HOWS講座 大西巨人『神聖喜劇」読む(1月25日)
- 2020年 1月 23日
- 催し物案内
- HOWS受講生
- 1月25日 開始1:00~終了4:30
- 2月22日?「第八部 永劫の章」(第一~ 第三 )――軍隊内闘争の到達
- 3月21日?「第八部 永劫の章」(第四 終曲)――東堂太郎のその後(光文社文庫版第五巻)
本郷文化フォーラム講座
<大西巨人『 神聖喜劇?』を 読む>にご参加を!
アジア太平洋戦争中の対馬兵営 を舞台に、青年知識人東堂太郎が 不条理に抵抗しながら回生していく さまを描いた本作は、20世紀文 学の傑作と評価されている。全五 巻、文庫本で2,500ページの大 作を読み、主人公たちがたたかう 精神をいかにつちかい、連帯する 可能性をはぐくんでいったかを検証 し、その今日的意義を探っていく。
アドバイザー:立野正裕(元明治大学教員) 山口直孝(二松学舎大学教員)
「第七部 連環の章」(第五~第七 )――連帯形成の道筋(光文社文庫版第四巻)
報告=添田直人(HOWS受講生)
東堂には、兵士に対する不条理かつ不当な支配を、部落差別を利用して行う姿が垣間見えてくる。それ が、第七部 連環の章(第五~第七)で、冬木照美に関する疑問が解けることによって徐々に明確にな りつつあるが、部落民兵士・冬木は、なぜ差別でっち上げに対して沈黙しているのか、部落差別とは何か、 そもそも『神聖喜劇』では部落差別への闘いをいかに貫徹させているのか、明らかではない。報告では、 差別・被差別の観点から考察したら何が見えてくるのかを論点に据える。
(光文社文庫版第五巻)
報告=伊藤龍哉(HOWS受講生)
報告=杉山雄大(HOWS受講生)
★講座の内容を紹介した〈HOWS連続講座「大西巨人『神聖喜劇』 を読む」ニュース〉を発行しています。ニュースをご希望の方は HOWS事務局内の「大西巨人『神聖喜劇』を読む」ニュース編集 班までご連絡ください。
会場 本郷文化フォーラムホール
〒113-0033東京都文京区本郷3の29の10飯島ビル1F
■ 問い合わせ TEL=03(5804)1656 FAX=03(5804)1609
メールアドレス=hows@dream.ocn.ne.jp
本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOW)
本講座は光文社文庫版(全五巻)をテキストに行ないます。2019年度後期は4巻から5巻を扱います。ふるってご参加ください。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。