9.14濱岡 豊さん学習会 福島甲状腺がん「過剰診断」論の誤り
- 2021年 8月 26日
- 催し物案内
- 放射線被ばくを学習する会温品 惇一
福島県甲状腺検査で、原発事故当時18歳以下だった小児・若者260名(2021年3月末現在)の甲状腺がんが報告され、多発と認められています。福島県の検査以外で甲状腺がんと診断された例も多数明らかになっています。放射線被ばくが多発の原因であるにもかかわらず、福島県・政府は被ばく影響を否定し、「過剰診断」で多発に見えるだけだと主張しています。
甲状腺がんの過剰診断は、超音波検査で中高年の小さな甲状腺がんを見つけて手術した韓国や米国で問題になりました。日本では早くからその対策が講じられています。福島の甲状腺検査で「過剰診断」が生じているというエビデンスは何もありません。にもかかわらず、原発事故による健康被害を認めたくない政府・福島県が、エビデンスもなしに「過剰診断」と言い張り、甲状腺検査で早期発見・早期治療する機会を奪っています。
9月14日(火)夜、濱岡 豊・慶応大学商学部教授に、福島甲状腺がん「過剰診断」論の誤りについてお話しいただきます。濱岡さんはマーケティング・リサーチなどを教えておられますが、統計の知識を活かして、福島甲状腺がんに関する論考を精力的に発表されている異色の研究者です。ぜひご参加ください。
申込み:https://bit.ly/3B7LLPJ
放射線被ばくを学習する会
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