5月25日(火)オンライン 被ばく学習会/ホントに怖い 核のごみ 講演:永田文夫さん
- 2021年 5月 6日
- 催し物案内
- 放射線被ばくを学習する会温品惇一
5月の学習会は、視野を広げ、原発で作り出される膨大な放射能、広い意味での「核のごみ」について学習したいと思います。
原子力発電は熱と膨大な死の灰(核分裂生成物)を生み出します。
セシウム134,137,ヨウ素131、ストロンチウム90だけでなく、
半減期の短いものから非常に長いものまで、さまざまな放射能が作られます。
死の灰をガラスと混ぜてできるガラス固化体は、製造直後には毎時1500シーベルト。
20秒で死に至る超高線量です。
死の灰だけでなく、ウラン235が中性子を吸収して、
ウランよりも原子番号の大きい超ウラン元素もできます。
プルトニウム239(24,000年)など半減期が非常に長いもの、
生物影響の大きいアルファ線をを出すものが多いのが特徴です。
核のごみの問題は、再処理、高レベル廃棄物・地層処分、MOX燃料・プルサーマル発電など、多岐にわたります。
5.25学習会では、まずは核のごみ問題の概論を永田文夫さんにお話しいただきます。
永田さんは六ヶ所村の再処理工場問題に取り組んでこられた「三陸の海を放射能から守る岩手の会」代表です。
放射線被ばくを学習する会 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/
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