NNAFJおしらせ
- 2021年 5月 31日
- 催し物案内
- SATO Daisuke
■『汚染水を海に流すな! 6.2 官邸前アピール』
福島第一原発敷地にためられているALPS処理汚染水に関して、政府は海洋放出を決定しました。現在、タンクに貯められている処理汚染水には、約860兆ベクレルのトリチウムが残留し、また、7割以上の水には、ストロンチウム90などのトリチウム以外の放射性物質が、基準を超えて残留しています。東京電力は二次処理をするとしていますが、二次処理した結果、どの放射性物質がどのくらい残留するか、その総量は示されていません。大型タンクへの長期安定的保管、モルタル固化による陸上処分といった代替案については、十分検討されていません。
国・東電は「関係者の理解なしには処分をしない」と約束していました。しかし、最も影響をうけると考えられる漁業関係者は「断固として反対する」という姿勢をくずしていません。
トリチウムは、日本国内外の原発から排出されています。しかし、トリチウムは放射性物質であり、有機結合型のトリチウムが体内に入ったときの影響を懸念する声もあります。これ以上、放射性物質で海を汚すべきではありません。私たちは、福島第一原発敷地のALPS処理汚染水の海洋放出とともに、すべての原発の運転に反対していきたいと思います。
6月5日の世界環境デー、6月8日の世界海洋デーに先立ち、このことを訴えて首相官邸前でアピールを行います。ぜひご参加ください。なお、当日は、台湾、韓国、オーストラリア、フィリピンなどでも汚染水放出反対のアクションが取り組まれます。
日時:6月2日(水)14:00〜14:30
場所:首相官邸前
呼びかけ:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室、FoE Japan
*311団体(24か国)が呼びかける国際署名
「福島原発事故10年、汚染水を海に流さないで 原発もうやめよう!」
http://chng.it/rQ2DWbJk 現在76,390筆(110か国から)
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■「関電原発不正マネー徹底究明!」
『起訴を求める!怒りの市民集会 & 関電株主代表訴訟第2回口頭弁論』
6月4日(金)
午後1時 大阪地裁前ミニ集会、傍聴券抽選
午後2時 第2回口頭弁論開廷
2時半頃〜 怒りの市民集会(堂島ビルヂング9階会議室)
チラシ http://kandenakan.html.xdomain.jp/0604.pdf
関西電力の役員が原発工事等の不正発注で生み出された金品総額3億7千万円を受け取っていた事件。その後、役員報酬の闇補填も明らかになりました。市民3千数百人による告発を行いましたが、不起訴の方針との報道が流れています。任意の事情聴取ではなく、強制捜査を行うなど捜査を尽くして起訴を行えと改めて訴えるための集会を行います。
当日は、真相を明らかにすべく、市民株主49名が現旧役員に損害賠償を求めて提訴した株主代表訴訟の第2回口頭弁論も開かれます。ぜひ傍聴して応援してください。(関電株主代表訴訟原告団、関電の原発マネー不正還流を告発する会)
*ご参加できない方のために、ZOOM配信を行います(6月4日 14:30〜)
https://us02web.zoom.us/j/84374199353?pwd=UWFyeHJPRUJwS0xDR1FTSjVtVFduUT09
ミーティングID: 843 7419 9353 パスコード: 334649
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■『老朽原発うごかすな!大集会inおおさか』
6月6日(日)13:00 (14:30〜デモ)
うつぼ公園(大阪地下鉄四ツ橋線・中央線 本町駅下車)
チラシ https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden
関電と政府は、運転開始後45年を超え、超危険な老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の再稼働を画策しています。
関電は、美浜3号機の6月23日再稼働をめざして、5月23日に燃料装荷を終了し、政府は、美浜3号機再稼働を先例として、全国の原発の60年運転への道を開こうとしています。
大きな抵抗も無くこれを許せば、全国の原発の40年超え運転への道を開くことになるばかりか、韓国など世界の原発の40年超え運転の口実にもされます。
何としても美浜原発3号機の再稼動を阻止しましょう!
ご参加が不可能な方は、全国各地で、6.6大集会に連帯するスタンディングアピールなどの行動をご企画くださるようお願いします。連帯行動を企画頂ける場合、ご一報ください→ kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp 6.6大集会で紹介します。(老朽原発うごかすな!実行委員会)
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ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局
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