テント日誌1月27日
- 2020年 1月 28日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- フクシマが問うスケールがみえますか
- 福島がもうフクシマにキレてくる
- フクシマが世界に放つ声をきけ
- フクシマが問う文明史人類史
- フクシマにおごる政治が非情すぎ
- 復興五輪不幸五輪と聞こえる
- 復興五輪何が五輪だ復興だ
- 帰還帰還とそんな話は聞かんわい
経産省前テントひろば1807日後
愛媛新聞の伊方3号機停止の報道を読む 1月23日(木)
事務所に着いた時には、小雨が降っていたがセッテングする時には雨が止んでスムーズに準備が完了した。天気予報は雨で気温(最高温度8度)より寒く感じると報じられていたため、真冬の雨対策をして来たのでさほど寒さが骨身にまでは応えなかった。
13時過ぎアメリカ人の男女3人がNO NUKESの横断幕を見ながら立ち止まったのでNO NUKESと言いながら、直ぐに英文のリーフレットとテントニュースを手渡しました、当番のIさんが英語で対応をしてくれましたので助かりました。
その後間もなく東電株主代表訴訟の公判傍聴とその後の院内集会に参加されたOさんが座り込みに参加、時を同じくしてイロハネットのWさんが美味しいドラ焼きの差し入れを持参されて参加されました。
愛媛県松山で反原発の運動をしているHさんより、昨日届いた1月18日の愛媛新聞を座り込んでいた人達全員が回し読み、その一面には凄く大きな文字で、「伊方3号差し止め 広島高裁」「活断層の調査不充分」「仮処分決定2度目」と掲載されていた。全員満面の笑顔そのうちのTさんが、これをラミネートして
横断幕にぶら下げると言い出して、その新聞を持ち帰りました。出来上がりが楽しみです。(Y・R)
相変わらず暴言をいう人が訪れることもあるが 1月24日(金)
今朝は最近になく暖かい。道行く人の中にはコートを着ずに歩いている人もいる。1月だというのに。経産省正門前まで行き、財務省の屋上に掲揚されている旗を見て無風状態であることが分かる。幟旗3本とバナー2枚をセットし、座り込んでいるとすぐに、いちろうちゃんがチラシを持って現れた。今日は東京高裁での控訴審があるのでそちらに行くと告げ、裁判所の方に向かった。僕らもYさんと私の2人が事前集会だけでもと思い出かけて行った。裁判所前では、抽選が始まる前に集会を始めていた。鴨下さんが避難者の権利を訴えている。鴨下さんの高校生の息子さん(まつき君)も意見陳述をするらしい。傍聴したかったが、座り込みの方も気になったので、傍聴はYさんに任せて、私は経産省前に戻った。
留守の間、70代ほどの男性がやってきて、「何でこんな公共の場所に椅子を並べているのだ。ここで、食事などするな。外国人が来て見られたらみっともないじゃないか。原発反対ならべつな方法を考えろ。」と言ってきたそうだ。Oさんが「あなたは原発をどう思っているの?」と聞くと「そんなの関係ない」と押し黙ってしまったそうだ。原子力村の理不尽なやり方に対するささやかな抗議すらも否定し、攻撃する風潮は許してはならない。
3時過ぎに傍聴から戻ってきたYさんによると、傍聴は抽選にはならず、全員が入れたとのこと。鴨下まつき君の陳述が秀逸だったそうだ。避難した場所はある種コミュニティだったけど帰還でそのコミュニティが壊れてしまった。被災者同士が対立させられていることが悲しい。生きていく希望がない。今生きているのは家族がいるからだ。しかし被災者の中にはその家族さえいない人もいる。
ずいぶんと暖かくなったもので、今日はホカロンなしで過ごすことが出来た。4時になり誘い合って文科省前に移動した。文科省前の人々はコートなしでいる。今日は朝鮮大学生や高校生が大勢集まり、心の叫びを訴えていました。テントをはじめとする日本人も20名を超える人数になってきた。2月7日には韓国から教員たちの訪日団が37名やってきて抗議行動に参加するとのことである。日本人ももっともっとがんばろう。(S・S)
女川「審査中なので質問に回答できない」原子力規制庁 1月24日(金)
14時から再稼働阻止全国ネットワークが原子力規制庁を呼んで院内ヒアリング集会を開催、その為私は座り込みに遅刻した。
女川3号炉の適合性審査の合格審査書案が公表されパブコメも終りいよいよ合格を原子力規制委員会定例会議で決定しようとしている時に、規制庁実用審査部門は女川審査質問への回答を拒否した。山崎久隆さんと女川現地が作成した16項目9ページに及ぶ詳細な質問文に何も回答できないとは、何とも情けない原子力規制委員会・原子力規制庁だ。合格を出す自信が無いなら不合格にすればいいのに。回答拒否は、森友・加計・桜などの追及から逃げる安倍官邸と同じではないか!
経産省前の抗議行動でも、女川現地からのSaさん他院内ヒアリング集会に参加した人が原子力規制庁に抗議の声を上げた。特に「中立公正な立場で独立して職権を行使する」(設置法第一条)するべき原子力規制委員会が、国民に説明(回答)できないことへの怒りの声が続いた。
一方、関電原子力マネー還流問題で第三者委員会の調査が遅れている中で九電玄海町長の汚職が明らかになり、東電が福島第2原発の廃炉に44年かかると第1原発のロードマップ(30年~40年)の嘘を裏付ける発表をしたことなど、経産省と電力会社と安倍政権の嘘を糾弾する声が続いた。終了後は多数の応援で片づけをし、近くのラーメン屋で英気を養った。 (K.M)
走り来てカンパをしていただいた方に感謝 1月25日(土)
経産省前に着いたときは晴れ間が見えた。少しだけ陽射しもさしていた。何だかもったいぶった天気。時間がたつにつれ雲が多くなり遥か遠くの空に空が見えるだけ。次回のために「てるてる坊主」を用意しよう。
突然小走りに女性が近づいてきた。カンパ箱にコインを入れると交差点を渡り始めた連れ合いの男性を追っていった。そして二人並んでゆっくりと横断歩道を歩いて行った。僅か7グラムのコインは重かった。(O・O)
焦らされたこともあったけど、無事にことは運んだ 1月26日(日)
今日はF原さんが自治会の餅つきでお休み。日曜の当番ははしゆきだけ。当番以外の常連含めても、遅刻魔のはしゆき以外誰も事務所の鍵を持っていないというそもそも無理っぽい状況。そのはしゆきは自宅を出がけにリュックサックに猫のおしっこを引っ掛けられるという事件に遭い準備のやり直しで遅刻確定。電車の中でメールを開くと最強の味方T久さんは風邪でお休みという悲しいお知らせ。サッシーさんと連絡つくが「事務所の場所がわかりませんので霞ヶ関で待ちます」とつれないお返事。
事務所のそばでRさんとすれ違う。空身で歩いて行くRさんは「早く経産省前にも行かないと誰もいなかったら困る」と言いつつ急ぎ足で行ってしまう。うーん、向こうには3人はいるはずだけど、と思いつつ私は事務所へ。
事務所に着いて荷物を下ろしさあ出発の時に無常の時報12時となる。紫のカートを引っ張って霞ヶ関に向かう途中の交差点でサッシーさんらしき人ともう一人が歩いてくるのが見えるが向こうはこちらに気づかず左折(事務所に行ってくれたとのことだが無駄足となった)。
経産省前に到着すると今日は句会のため川柳姉妹もいるし賑やか。無駄足をしてしまったRさんは自分のゴザ旗を取りに事務所に戻る。わたしはお湯を沸かすのとお茶道具を取りに事務所に戻る。そんなこんなで始まるまでがターイヘンだった今日の座り込みでしたが、プロフェッショナルF原のいない留守を素人のみんなでなんとか守切り、ささやかに楽しい座り込みの1日を過ごすことができました。通りがかりの若者が立ち寄ってくれたりしたこともありましたしね。参加者計13人。(はしゆき)
脱原発青空テント川柳句会開催 1月26日(日)1
選者は乱鬼龍氏、席題は「長い」「幻想」。12時より開始14時20分投句締め切、14時40分より入選者の発表、披講となりました。句会開始時には雨は止みましたが、曇り空で底冷えのする1日でした。
今回の参加者は6名、選者より入選句が読み上げられ、入選者へBig Issueや暖かい肉マンなどの景品が手渡されました。
入選句は以下の通りです。(S.E.)
「長い」 特選 ・戦時下の体制がまだ続く国 – 草地
秀句 ・悪政の長き年月ムダな金 - こうへい
・長いだけ無駄に生きてる安倍晋三 - 柚子っ子
・放射能たった10年なくならぬ - 芒野
・脱原発達成までの長い道 - 乾草
・自民党何故長いのかこの国は - 落葉
「幻想」 特選 ・脱原発幻想ならず皆本気 – 落葉
秀句 ・幻想にするな日本の幸せを - こうへい
・改憲の安倍の願いを幻想に - 柚子っ子
・東京の汚染はないという幻想 - 草地
・タワー建て五輪を呼べば復興か - 芒野
・核のない世界は夢か幻想か - 乾草
次回の脱原発青空テント川柳句会は2020年2月2日(日)12時より開催いたします。(冬時間のため12時~15時となります)
皆さま是非ご参加ください。
沖縄の闘争歌を口ずさみ寒さを吹き飛ばした 1月27日(月)
天気予報では午後3時頃から雨か雪が降るということなので雨対策をして経産省前に向かった。経産省前に着いたら風はそれほどではなかったので何時ものように幟旗3本とバナー2枚をセットした。温度計を見たら11度であった。それほど寒くはないと思っていたが2時頃に寒いと思って温度計を見たらなったら8度になっていたので慌てて用意してきた熱いコーヒーを飲んで体を暖めた。
2時頃、中年の紳士が近付いてきて幟などを見ていたので声を掛けてテントニュースをお渡ししようとしたらカンパを箱に入れてくれて、寒いのにご苦労様です、と言われた。初めてここを通られたのではなく、何度か通られていてその度に気になっていて今日は一際寒かったのでカンパしようと思われたのでしょう。お気遣いが嬉しくて感謝しました。
今日の座り込みに参加してくれたのは常連3人の他に午前中に裁判があった西村裁判を傍聴された4名とレジェンド・Sさんら2名の計9名でした。その他に経産省前を通り掛かって挨拶をしてくれたのは狭山事件の石川さんを支援する会、水俣病の被害者で裁判による救済を求めている50数名の人々があった。御互いに勝利するまで頑張りましょう!と挨拶を交わしあった。 その後は寒いので沖縄の闘争歌を音楽に合わせて口ずさんで寒さを吹き飛ばした。お陰様で予想された雨と雪には降られずに引き揚げて来られたので幸いでした。(保)
きょう座り込みを終えて事務所に引き揚げて来たとき郵便ポストに郵便物が来ていました。半分はみ出していたので事務所に持って帰りました。本らしいので封を切って見たら谷さんからでした。中味はお母さんの半生を綴った・私の戦後史・という本でした。200ページを超える自伝。ページだけ読みましたが、戦後の市民運動史そのものです。本の最後はテントひろばについて書かれています。皆で回し読みするときにじっくり読んでみたいと思います。以上(保) 僕もいただいています。座り込み、あるいはテント日誌の読者の皆さんで希望者がいればお貸しします。申し込んでください。(三上)。
経産省サイトで見つけ案内です。傍聴できます(K・M)
第17回多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会-開催通知
https://wwws.meti.go.jp/interface/honsho/committee/index.cgi/committee/31025
開催概要
日時 2020年1月31日(金) 10時00分~12時00分
場所 AP新橋4階DE会議室(東京都港区新橋1-12-9 A-PLACE新橋駅前)
議題 取りまとめに向けた議論について 等
その他
・傍聴を御希望の方は、1月30日(木曜日)12時までにページ下部の「傍聴予約を行う」ボタンをクリックし、傍聴希望者登録画面にて御登録ください。1月30日(木曜日)に結果を御連絡いたします。
なお、定員以上の傍聴希望があった場合には抽選とさせていただきますので、あらかじめ御了承ください。
・事前に登録して傍聴される方には、当日、資料を配付いたします。
傍聴予約期限
2020年1月30日(木) 12時00分
お問合せ先
資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力発電所事故収束対応室 渡邉、金子 、伊藤
電話:03-3580-3051
FAX:03-3580-0879
E-MAIL:hairo-osensuitaisaku@meti.go.jp メールアイコン
1月31日(金) 経産省前抗議集会 17時~
官邸前向後講堂は18時30分~【反原連】
2月2日(日)12時~ 脱原発青空川柳句会
選者:乱鬼龍 経産省前テントひろば 12時~3時
2/5(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:2月5日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前
(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第77回東電本店合同抗議」
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:2月5日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
賛 同:たんぽぽ舎・テントひろば・東電株主代表訴訟ほか135団体
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
「桜を見る会」糾弾 官邸前緊急抗議行動(第6回)
~安倍政治の嘘とごまかし許さない!~
日時 2020年2月10日(月)18時~19時
場所:首相官邸前
主催:安倍政治に物申す会(片岡・木村・乾)
問合せ:木村(080-5062-4196、kimura-m@ba2.so-net.ne.jp)
「桜を見る会」の国政、税金の私物化、公選法違反を許さない。
12月9日、16日、23日(月)、本年1月6日の抗議行動と、
1月7日の内閣府への申入れ(5人で内閣府で40分間申入れ)
に続きに首相官邸前で抗議行動をしました。1月20日も抗議行動えお展開。
今行動するのは大人の責任。未来を担う人々のために動く時。
嘘とごまかしの腐った政治をストップさせるために声を上げ続けよう。
安倍官邸へ多くの市民の怒りを表明しましょう。
プラカードや鳴り物などの持参を歓迎します。多くの方々の短いアピールを歓迎します。
多くの市民、市民団体の共同行動を歓迎します。
なお、2月は10日(月)、17日(月)を計画しています。
5.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
2/20(木)「函館市大間原発建設差し止め裁判」第22回口頭弁論
14時~ 東京地裁103号法廷
函館市民に代わって傍聴しよう! 是非出掛けてきてください
大間原発裁判報告集会 15時ころ~
講演「下北核半島と大間原発」鎌田 慧氏
弁護団報告 現地報告
2/5(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:2月5日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前
(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第77回東電本店合同抗議」
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:2月5日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか135団体
脱原発川柳 乱鬼龍 1月27日
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。