東北フォーラムホームページNo.5 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No. 17
- 2021年 11月 5日
- スタディルーム
- 井上合金事件大村泉東北大学
新着情報No.17 2021年11月3日
《Online-シンポジウム開催のご案内》
深く広がる日本の研究不正 —
「競争的環境」が生み出す没個性のお粗末な不正
本年(2021年)10月9日(土),第28回日本科学者会議(JSA)東北地区シンポジウムが開催されました.このシンポジウムで,日本国内で,研究不正が,研究者からその周辺の「研究者もどき」に広がり,研究不正の盗用対象も,誰もが触れられる既刊の報道にまで及ぶという驚くべき実態が報告されました.
これまでの研究不正の類型に収まらないこれらの不正をも含め,現在わが国で深く広がる研究不正の特徴と対策の方向を解明する必要を痛感し、下記要領でシンポジウムを開催することにしました。ふるってご参加下さい
記
開催日時:2021年11月29日 14時~18時
※シンポジウムはGoogle Meetを使用したオンライン形式で行います。
(定員100名)
◆ 統一テーマ ◆
深く広がる日本の研究不正 —
「競争的環境」が生み出す没個性のお粗末な不正
第1講演(14時~15時
齋藤 文良(東北大学名誉教授・多元物質科学研究所元所長)
矢野 雅文(東北大学名誉教授・電気通信研究所元所長)
演題:「名誉回復と不正を繰り返さないために、今、東北大学がやるべきこと」
第2講演(15時5分~16時5分)
三井 隆弘(岩手大学教育学部准教授)
演題:「教育学系学術論文にみられる多重投稿・自己盗用」
第3講演(16時10分~17時10分)
三宅 勝久(ジャーナリスト)
演題:「ジャーナリストの著作を研究者が“盗用”しても不問なのか?
中京大と大内教授の詭弁」
総合討論(17時15分~18時)
コメンター:原田 英美子(滋賀県立大)、池上 徹(東大)ほか
◆連絡先
E-mail:kagakushinrai(a)gmail.com ※(a)をアットマークで置き換えて下さい。
(科学信頼)
◆参加ご希望の方は、上記メール宛ご一報下さい。
折り返し、シンポジウム参加のためのURL等についてご案内します。
◆主催:日本科学者会議(JSA)助成研究「国立大学法人財務構造及び学長(総長)裁量経費の
経年推移からみた法人化後大学経営の実態」・JSA科学者の権利問題委員会有志
◆主催者代表:大村 泉
追伸
第1講演、第2講演について、関連報告をつぎのURLから読むことができます
大村泉「井上明久東北大元総長の研究不正追及の現況」→ここをクリック
三井隆弘「『教員養成学部における研究不正とその背景ー教員免許制度・学習指導要領への寄生が生む不正』重松公司 日本の科学者(2021年5月号)の補足」→ここをクリック
両者はいずれもJSA宮城支部主催の「日本科学者会議第28回東 北地区シンポジウム」の報告です
初出:「東北フォーラムホームページNo.5 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会」より許可を得て転載:forum.tohoku5th (google.com)
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