香港を1国1制度にしたい中国共産党の歴史観(二)
- 2020年 1月 22日
- 交流の広場
- 金剛力士
出所:精細片段≫明居正:可以説是一個信息・・(二)
YouTube「年代向銭看」2000年1月7日 (翻訳 金剛力士)
それは、どんな環境下にあるのか?それは、資本主義国家の果てしない大海原に囲まれている状況下であり、自分たちはいつでもどこにいても消滅させられる。自分たちは少数派であるということです。外国となにか? 時々刻々と自分たちを消滅したい国々である。従って、すべての外国は常に自分たちを消滅したいと思っている。このような彼らの心理は現在まで続いており、中共は特にそうです。
旧ソ連と東欧が崩壊したあと、中共は突然最大の共産主義国家になりました。 そのため、孤立の心理は特に強烈です。 従って中共が外国を見る時、例えば人民日報または新華ネットを読む機会があれば分かるように、そこでは外国は中国を敵視している、敵対的であると言っています。 外国人を信用しないのです。 彼らにとって外国との関係は生きるか死ぬかの闘争なのです。 私達は他国が我が国を怒らせなければ、我が国は他国を怒らせないし、善意で人を助けますが、彼らにはこのような考え方はないのです。彼らは機会があればあなたを消滅し、あなたに機会があれば 自分は消滅させられる。従って、彼らの考えは私たちの考えとはまったく異なり、彼らは一般の外国ではなく、完全に異質の国なのです。
このような心理は毛沢東の時代には、非常に明解でした。 1945年毛沢東の対日戦争が終わり、国共内戦が始まって、それに勝利した後、彼の世界観は私たちに徐々に知られるようになりました。彼が見た国際社会は、列強が覇権を争っている状況でした。しかし、列強の中でも、特に米ソが特に強大なので、覇権争いのためには、自分は富国強兵にならなければならない。毛沢東にとっての富国強兵とは、毛沢東の現代の概念は非常に弱いので、彼の観念のほとんどは古い中国の書物から来ています。古い中国の書物では、最もよく知られているのは闘争です。従って毛沢東は新しいことについてあまり知りません。彼の新しい世界に対する理解とは、今では誰もが新法強兵をしているので、中国も急いで新法強兵をする必要があると考え、彼にとっての新法強兵とは、人民公社、大規模製鋼、英国を超え米国に追いつくことであった。 彼は米ソの対立を見て、ソ連側に立って一緒に米国に対抗したが、 1960年代は中ソの摩擦が大きくなると、米国に依存してソ連と対抗した。
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