6月6日 小幡道昭「貨幣論と現代資本主義」 オンライン 世界資本主義フォーラムのご案内
- 2020年 5月 26日
- 催し物案内
- 世界資本主義フォーラム小幡道昭矢沢国光
- 主催 世界資本主義フォーラム
- 日時 2020年6月6日(土)13時30分〜16時30分(13時受付開始)
- ZOOMによるオンラインで開催します[参加方法は、下の方に書いてあります]
- 講師 小幡道昭(東京大学名誉教授)
- テーマ 貨幣論と現代資本主義— 貨幣のポリフォミズム —
- 参考文献 小幡道昭「口頭発表:仮想通貨の貨幣性・非貨幣性」
- どなたも参加できます。参加費500円[あと払い。次回、会場開催のフォーラムに参加したとき、お支払いください。]
- オンライン参加の方法
- 問合せ・連絡先 矢沢 yazawa@msg.biglobe.ne. jp 携帯090-6035-
「世界資本主義フォーラム」というところから、貨幣論について話してほしいという依頼がありました。「貨幣論と現代資本主義」というタイトルは依頼先からのもの。ともかく「現代」について話してほしいというのがタッての要望。「頼まれればどこへでも屋台を引いて出向きます」とホームページで謳っている以上、引き受けぬわけにもいかず、さりとて「『資本論』を煮しめたようなお宅のネタじゃウチのお客さんは満足しないですよ」と釘をさされ、思案のあげく、そういえばむかし、ちょくちょく私の店にきていた若い人たちが、最近「変わりゆくマルクス経済学」とか「これからの経済原論」とか称して、ちょっと変わった貨幣論をやっているのを思いだし、今回はその紹介でお茶を濁すことにしました。
連中は金本位制の時代だって、不換銀行券が支配する「現代」だってターゲットにできる経済原論 —— そんなのありか? —— を目論んでいるようなので、「じゃあMMTってどうなの?」とか、「仮想通貨や中央銀行デジタル通貨はどうなるの?」とか、新しい物好きの人たちごのみの質問をぶつけてみました。そうしたら「それは貨幣のポリフォーミズムの話になりますね。」と、どうやら彼らも負けず劣らず新しいもの好きの様子。
「なん…なんやねん、それ?」って驚いてみせると、さも得意げに「いや実はですね、貨幣の構造変化をなんでもかんでも《変容》の一語で片づけようとするのは悪いクセ。あの《変容》の守備範囲はせいぜい不換銀行券どまり。でもお尋ねのアレコレは、同じ構造変化といってもちょっとレイアが違う。それで、最近オブジェクト指向言語のポリフォーミズムなんぞをヒントに、このレイア向けの新しい説明方法を試作中なので…」と、なにやら得体の知れない話になりそうな気配。「こいつはマズいな」と思いつつもそこはオトナ、顔にはださず「その試作品の話はおもしろそうなので、ぜひぜひ最後の最後のところで、まとめて一つたっぷりと…」と受け流そうという算段。なので、そのあたりになったら、欠伸を我慢せず、どうぞご自由にお引き取りください(小幡)。
※講演予稿が http://gken.sakura.ne.jp/gken/ にあります。
http://gken.sakura.ne.jp/gken/wp-content/uploads/2018/10/main.pdf
同・口頭発表 http://gken.sakura.ne.jp/gken/wp-content/uploads/2018/09/aural-short.pdf
(1)参加を希望される方は、yazawa@msg.biglobe.ne.jp宛に、「氏名、メールアドレス」を送信してください。
(2)当日の午前中に、(こちらに送られてきた)あなたのメールアドレス宛に、招待メールをお送りします。
(3)招待メールに載っているURLをクリックして、しばらく待つと、「名前」を記入する欄が出てきます。漢字であなたの氏名を記入してください。[事前にZOOMをインストールする必要は、ありません]
(4)すると、こちら(ホスト)の画面にあなたの「参加希望」が出てきます。
ホストが「参加を承認する」のボタンを押すと、ZOOMに参加する状態になります。これだけです。
(5)1時30分開始ですが、1時からZOOMに入れるようにします。早めに入って、ご自分のパソコンの、カメラ・マイクの作動をチェックしてください。
(6)パソコンに、カメラ・マイクがついていなくても、視聴はできます。質問・意見は、ZOOMの画面にある「チャット」を使って、いつでも書き込むことができます。
(7)ZOOMをはじめて使う人のために、ZOOM参加方法の試しを、5月27日(水)午後にします。試してみたい方は、その前にメールをください。
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2020年7月以降の世界資本主義フォーラムの予定
■7月4日(土) 13時30分―17時 本郷会館(または他の文京区施設を予定)
講師 北原徹(立教大学名誉教授)
テーマ「戦後アメリカの実体経済と金融経済――1980年代以降の金融経済の肥大化と変調と世界資本主義」(仮題)
参考文献:北原徹「戦後アメリカの実体経済と金融経済――1980年代以降の金融経済の肥大化と変調」『福岡大学商学論叢』63巻1・2号 平成31年[ネットで取得できます]
■8月末 青山雫「世界恐慌とパクス・アメリカーナへの移行」
■9月26日(土)河村哲二「アメリカ戦時経済とパクス・アメリカーナの成
立」
■10月 矢沢国光「資本主義国家の成立(2) 「東方問題」と第一次大戦」
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矢沢国光(やざわくにてる)
yazawa@msg.biglobe.ne.jp
携帯 09060354686
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