テント日誌3月4日版
- 2021年 3月 7日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
今日は2・26事件から85年目だった 2月26日(金)
今日は風もなく、椅子や幟旗を設置していて順調に設置が進んだ。暫くしてから反原連の男性がやってきて、今日は東電株主代表訴訟の期日で原告側の証人尋問とのこと。朝から夕方5時まであるという。今日は原告側の証人喚問である。出来たら皆さんも参加してほしいとのことだった。お菓子の際入れも頂いた。
雨は降っていないが寒い。風はないが、太陽が姿を見せていない分寒い。目の前の歩道を行きかう官僚の姿が少ない。だいたい、経産省からが役人が出てくることが少ない。欅の木に葉っぱがまったくついていない。寒さが一層つのるような気がする。
1時40分Hoさんが到着。彼はサンケン闘争もフル参加で、テントの座り込みでも欠かさず参加している。頭が下がる思いだ。3時からJKS47の祈祷会があった。演舞と祈祷会があった。テントでも志半ばで倒れた仲間がいたがその先輩たちを思い、これからの闘いを継続することを誓った。今日は何故か4時過ぎまで続けたので最後まで参加できなかったが、霞が関界隈に念仏と太鼓の音が鳴り響いた。
4時になって、文科省前に移動し無償化連絡会の長谷川さんたちとスタンデングの抗議に参加した。コロナ禍のためにマイクスピーチや高校生や大学生の参加は控えているが、間もなく緊急事態宣言が明けたら以前のようにマイクスピーチを展開する予定だ。諦めずに頑張る。 (S・S)
菅政権、経産省、原子力規制委員会への怒りが止まらない! 2月26日(金)
日本祈祷團の祈祷の後、文科省前のスタンデングからも人が戻ったところで、経産省への抗議行動を開始。原発止めろのコールや「ああ福島」の歌のあと、菅政権・経産省・原子力規制委員会への怒りのアピールが次々と続いた。
中でも、「電力逼迫」から卸電力市場での取引価格が異常に高騰して新電力が経営危機の打撃を受け大手電力会社がぼろ儲けした電力市場を造った経産省、廃炉も汚染水対策も杜撰でやりとげることが出来ずイチエフでも柏崎刈羽でもとんでもない不祥事を起こしている東電、原子力マネー還流問題や大飯・高浜のトラブル続出にも拘らず老朽原発(高浜1・2、美浜3)稼働を強行するばかりか小型原発開発まで目論む関電、への怒りが止まなかった。
経産省にはエネルギー政策を論じる適格性が無い。原子力規制委員会には原発を規制する適格性が無い。東電や関電には原発を稼働する適格性が全く無い。
最後に「水に流すな」「座り込めここへ」の歌や、福島は終っていないぞ・原発を動かすなのコールで、寒風吹きすさぶ中での40名の抗議行動を終った。 (K.M)
オリンピックについての疑問には誰も答えない 2月27日(土)
今日も素晴らしい快晴。でも風が冷たくていつもの場所ではなく陽当りのいい正門前に設置した。準備が終わると歓迎セレモニーのように飛行機雲が北の空に棚引いていた。絶妙のタイミングだった。
〇これがスルーしちゃうんだ。竹下亘氏語録
・「コロナ対応はものすごく大事だが、それと聖火リレーは次元の違う話だ。結びつけて言うのは違和感を持った」
・聖火リレーを実施する判断については「組織委なり、国民全部なり、あるいは世界が決めることであって、知事が決めるこっちゃねえだろう」
・「島根も厳しいが、東京の厳しさの迫力に少なくともいまは押されている」
・「地方が元気でなければ、本当の日本でない」(竹下氏公式サイトより)
〇証(あかし)
ある事柄が確かである拠り所を明らかにすること。証明。証拠。「身の証を立てる」
『夏の東京オリンピック・パラリンピックは、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として、また、東日本大震災からの復興を世界に発信する機会としたいと思います』
生徒 ─ 意味がさっぱりわからないんですけど。大規模なスポーツ興行をするとウィルスが無力化するわけでもないし、まだ打ち勝ってもいないのに。五輪終わっても終息しなかったらどうするんでしょうね。
教師 ─ 国民の揮発性の高い記憶力に期待してると思う。
生徒 ─ 今現在実現していることや実現可能性確かなことを拠り所にせず、実現が定かではない未来の願望であっても証になり得ますか?
教師 ─ そう解釈すると辛うじて意味が通じるかな。例えば地雷原を根性一発突っ切ることが地雷に打ち勝った証なんてね。
生徒 ─ 殆ど奇跡ですよね。あ!普通自動車運転免許試験合格の証として先生の車を今から運転してもいいですか?
教師 ─ それはただの無免許運転、それにまだ16歳だろ。駄目ぇ、まだ車のローン終わってないし。
生徒 ─ それじゃ、夏休みの宿題を全部済ませた証として宿題免除してくれますか。
教師 ─ 何を訳のわからんことを。まだ宿題だしてねえよ。夏休みはまだ先だし。
生徒 ─ それほどでも。総理には敵いませんよ。
教師 ─ 褒めてない。
生徒 ─ 『東日本大震災からの復興を世界に発信する機会』なんですけど、復興しているならありのまま発信すればいいことで、スポーツの興行で発信する必要ないと思います。
教師 ─ そうだな。東京電力福島第一原発事故に打ち勝った証として原発再稼働・新規増設みたいなもんだな。
生徒 ─ 地震に打ち勝った証として柏崎刈羽原発再稼働とか言い出しかねないですね。すべったギャグじゃあるまいし。
追加情報
以下、外務省がHP上で公表している「G7首脳声明」英文の仮約の一部です。
《新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の結束の証として今年の夏に安全・安心な形で2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催するという日本の決意を支持する》
日本以外のG7各国は「打ち勝った証として」ではなく「打ち勝つ世界の結束の証として」と捉えているということですね。
〇静かな発言が獅子の咆哮のようだった
官房長官時代に菅総理は、「沖縄の戦後の歴史より大切なことは日米合意だ」という趣旨の発言を行った。防衛省は辺野古埋め立て土砂の採取地に本島南部の糸満市と八重瀬やえせ町などを追加した。南部は先の大戦で犠牲になった戦没者の遺骨が今も残るとされる。
赤嶺政賢議員の衆議院予算委員会での質疑(2021/02/17)
衆議院インターネット審議中継 (shugiintv.go.jp)
7:10:10~7:43:39が赤嶺政賢議員の質疑
(O・O)
久しぶりに登場しました 2月28日(日)
久しぶりに登場、はしゆきです。長くお休みをいただいていましたが、膝の具合が少し良くなってきました。
ひなたはポカポカと暖かく、日中は上着がいらないほどの好天。でも夕方、日が陰ると一気に寒くなりました。座り込みはお日様のよく当たる経産省『前』(『角』でなく)で行いました。この日は青空句会のため、人数もいつもより少し多めの12名。参加賞のみかんを、参加しなかった私もいただきました。
(「原発はみかんの技術です」と乱さんのいつものダジャレとともに)
写真を直接貼り付けます。
撮影はドンキホーテ氏です。(はしゆきはこの日iPhoneを忘れて出てきてしまいました)「画素数が少なく、画面が荒れています。」とのことですが、雰囲気を見るには十分ですね。貼り付けがうまくいかないので、N瀬さんが撮ってくれた写真は別メールで送ります。(はしゆき)写真は日誌では添付しません(編集)
経産省前脱原発青空川柳句会 2月28日(日)
雲一つない青空のもと7人の参加で行われました。
入選者には暖かい肉まん・あんまん・や果物などが配られました。
乱さんの出した席題は「大」と「発言」
「大」の部秀句
幼子(おさなご)は 皆大志あり 平和乞い (落葉)
大事故も 業者うるおす 80兆 (遊児郎)
大嘘で 記憶にないと 広報官 (柚っ子))
大それた 願いにあらず 平和の世 (落葉)
テントひろば 原発通さぬ 大山脈 (ふ64)
特選
大事(おおごと)に させぬつもりが 大炎上 (孫じい)
「発言」の部
秀句
その発言 記憶にないと 記録する (游児郎)
つい本音 ぽろっとこぼし 辞任劇 (乾草)
脱原発 言いつつ巧みに 再稼働 (孫じい)
森発言 話が長いは それあなた (柚っ子)
買い物の 発言権は 妻にあり (原子力ガリレオ))
特選
世を変える 一人の小さな つぶやきが (ふ64)
次回は3月28日(日)12時からです。
春の陽気もあいまって楽な座り込みだった 3月1日(月)
今日は天気予報通りの春の陽気で楽な座り込みであった。経産省前に着いて座り込みの準備を始めたら春物のジャンパーでも暑いので温度計を見たら18度であった。予報通りである。何時ものように風はあったが空は薄曇りながら陽も射していたので苦にはならなかった。今日も経産省前の人通りは一日中少なかった。ステイホームで少なくなっているのなら緊急事態宣言が解除されたら増えるのか?
そういう中で反原発CDを掛けながら座り込み者の話題に上ったのは、今朝早く速報が流れたという・山田内閣府報道官の辞任についてであった。彼女は事前にスガと念入りに打ち合わせて国会質問に臨んだはずだったが、誰にも判るようなウソ答弁しか出来なかったことで馬脚を現した答弁で失笑を買ってしまった。記憶力抜群で記者会見の時には発言する記者を社名ではなく名前で指名するほどの記憶力の持ち主が、この時だけは気が緩んで、たった5人の会合を兼ねた飲み会なのにスガの息子が居たかどうかも気にせずにひたすら飲み食いしていて話の内容も一切記憶にないなどということはあり得ない。不祥事を起こした政治家と全く同じ答弁を繰り返すことでウソがバレバレであった。こうした答弁に人民は騙されなくなっているのを知らなかったようだ。スガに言われたことをそのまま実行した彼女の自業自得であった。
事務所に着いて間もなく川内原発会議に参加するために事務所に来られたyさんが今日の・日刊現代・を見せてくれました。それには山田広報官が政治入院して辞任したと書いてあった。彼女は今日の国会で再度、国会質問を受ける事になっていたそうでそれを回避するために辞任したのであろうとのこと。総務省を辞めるときに退職金を貰ってないので古巣に戻れる、と一昨日のテレビは報道していたが果たしてそうなるのか?興味深い所である。
きょう3月1日は82年前に朝鮮独立宣言がなされた記念日なので夕方から新宿西口で集会が開かれる。相棒のSさんはそちらに参加するため一足早く出掛けた。私は毎月第一(月)に行われている・辺野古の海を埋めたてるな❗防衛省抗議行動・に出掛けた。(保)
通行人と無用なトラブルは避けよう 3月2日(火)
セッティングの時には、曇り空であったが、14時前には雨が降りだし急いで準備をしておいたパラソルを取り付ける。本日、衆議院第二議員会館で行われた、原子力規制庁に対する院内ヒアリング集会「危険すぎる老朽原発動かすな」に参加する前に日曜日当番のFさんが、寄られてバナー等の取り付け方が曜日によって、セットの仕方が違いますねーと妙に感心していた。
また撤去作業中の事でしたが高齢の男性が立ち止まり、ここでハトに餌をやっている人を見かけましたが、いけませんよねーとか言っていましたが何せ雨の中不愛想に、もしそのような人がいたなら言っておきますと応えたのだが、その男性は納得がいかない様子で、ブチブチと何か言っていましたが間もなく去って行った。この件については、以前より話が出ていて餌をやらないようにしようと確認したと思っていたのですが?とにかく通行人との無用のトラブルは避けたいものです。 (Y・R)
院内ヒアリング集会の報告 3月2日(火) (K・M)
無事に集会を行いました。
前半で、木原壯林さんから「危険すぎる老朽原発」と題して、危険な若狭原発トラブルと老朽原発を中心に広範な原発問題のお話を聞きました。後半では、原子力規制庁の担当にヒアリングをし、私たちの原子力規制委員会・原子力規制庁への不信感を訴えるとともに、「国民」の命と健康を守るために、安全を保障できないならそのことを明確に、関電原発の不具合続出の危険、美浜3号の事故をくり返さない、事業者を鵜呑みにしない、…などを訴えました。
原子力規制庁の担当も丁寧に応答していただいたので、両者の思いの違いが明確になったと思います。
長時間のヒアリングですが、よろしければ動画をご覧願います。
使用した資料もアップしました。よろしければダウンロードしてご覧願います。
【動画」UPLAN
20210302 UPLAN 木原壯林「危険すぎる老朽原発」
https://www.youtube.com/watch?v=CNVKA-i2tgg
20210302 UOLAN 規制庁ヒアリング「危険すぎる老朽原発動かすな~若狭の不具合続出原発・老朽原発の再稼働と運転延長を問う~」
https://www.youtube.com/watch?v=HYA_iuNSA9I
【資料】ギガファイル
https://19.gigafile.nu/0402-e5900a33ccf1d8e9c001e5ece84f196c
今日は賑やかな座り込みになった 3月3日(水)
風が冷たい。保っちゃんが道路に置いた温度計は14度だけれど、寒い。「汚染水を海に流すな」バナーを正面にして、1時間かけて、すっきりと並べてつけることができた。写真に撮った。
今日はたくさんの人が参加してくれて賑やかになった。まず、規制庁行動の帰りのヨーカンさん。続いて、沢地さんの「菅政治はいらない」の国会前「3日」行動に参加した人たち5人、福島子ども裁判控訴審傍聴から帰ってきたIさん。レジェンド斎藤と斎藤さんにスープを差し入れるKさん。味岡さんと江田さん。池袋の、親子をひき逃げした元官僚の裁判の傍聴者Aさん。それと当番勢ぞろいで5人。あちこちで菅政治批判。いくらやってもやり足りない。
江田さんは節句に因んで豆桜大福などを差し入れてくださった。皆さんで美味しくいただく。帰り支度をしている時に通行人が1万札をカンパしてくださる。
柏崎刈羽の原発をどうしても再稼働させたい経産省 3月4日(木)
冬支度のまま出掛けたら汗ばむほど暖かかった。
セッティング終わるとまもなく八王子のKさんがいつもの美味しい瓦煎餅と人形焼を持って現れた。そして先日時間がなくて途中でやめた日付ボードを完成させて下さり感謝です。
しばらくすると時々寄って下さるタクシーの運転手さんが車を降りてカンパしてくれたその後、川崎から来る新しい村のサポーターMさんが干し柿を差し入れして下さったので皆で美味しく頂く。彼女は毎週木曜日に新しい村の会議が神保町であるので出来るだけ寄りますとのこと嬉しいです。
お知り合いがテントに来られないのでとカンパを託して下さったそうです。
少しでもテントのことが広がって行くのは励みになりますね。
彼女とヨーカンさん・杉山さんと色々話が弾んでいた。
斉藤さんもいつもより早めに現れてみんなと会話を楽しんでいた。
経産省資源エネルギー庁は去年1月から先月にかけて80回も新潟県を訪れ自治体や県会議員などと面会していたそうです。
柏崎刈羽をどうしても動かしたいのでしょうね。
原発推進の経産省にNO!を突き付ける座り込みはますます大事です。
2時過ぎて後半の当番の方が来たので私とヨーカンさんは帰路につく。(I.K)
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その162
既存原発の発電コストは1キロワット時当たり24.8円で、原子力は高い!~第6次「エネルギー基本計画」検討でコスト計算をやり直すべきだ!~
2021年3月4日 木村雅英(経産省前テントひろば)
「原発が安い」の大嘘を大島堅一さん(龍谷大)が再びあばいた。驚くべき数字とともに東京新聞3月4日の記事を紹介する。https://silmarilnecktie.wordpress.com/2021/03/04/「原発は安い」揺らぐ%E3%80%80
「発電単価-政府試算より/ <「原発は安い」揺らぐ 「発電単価 政府試算より高い」識者
原発再稼働のために必要な安全対策の費用は、電力十一社の合計で五・五兆円を上回る見通しとなった。東京電力福島第一原発の事故後も、政府は原発が経済性に優れているとの立場を崩さないが、費用が激増した前提での発電コストの検証は行っていない。識者は「放っておけば国民にツケが回る」と警告する。
原発の経済性に詳しい龍谷大の大島堅一教授は昨年、電力各社の安全対策費などを調べ、既存の原発の発電単価を独自に試算した。その結果、政府が最安とする原発の単価は、太陽光など他の電源を上回った。「(原発の方が)安いだろうと思って試算したので驚いた」と話す。
資源エネルギー庁は二〇一五年、有識者会議で原子力や火力、太陽光などの電源別に、新設した場合の発電コストを検証した。三〇年に新設した場合の発電単価は、原発が一キロワット時当たり「一〇・三円」で最も安いとされ、同庁は現在もホームページでこの試算を引用。「発電コストの面で原発に優位性があることに変わりはない」との見解を示している。…>
大島さんの試算では、40年運転で24.5円、「例外中の例外」60年運転で16.3円だそうだ。
経産省・資源エネルギー庁は、第6次エネルギー基本計画の検討において、2015年の政府試算を未だに変えようとしていない。もともと原子力10.3円が過少評価で、一方LNG火力13.4円、風力13.6円~21.5円、太陽光12.7円~15.6円も大幅に変わり特に再エネは安くなったはずだ。6年前の数字を使って誤った施策を選択してはいけない。 原発は「安全」でも、「安く」も、「クリーン」でも、「準国産」でも、「安定」でも、絶対に無い。そればかりか、未来世代に膨大な核のゴミ(死の灰、死の遺産)を残す。原発は直ちに止めよう。
3・11福島原発事故満10年-本館前抗議行動
~福島は終っていない、原発はもう終わりだ!~
日時:2021年3月11日(木)17時~18時半(小雨決行)
場所:経産省本館正門前(霞が関)
主催:経産省前テントひろば
案内:
「経産省前テントひろば」は、3・11事故から半年後の9月11日に脱原発テントを経済産業省敷地の一画に設置し、「主権者宿営権」・「撤去すべきは原発」と主張してきた。2016年8月21日にテントが強制撤去されたが、私たちは本館玄関前に移り、歩道に座り込んで福島原発事故の責任を追及し脱原発を訴え続けている。また、新型コロナ下のこの1年も一日も休まず抗議・座り込みを続けている。
事故後10年を迎えるが、東電福島第一原発の廃炉対策も汚染水対策も全く先が見えない。特に、トリチウム等多核種放射能汚染水が120万㎥以上に達し、福島・全国・世界のあらゆる方面からの反対にも拘らず、経産省も東電も「海洋放出」という名の海洋投棄を画策している。オリンピック招致の為の「アンダーコントロール、ブロックできている」の嘘もより明らかになった。
一方で、東電がADR仲裁和解案を拒絶したり福島地裁の和解案を拒否して「3つの誓い」を破っているにも拘らず、国はそれを容認し、国や福島県は被害者の補償・支援の打ち切りを強行している。
他方、世界では再生エネルギーにシフトしているにも拘らず、経産省は未だに原発推進政策を続けて「核のゴミ」を増やし、稼働40年以上経過した老朽原発をも動かそうとしているばかりか、大量の放射性物質を放出してプルトニウムをも増やす六ヶ所再処理施設の稼働を目論んでいる。
更に、第6次エネルギー基本計画の策定においても、地球温暖化を口実にクリーンでは全く無い原発を残そうとしている。
私たち「経産省前テントひろば」は、3.11イチエフ事故後満10年を迎える本年3月11日の夕刻に経産省本館前で抗議集会を開催する。いまこそ「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな」、「原発は終りだ!」、「核のゴミを増やすな!」、「エネルギー基本計画に原発ゼロを書き込もう!」と訴えよう。
発言:
鎌田慧さん(ルポライター)ほか
問合せ:経産省前テントひろば
〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F
電話:070-6473-1947
メール:tentohiroba@gmail.comhttp://tentohiroba.tumblr.com/
3月11日(木) 15時から日本祈祷団(JKS47士)
月例祈祷会 15時 テントひろば
3月11日(木) 東電本店前合同抗議
18時45分~20時 東京電力本店前
3月12日(金) 経産省前抗議集会(毎週)
17時~18時 経産省前テントひろば
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