DHC吉田嘉明のヘイトコメント批判 その3 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第187弾
- 2021年 5月 22日
- 評論・紹介・意見
- DHCスラップ訴訟澤藤統一郎
(2021年5月21日)
Change.orgが、「DHC商品のコンビニからの撤去、および同社との取引中止を求めます」というネット署名キャンペーンを始めている。下記のURLでアクセスして、ご協力をお願いしたい。また、このURLの拡散をお願いしたい。
キャンペーンの趣旨は、以下のとおりである。
人権侵害として言論の自由の許容範囲を超える、このDHC社と吉田会長による行為に対して、あらゆる行政や企業等は、責任をもって対処する必要があります。
つきまして、本署名において、コンビニエンスストア各社に対して、DHCの商品の取り扱いの中止と、DHCとのあらゆる取引を中止するよう求めます。
本署名は、大手コンビニエンスストア各社に対し、直接提出したうえで、各社の反応についてレポートし、各社がどのような対応をするかを広く周知したいと考えております。
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さて、以下が、批判の対象となる3件のDHC吉田嘉明のヘイトコメントである。今どき、このような稚拙なまでにあからさままなヘイトの文章は珍しい。その意味では、貴重なコメントといってよい。
https://top.dhc.co.jp/contents/other/kuji_about/
上記3件のコメントの内、最後のものが5月13日掲載と思われる。前2件に比較してやや長い。益するところのない長文は読むのにつらい。以下に、注目すべきところだけを引用する。
まずもって最も注目すべきは、DHCに対する社会的制裁が案外効いているということである。吉田は、DHCの宣伝に新聞折り込みを利用しようとして断られたと言っている。テレビコマーシャルもである。これが真実だとすれば、ヘイトを糾弾する側は、その言論による批判の効果に自信を持ってよい。
「先日、DHCの主要商品を宣伝するのに久しぶりに折り込み広告を利用しようということになって、ついでに皆さんが知りたがっている私自身の来歴も一部紹介した方がよかろうということになって、そしてそのついでにこの時期どうしても触れておいた方が日本のためになる唾棄すべきコリアン系有名人数名を実名で掲載していたところ折込会社の猛烈な拒否にあい、結果として折り込みは頓挫してしまいました。」
「私自身が直接相手の会社の社長を呼び出して糾弾したのですが、…あまりにも知的レベルが低すぎて話がかみ合いません。後でこの会社を調べたら★毎日新聞社グループ★毎日折込株式会社という社員25人の零細企業でした。」「毎日新聞グループの一員と知って納得しました。」
「毎日折込株式会社のやったことはこれで終わりではありません。毎日新聞系ですから、これくらいはやるだろうとは最初から想定はしていましたが、なんと読売や産経系列の折込会社にまで手をまわして、掲載をストップさせたのです。」「『読売、産経、お前もか』と裏切られた気持ちです。」
「産経新聞、読売新聞そのものは、日本全国腐った新聞オンパレードの中にあって孤軍奮闘している真っ当な新聞です。こんな新聞社であっても子会社はすでに朝鮮化しているところが恐ろしいところです。」
「読売新聞といえば、その実質子会社のテレビ局は日本テレビです。DHCが過日、子会社の株式会社伝々虫を通してスポット広告を申し込んでいたところ、日本テレビは民族差別会社の広告は受けられないと言ってきました。」「私がブログに書いた文章が朝鮮民族に対しての差別的表現になるというのである。日本テレビは会長の大久保好男が日本放送連盟の会長になってから急に左傾化、朝鮮化したといわれている。」
以下は、さして注目すべき点ではないが、吉田嘉明のいつもながらの繰り返しのヘイトコメント。あちこちに八つ当たりの体である。
「『NHKは日本の敵です。つぶしましょう』という私のブログは日本全国に大反響を呼んでおり、その半分は『誰も言えないことをよく言ってくれた。応援しているので体を大切に頑張ってください』という涙が出るほどのうれしいものでした。」
「私が危惧しているのはこういうことです。NHKや朝日新聞や国会議員や弁護士や裁判官や官僚や、はたまた経団連の所属会員等日本の中枢を担っている人たちの大半が今やコリアン系で占められているのは、日本国にとって非常に危険なことではなかろうか、私企業にしてもTBSやサントリーがコリアン系ばかりというのは会社が大きいだけに気持ち悪くありませんかということです。」
「日本の主要ポストにコリアン系ばかりが占めている現状はやはり我々大和民族として忸怩たる思いがするのは自然の感情ではないでしょうか。多すぎるというのは困るということ、そして何よりも日本の悪口を言ったり、日本を貶めるような行動をとったりすることは許せないということです。」
「立憲民主党、日弁連の弁護士、NHK、朝日新聞、東京新聞、週刊文春、週刊金曜日等は特に悪質であり、彼らは日本の敵です。自分たちが朝鮮系の日本人なので、大和民族が大嫌いです。みなさん、今後大変な目に必ず遭遇しますので、注意して観察していてください。」
「わたしのような半ば専門家から見るとコリアン系の好む何百の名前が頭にインプットされており、名前を見ただけで一目瞭然なのです。外見は、小さい目、チョンと粘土を顔にくっつけたような低い鼻、奥に引き締まった小さな口、高い頬骨、張ったえら、突き出た下あごでそれとわかりますが、整形が可能なところなので決定打は後頭部の絶壁です。それでもって私は判定しているのです。」
そして、吉田嘉明の独善性がよく表れた一文。
「私はグローバリズム、多様性という言葉を最も嫌っています。アメリカのトランプ氏と同じ考えです。この美しい歴史のある日本に、グローバリズム、多様性、同性結婚、ジェンダーフリー、夫婦別姓など全く似合いません。何かというと多様性・多様性と口にする政治家の野田聖子、私の最も嫌いな政治家です。日本人(大和民族)は少々見栄えは悪いですが、こんなに性格の美しい民族は先進国の中では断然世界一です。」
引用した吉田の文章を批判する予定であったが、引用するだけで十分なようだ。吉田嘉明という人物の根っからの差別根性が誰の目にも明らかではないか。
初出:「澤藤統一郎の憲法日記」2021.5.21より許可を得て転載
http://article9.jp/wordpress/?p=16932
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion10910:210522〕
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