平時から有事までのあらゆる段階において宇宙利用の優位を確 保するための能力の強化に取り組む。」
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