総裁選、そんなに大事ですか?コロナをしっかり抑えてください!
- 2021年 9月 17日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
もううんざりしている。だれが首相になっても、日本はそんなに変わることはない。ただ、首相と合わせて、官房長官、自民党幹事長の顔を、いやでも、毎日、テレビで、見なければならないのが苦痛である。今回の予想される顔ぶれを見るとぞっとする。ニュースは、ネットや新聞だけでもいいのだが。テレビを捨てたという友人たちもいる。だが、つい、見ておかなければの思いに駆られる。
到来することが分かっていた病床ひっ迫への対策をなさないまま、自宅療養という“自宅放置”策をとるに至り、政権を投げ出した。ワクチン担当大臣は、総裁選に全力投球、「来週には予定をお示しできる」と言い続けてきた「お示し大臣」でしかなかったし、今に至っても「三回目のワクチンは確保している」と数字を挙げたが、何のことはない、「政府は来年以降にモデルナ製5000万回分の供給を受ける契約を結んだほか、ファイザーからも1億2000万回分の供給を新たに受ける方向で協議を進めている。これに加えて1億5000万回分の供給契約を結んでいるのが米ノババックス製ワクチンだ。」(夕刊フジ 9月11日)というのが実態で、この時世、製薬会社から何時ひっくり返されるかもわからない。過去にも、納期の延期を隠していたり、前のめりで職場接種を進め、自治体分が足りなくなったり・・・いろいろなことがありました。
相変わらず「口だけ」なんとやらの突破力だの破壊力だのって、マスコミの責任も大きい。
突然の雨だったりで、不安定な天気が続いていたが、きょう、思いっきり浴室の窓をあけると、ほのかなにおいが漂ってきた。
初出:「内野光子のブログ」2021.9.16より許可を得て転載
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