緊急講演会(特別講演 早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂さん ) の御案内
- 2020年 8月 9日
- 催し物案内
- 藤田高景
- 総合司会 吉池俊子(アジア・フォーラム横浜代表、神奈川県歴史教育者協議会会長)
- 主催者挨拶 藤田髙景(安倍首相による検察支配を許さない実行委員会・代表)
- 連帯の挨拶 立憲野党各党・各界から
- 特別講演
- 質疑応答
- 閉会のご挨拶
主催:安倍首相による検察支配を許さない実行委員会
緊急講演会の御案内
講師:水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)
「安倍首相は検察支配で何を狙っていたか」
2020年9月3日(木)15時30分~
衆議院第1議員会館(地下1階・大会議室)
今回の検察庁法改悪案の最大の問題は、検察官の定年を引き上げることではなく、時の政権の判断で、検察首脳の定年や役職定年を引き延ばす事ができてしまう点だ。検察首脳の生殺与奪の権限を時の政権に与える事を意味する。これは検察を「政治検察」にしたてあげる暴挙だ。役人は定年までの持ち時間と少ない首脳ポストをにらみつつ、出世競争をしている。検察官も同じだ。定年が迫り、本来は就けない首脳ポストでも、時の政権が定年延長を認めれば就任できるとなれば、その検察官は政権の顔色を一切気にせずに、政権の疑惑を捜査できるのか。人間の最も弱い部分を人質にして、検察を支配下に置こうとした、安倍政権の卑劣な、さもしい魂胆が、暴露されたゆえに、多くの人々が自然発生的に反対の声を上げたのだ。海外の事例や、日本の造船疑獄(1954年)の例を、考えれば、時の内閣が、検察官の定年延長を判断し、検察首脳ポスト就任への道を閉ざす、あるいは開く事の全権を与える事になる、今回の法改悪が意味する重大性が赤裸々となる。「恒常的な指揮権発動」の状態が生まれるのだ。
安倍政権は、NHKの会長や経営委員、日銀総裁に自分の思想や政策が重なる人物を据え、果ては自身の憲法解釈変更を認めてくれる人物を内閣法制局長官に強引に据えた。最後に残ったのが検察庁ということであろう。
これらの問題の本質について、水島朝穂・早稲田大学法学学術院教授が、一刀両断の論陣をはる、「緊急講演会」(詳細は添付のチラシを、ご参照下さい)を、下記の要領で開催いたします。皆さまの、ご来場をお待ちしております。
記
日時: 2020年9月3日(木)15時30分~(開場15時00分)
衆議院第1議員会館のロビーで15時00分から、入場カードの配布をします。
会場:衆議院第1議員会館・地下1階・大会議室
※必ず、事前申し込みが必要です。
プログラム
「安倍首相は検察支配で何を狙っていたか」
――指揮権発動の常態化は許されない―――
講師 水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)
プロフィール
1953年生まれ。札幌学院大、広島大助教授を経て、96年より現職。主著『平和の
憲法政策論』(日本評論社)ほか多数。NHKラジオ第1放送「新聞を読んで」
レギュラー14年。ホームページ(http://www.asaho.com/)を23年間連続更新。
※申し込み先 : 会場は300名定員です。300名で申し込みを締め切りますので、恐縮ですが、なるべく早めに、下記のメールアドレスまで、出席申し込みをお願いいたします。
E-mail murayamadanwa1995@ybb.ne.jp
☆連絡先(事務局)
携帯 松代(090-9399-3941)、小山(090-8565-5407)、藤田(090-8808-5000)
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